アカウントの設定

[アカウントの設定] 画面では、root のパスワードを設定することができます。 さらに、インストールの完了後にログインするためのユーザアカウントを設定することができます (図 5-12を参照)。

root パスワードの設定

インストールプログラムはシステムに root パスワードを設定するようにいいます。[1] を設定するように指示します。 root パスワードの入力は必須です。 インストールプログラムでは、root パスワードを入力しないと次のセクションに進めません。

root パスワードの長さは少なくとも 6 文字なければなりません。入力するパスワードは画面表示されません。 パスワードは 2 回入力しなければなりません。2 つのパスワードが一致しない場合は、再度入力するように指示されます。

記憶できる root パスワードを選択する必要がありますが、他人が容易に推測できるものであってはなりません。 ユーザの名前、電話番号、qwerty (キーボードの左手用上のキー配列)、password123456 などは好ましくないパスワードの例です。 良いパスワードは、数字、大文字、小文字が混じったもので、辞書にある語を含まないものです。 Aard387vark429BKttKT などです。 パスワードでは大文字/小文字が区別されることを覚えておいてください。 このパスワードは書き留めて、安全な場所に保管してください。

注意注意:
 

このマニュアルで例示されたパスワードをそのまま使うことは避けてください。 上記のパスワードを使用することはセキュリティ上問題があると考えられます。

図 5-12. アカウントの作成

注意注意:
 

root ユーザ (superuser ともいわれます) は全システムに対する完全なアクセス権限を持ちます。そのため、root ユーザとしてログインするのはシステムの保守または管理を行う場合のみに制限してください。

ユーザアカウントの設定

ユーザアカウントを使用すると、他のアカウントを作成するときに root になる必要がなく、安全かつ簡単にコンピュータにログインすることができます。

アカウント名を入力します。 次に、そのユーザアカウント用のパスワードを入力し、確認します。 作成したユーザのフルネームを入力し、Enter キーを押します。 するとアカウント情報がアカウントリストに追加されてユーザアカウントフィールドがクリアされるので、別のユーザを追加することができます。

[新規] を選択して新しいユーザを追加することもできます。 ユーザの情報を入力してから [追加] ボタンを使用して、そのユーザをアカウントリストに追加します。

作成済のユーザを [編集] したり、不要のユーザを [削除] したりすることもできます。

注意

[1]

root パスワードは Red Hat Linux システムの管理パスワードです。 root でのログインは、システム保守が必要な場合だけにしてください。 root でログインしたときに行われた変更は、システム全体およびシステムに作成された全ユーザに影響します。