どんなオペレーティングシステムでも、システムの核になる部分のアップ
グレードは簡単ではありません。Red Hat Linux の他の部分と異なり、
普通にrpm -Uvhを実行してからシステムを再起動してしまうと、
もうマシンが動かなくなるかもしれません。
カーネルのアップグレードには特殊な事情があります。アップデートの作業を通して、 あなたは自分自身の忍耐力が一体どれほどのものか、推し量ることが出来るでしょう。 しかし、適切な手引きがあれば必ず出来るはずです。慌てず、冷静に作業を行うことと同時に、 万一に備えて、ブートフロッピーを用意することを忘れないで下さい。
このガイドに従えば、あなたがお使いの Red Hat Linux 4.2 以降 のシステムを、正誤情報に載っている最新のカーネル RPM にアップグレード することができるはずです。必要なファイルのダウンロード、調べておく こと、アップグレードを行ってシステムが機能するようになるまでの手順を 追っていきます。
注意: ソースからコンパイルした独自のカーネルを使用している 場合でも、このガイドの手順に従うことができますが、多少修正を必要とする 箇所があるかもしれません。この場合は、デフォルトカーネルからの変更点を 書き残しておくことと、問題が生じた場合に備えてきちんと動作する救助 フロッピーを用意しておくことをお勧めします。[この2点はどんな時でも 有益なアドバイスです。]
このガイドはインテルベースのシステムに合わせて作成 されています。私が例に使用するのはバージョン 5.2 の システムです。リリース 4.x あるいは 5.x のシステム において 2.2.x カーネルにアップグレードする場合は、 Updating to the 2.2 Kernelを参照して ください。Alpha や Sparc マシンの場合は、各プラット フォーム向けに書かれた部分をお読みください。