本章では Red Hat Linux ワークステーションクラスのインストールの全ステップを説明します。 以下の内容について説明します。
インストールプログラムのユーザインタフェースに慣れること
インストールプログラムの起動
インストール方法の選択
インストール時の設定ステップ (言語、キーボード、マウスなど)
インストールの終了
本章の終了時には、Red Hat Linux 7.0 をシステムにインストールする作業が終了していることになります。
グラフィカルユーザインタフェース (GUI) をすでに使用したことのある方であれば、このプロセスの操作は慣れていることでしょう。 経験がない場合でも、マウスを使用して画面を操作し、ボタンを「クリック」するか、テキストフィールドに入力するだけなので簡単です。 また、 Tab および Enter キーを使って、画面の項目を選択することもできます。
GUI インストールプログラムを使用したくない場合は、テキストモードのインストールプログラムを使用することもできます。 テキストモードを使用するには、以下のブートコマンドを入力します。
boot:text |
[ Mouse Not Detected ] 画面 (図 5-1 参照) が表示された場合、インストールプログラムでご使用のマウスが正しく認識できなかったことになります。
この場合、GUI インストールを継続するか、またはマウスを使用する必要のないテキストモードでのインストールを行うか、いずれかを選択できます。 GUI インストールを継続する選択を行った場合は、インストールプログラムにマウス設定情報を入力する必要があります (図 5-4を参照)。
テキストモードでのワークステーションクラスのインストールについての説明は、Chapter 6を参照してください。
テキストモードのカスタムインストールについての説明は、ドキュメンテーション CD の『Official Red Hat Linux リファレンスガイド』を参照してください。
Red Hat Linuxインストールプログラムは、インストールプロセスのダイアログボックス以上のものを提供します。 各種の診断メッセージを利用することができ、またシェルプロンプトからコマンドを入力するという方法もあります。 この情報は、5 つの仮想コンソール上に表示されます。この仮想コンソールの切り換えは一回のキー入力で行うことができます。
Red Hat Linuxのインストール中に問題が発生した場合には、このような仮想コンソールが役に立ちます。 インストールコンソールまたはシステムコンソール上に表示されるメッセージは、問題を特定する上で参考になります。 仮想コンソール、コンソールを切り換えるためのキー入力、およびその内容の一覧については、「表 5-1」を参照してください。
一般に、インストール時の問題を診断しようと試みる場合を除き、デフォルトのコンソール (仮想コンソールの 7 番) から切り換える必要はありません。 ただし、興味があれば、色々と切り換えてみてください。