Chapter 12. Gnome-RPM および RPM の使用法

Table of Contents
RPM の利点
Gnome-RPM の使用法
新しいパッケージのインストール
基本設定
パッケージの操作
シェルプロンプトからの RPM の使用
パッケージの「署名」確認

RPM の利点

RPM は、「RPM Package Manager」を短く表現したものです。その中心的となる、RPM は Red Hat Linux で利用できるもっとも便利なテクノロジーの 1 つです。その利便性は Linux ユーザだけに留まらず、Red Hat 社では他のベンダに RPM システムの使いやすさを自社の製品に組み込むよう検討を奨めています (システムは GPL の品名で頒布されている場合もあります)。

アプリケーションをインストール、または削除したい場合ですか?大丈夫。すでにあるアプリケーションをアップグレードする場合?簡単です。簡単なコマンドを入力するかいくつかボタンを押すだけで、あとはプロセスが自動的に処理してくれます。

また、RPM は、パッケージの内容を表示する便利なツール、およびその他の基本的ファイル保守、システム保守機能も備えています。

RPM は、当初からパッケージをユーザシステム上で簡単、安全に出し入れすることを意図されていました。通常、RPM パッケージ (アプリケーションの場合、時としてプリコンパイル済みバイナリと呼ばれます) をインストールする唯一の要件は、root ユーザとして正しいボタンを押すことだけです!

RPM パッケージの作業は、GUI フロントエンドとシェルプロンプトのどちらで行うかを選択できます。Gnome-RPM は Red Hat Linux 6.0 で導入されたグラフィカル RPM ツールです。Gnome-RPM の代替機能として、Xterm ウィンドウのシェルプロンプトから発行できるさまざまな RPM コマンドがあります。

本章では Gnome-RPM およびシェルプロンプトから使用する RPM のいくつかの基本的な機能を説明します。Gnome-RPM および RPM のより詳しい説明は、ドキュメンテーション CD の『Official Red Hat Linux リファレンスガイド』の関連各章、またはオンラインサイト http://www.redhat.com/support/manuals を参照してください。

root が必須: RPM はシステムに変更を及ぼしますから、ほとんどの機能に関して、Gnome-RPM およびシェルプロンプトから RPM を使用するためには root になる必要があります。

root への切り替え

root への切り替えはユーザアカウントから簡単に行うことができます。

su コマンドを使用すれば、ユーザアカウントから root に一時的に切り替えることができます。root になれば、パッケージのインストール、削除、実行、およびシステムファイルの保守を行うことができます。

ただし、root になっている場合、意図せずにシステムに損傷を与える可能性もありますから、操作は注意して行ってください!

シェルプロンプトで、[su] と入力するだけです。以下のような画面が表示されます。

[you@localhost you]$su
Password:
root パスワード
[root@localhost you]#

これで root になりましたから、Gnome-RPM を起動し、シェルプロンプトから RPM コマンドを実行することができます。