| Red Hat Linux 7.0: Official Red Hat Linux リファレンスガイド | ||
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[Installation Type] ダイアログ (Figure 8-11) では、以下に示す 5 つの選択肢が示されます。
[Install Workstation] -- 主としてワークステーションとして使用するシステムへのインストールです。GNOME (または KDE) GUI がロードされ、デスクトップのデフォルトとして GNOME (または KDE) が起動されるようにシステム設定が行われます。インストールプログラムによって、既存 Linux パーティションに含まれるすべてのデータが削除され、新しいバージョン用のディスクパーティショニングの方法が決定され、ロードするソフトウェアパッケージが選択されます。
| 警告 |
ディスクを Windows NT と共有している場合には、この方法を選択しないでください。さもないと、Windows NT をブートすることができなくなります。LILO によって NT のブートローダが上書きされるので、NT がブート不可になります。したがって、カスタムクラスインストールを実行することによって、LILO がマスタブートレコード (MBR) 上にインストールされないように設定しなければなりません。 すでに NT が存在するシステム上にデュアルブート環境を作成するには、MBR ではなく、ルートパーティションの先頭セクタ上に LILO をインストールしなければなりません。忘れずにブートディスクを作成してください。このような場合は、ブートディスクを使用するか、または NT のシステムローダを設定して LILO がルートパーティションの先頭セクタからブートされるようにする必要があります。LILO および NT の設定方法については、http://www.linuxdoc.org/HOWTO/mini/Linux+NT-Loader.htmlをチェックしてください。 |
以下に、ワークステーションクラスのインストールの場合の、ディスク容量の推奨最小要件を示します。
ワークステーションで GNOME を選択 -- 900M
ワークステーションで KDE を選択 -- 900M
ワークステーションで GNOME と KDE の両方を選択 -- 1.1G
すべてのグループパッケージ (たとえば、GNOME は一つのパッケージグループです) を選択し、かつ個別のパッケージも追加選択する場合には、1.7G 以上のディスク容量を用意しておくと良いでしょう。それだけあれば、追加のデータを書き込む余地も確保することができます。
[Install Server System] -- 主としてサーバとして使用するシステムへのインストールです。X Windows System は設定されず、システムブート時に GUI は起動しません。インストールプログラムによって、任意の種類のすべての既存パーティションに含まれるすべてのデータが削除され、新しいバージョン用のディスクパーティショニングの方法が決定され、ロードするソフトウェアパッケージが選択されます。
以下に、サーバクラスのインストールの場合の、ディスク容量の推奨要件を示します。
サーバ (最小) -- 450M
サーバ (すべてを選択) -- 1G
すべてのグループパッケージを選択し、かつ個別のパッケージも追加選択する場合には、1.7G 以上のディスク容量を用意しておくと良いでしょう。それだけあれば、追加のデータを書き込む余地も確保することができます。
[Install Custom System] -- カスタムインストールが実行されます。ディスクのパーティショニングと初期化、インストールするソフトウェアパッケージの選択、および X Windows System とユーザインタフェースの設定方法に関するすべての決定はユーザによって行われます。
以下に、カスタムクラスのインストールの場合の、ディスク容量の推奨要件を示します。
カスタム (最小) -- 250M
カスタム (すべてを選択) -- 1.7G
[Upgrade Existing System] -- 既存のデータを削除せずに、以前のバージョンの Red Hat Linux (3,0,3 以降) をアップグレードします。インストールプログラムはモジュール形式の 2.2.x カーネルおよびインストール済のすべてのソフトウェアパッケージをアップデートします。
アップグレードを選択した際に、インストールプログラムが複数のインストール済 Linux を検出した場合には、どのバージョンをアップグレードするのかが尋ねられます。バージョンを指定した場合、またはインストール済の Linux が一つしかない場合、インストールプログラムは既存のシステムを検証して、どのソフトウェアパッケージをアップデートする必要があるのかを判断してから [Customize Packages to Upgrade] ダイアログを表示します (Figure 8-12)。
[No] と答えると、インストールプログラムは既存パッケージのアップグレードを開始します。
アップグレード対象の個別パッケージの一覧に対して項目を追加または削除したい場合は、[Yes] と答えてください。パッケージ選択ダイアログについては、the section called 個々のパッケージの選択 を参照してください。選択が終了すると、アップグレードが開始されます。
注意:: アップグレードパッケージの中には、正しく動作するために他のパッケージをもインストールする必要があるものもあります。アップグレードプロシージャがそれらの依存問題を処理します。ただし、その場合にはシステム上に存在しないパッケージを追加インストールする必要があるかもしれません。
アップグレードプロセスを実行した場合、既存の設定ファイルには .rpmsave という拡張子が付けられた上で保存され (たとえば、sendmail.cf.rpmsave)、実行されたアクションを示すログが /tmp/upgrade.log に残されます。ソフトウェアが進化するにつれて、設定ファイルのフォーマットが変化することもあるので、変更内容を組み込む前に、元の設定ファイルと新しいファイルを注意深く比較する必要があります。
次に表示されるダイアログは、Figure 8-40 です。このダイアログは、アップグレードが完了するまでの間、画面上に表示されます。