| Red Hat Linux 7.0: Official Red Hat Linux リファレンスガイド | ||
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Red Hat Linux と Apache (任意のバージョンの Red Hat Linux Secure Web Server を含む) をアップグレードする場合は、2 つの問題があることを認識する必要があります。
Red Hat Linux 7.0 に含まれるバージョンの Apache では、DocumentRoot が /var/www/html と設定されています。
Apache の設定ファイル (httpd.conf) がカスタマイズされているかもしれません。その場合はおそらくアップグレードプロセス中にカスタマイズした箇所がどうなるのかを知りたいでしょう (読み続けてください)。
基本的に、DocumentRoot はシステム内のディレクトリであり、その中には Apache Web サーバによって提供する Web ページのほとんどが含まれています。DocumentRoot は、Apache の設定ファイルである httpd.conf の中の一つの設定指令によって設定されています。DocumentRoot 設定指令に詳しくない場合は、詳しい説明について the section called DocumentRoot in Chapter 6 を参照してください。
Red Hat Linux と同梱される旧バージョンの Apache では、DocumentRoot は /home/httpd/html と設定されています。デフォルトの (セキュアでない) バージョンの Apache の設定ファイルでは、DocumentRoot は /usr/local/apache/htdocs と設定されています。あなた (または前任者) がまったく異なる DocumentRoot を使用していた、ということもあり得ます。重要なポイントは - 現在の Red Hat Linux 7.0 では DocumentRoot がデフォルトで /var/www/html と設定されていることです。
これに該当しますか?以前のバージョンの Apache を使用して Web ページを提供していた場合には、該当します。Red Hat Linux 7.0 に同梱される Apache をデフォルト設定で使用すると、以前に別の DocumentRoot から提供されていた Web ページが見つからなく (提供されなく) なります。したがって、以下のステップのいずれかを実行する必要があります。
古い DocumentRoot (/home/httpd/html、/usr/local/apache/htdocs その他) に含まれているファイルのすべてを新しい場所 (/var/www/html) に移動する。
または
Apache の設定ファイルを編集し、DocumentRoot を参照している場所をすべて変更して、古いディレクトリパスに戻します。
どの解決策を選択するのかは、システムの構成によって異なります。一般に、システムで /home を自動マウントしている場合は、/home の中に DocumentRoot を設定したくないでしょう。一方、/var の中にあまり余裕がない場合は、おそらく /var の中に DocumentRoot を設定したくないでしょう。あなた、またはシステム管理者は、システムの構成と Web サーバのニーズに応じて解決策を決める必要があります。Red Hat Linux Secure Web Server のデフォルト設定は、ほとんどのウェブマスターのニーズに対応することを目的としていますが、弊社としても個々のウェブマスターの状況のすべてに適した設定を行うことはできません。
すでに別バージョンの Apache をインストールして、その設定ファイルをカスタマイズしてある場合は、Apache のインストール中に、それらのファイルに .rpmsave という拡張子が付けられ、元のディレクトリの中に保存されます。別バージョンの Apache をインストールしてあるものの、その設定ファイルを変更したことがない場合は、本製品のインストール中にそれらのファイルが上書きされることになります。
Apache をインストールした後で、古い Apache の設定ファイル (httpd.conf.rpmsave) から、カスタマイズした内容を新規インストールした httpd.conf 設定ファイルへとカット&ペーストすることができます。