Chapter 11. Linuxconf について

Linuxconf における新規アカウントの作成

システム管理用として使用できる強力なツールの 1 つが、Linuxconf です。Linuxconf を使用すれば、アカウントの追加と操作、システム活動の監視、システムの起動方法の制御などを行うことができます。

ここでは、ユーザアカウントの作成を通じて Linuxconf の使用方法を簡単に説明します。アカウントを用いた作業の詳細を含め、Linuxconf の機能に関する詳細については、ドキュメント CDの 『Official Red Hat Linux リファレンスガイド』のシステム設定セクションの章を参照してください。

アカウントに関する各種の設定が可能な Linuxconf を使用すれば、自分自身あるいは他人のユーザアカウントを作成するのは非常に簡単です。

Linuxconf を使用するには、root としてログインします。root としてログインすることも、自分のユーザアカウントから root になることもできます。ユーザアカウントから root になるには、Xterm を開いて[su] と入力し、次に root のパスワードを入力します。

root になったら、linuxconf と入力して開始します。

詳細について: 下記の公式 Web サイトを検索すれば、Linuxconf についてより詳しく学習することができます: http://www.solucorp.qc.ca/linuxconf/

Figure 11-1. Linuxconf におけるユーザアカウントエントリの検索

アカウントを追加する場合、左側パネルにあるメニューを [Users accounts] というエントリまで 3 分の 1 ほどスクロールダウンします。エントリの隣りに「+」 がある場合は、そこにカーソルを合わせ、「+」をクリックします。

Xterm ウィンドウの終了方法: Xterm ウィンドウを終了するには、プロンプトに対して [exit] と入力するか、何らかのウィンドウマネージャにおいて、ウィンドウの右上角にある [X] をクリックします。

そうすると、メニューが展開されて、[Users accounts] にリストアップされているエントリが表示されます。サブエントリは Figure 11-2 のようになります。

[Normal] の下にある [User accounts] エントリをマウスの左ボタンでクリックします。

そうすると、右側のパネルに、現在のユーザアカウントのボックスが (Figure 11-2 に示すように) 表示されます。

Figure 11-2. Linuxconf におけるユーザアカウント

右側パネルの下の方で、[Quit] ボタンと [Help] ボタンの間にある [Add] ボタンをクリックします。

そうすると、[User account creation] という名前のダイアログが表示されます。ここで、以下の項目に値を入力します。[Login name]; [Full name] および [group]

まず、[The account is enabled]」という見出しの隣りのボタンが押し下げられた状態にあることを確認します。

次に、ログイン名を入力します。覚えやすい名前にしてください (複雑にする必要があるのはパスワードです。パスワードについては、後述の … でより詳しく説明します)。それから、ユーザのフルネームを入力することができます。

Figure 11-3. Linuxconf でのユーザ追加

アカウントとグループ: すべてのユーザのアカウントは少なくとも 1 つのグループに属しています。グループは、ファイルのアクセス権限を決定するために使用されます。ユーザアカウントのデフォルトのグループは、選択するログイン名となります (例えば、newuser という名前のグループ)。

終了すると、エントリはFigure 11-2のように表示されるはずです。

ここで、[Accept] とマークされたボタンをクリックします。

これで、ほぼ終了しました。次に、パスワードについて説明します。

パスワードは、第三者の視覚あるいは不当な行為からシステムを保護する最善策の 1 つです。ユーザ自身しか知らない安全なパスワードを使用すれば、システムの安全性を維持する重要なステップを踏み出したことになります。

Figure 11-4. Linuxconf でのユーザアカウントパスワードの作成

root とユーザアカウントのどちらの場合でも、パスワードは一意で、覚えやすいものでなければなりません。(パスワードをメモ用紙に書き込み、モニタに貼り付けている場合、パスワードで十分に保護されていないことになります。)

一意で、覚えやすいパスワードとは。パスワードには、数字と文字の両方を含めるようにします。以下に例を示します。

さらに付け加えれば、パスワードは、大文字小文字および数字を含め、少なくとも 6 文字の長さが必要です。(インストールの時に、MD5 Passwords を有効化した場合、256 文字の長さのパスワードを作成することができます。)

記憶できるパスワードを決めたら、それを表示されたボックスに入力します。パスワードそのものは表示されず、アスタリスクが入力した字数分だけ表示されます (図Figure 11-4を参照)。

その後、[Accept] ボタンをクリックします。

確認のため、パスワードを再度入力するように要求されます。最初と同じで、入力したパスワードは表示されません。

終了すると、アカウントパネルにリストアップされたアカウントが表示されます (一例として、Figure 11-5を参照)。

これがパスワードに関するすべてです。

Figure 11-5. Linux における新規ユーザアカウント

安全性をさらに確保するために、パスワードは時々変更してください。ユーザアカウントから、アカウント名をクリックし、下部に [Passwd] とマークされたボックスをクリックして、パスワードを変更することができます。

root のパスワードは安全ですか。: ユーザアカウントを作成したところで、root のアカウントパスワードの安全性についても再考したほうが良いでしょう。この root のパスワードも、[Change root password] 項目をクリックして、Linuxconf から簡単に変更することができます。

アカウントの修正方法、あるいは他のアカウントプロシージャの実行方法についての詳細は、ドキュメント CD にある『Official Red Hat Linux リファレンスガイド』の「System Configuration」の章を参照してください。