ステップ 6 - ワークステーションクラスのインストールが最適ですか?

Red Hat Linux には 4 つのクラス、すなわちインストールタイプがありますが、本マニュアルではワークステーションクラスのインストールだけを記載しています。

ワークステーションクラスのインストールで行われること

自動パーティション設定を選択すると、ワークステーションクラスのインストールでは、インストール済のすべてのハードディスクドライブ上のすべての Linux 関連パーティションが削除されて (さらにパーティションが設定されていない空きディスク領域を使用して)、以下のパーティションが作成されます。

注意注意:
 

ワークステーションクラスのインストールでは、少なくとも 900MB MB のディスク領域が必要になります。

このインストールではシステム内のすべてのハードディスクドライブ上のすべての既存 Linux パーティションが削除されます。非 Linux パーティションは削除されません。

ワークステーションクラスのインストールでは、ユーザの選択に従って GNOME または KDE (あるいはその両方) デスクトップ環境、および X Window System をインストールします。

ワークステーションクラスのインストールで行われないこと

ワークステーションクラスのインストールでは、グループパッケージ選択のカスタマイズはできません。 インストールプログラムでパッケージを選択されたくない場合は、カスタムクラスインストールを選択し、ドキュメンテーション CD の『Official Red Hat Linux リファレンスガイド』を参照してください。

注意注意
 

ワークステーションクラスのインストールでは、2 次 OS として Windows NT を併用するデュアルブートシステムを作成しようとしている場合は正しくインストールが行われません。 Windows NT とシステムを共用しようとすると、Windows NT を起動できなくなります。 LILO によって NT のブートローダが上書きされるので、NT がブート不可になります。 したがって、カスタムクラスインストールを実行することによって、LILO がマスタブートレコード (MBR) 上にインストールされないように設定しなければなりません。

注意注意:
 

以前のワークステーションクラスのインストールとは異なり、Red Hat Linux7.0 ワークステーションクラスのインストールを実行しても、ネットワークデーモンxinetd (inet サービス) はインストールされません。 xinetd をインストールしないことにより、より安全なインストールになりますが、fingertelnettalk、および FTP などのインバウンド[1]のネットワーク関連サービスが機能しないことになります。 このようなタイプのサービスが必要な場合は、サーバクラスまたは カスタムクラスのインストールを選択してください。

注意

[1]

インバウンドサービスは、たとえば他のシステムに発信する telnet は行えるが、他のシステムから自分のシステムへの telnet は使用できないことを表しています。