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重要(Important):thunderbirdのセキュリティアップデート

アドバイスID: RHSA-2005:601-07
最終更新日: 2005-07-21
影響のあるプロダクト: Red Hat Desktop (v. 4)
Red Hat Enterprise Linux AS (v. 4)
Red Hat Enterprise Linux ES (v. 4)
Red Hat Enterprise Linux WS (v. 4)
CVEs (cve.mitre.org): CAN-2005-0989
CAN-2005-1159
CAN-2005-1160
CAN-2005-1532
CAN-2005-2261
CAN-2005-2265
CAN-2005-2266
CAN-2005-2269
CAN-2005-2270

Security Advisory   セキュリティ・アドバイス

概要:

さまざまなバグを修正したthunderbirdのアップデートパッケージがRed Hat Enterprise Linux 4で利用可能になりました。

このアップデートは、レッドハットセキュリティ対策チームによって、深刻度「重要(Important)」のセキュリティ問題と評価されています。

Mozilla Thunderbirdは、スタンドアロンのメールおよびニュースグループクライアントです。

Thunderbirdが正規表現文字列の置き換え時に匿名機能を処理する方式にバグが見つかりました。悪意のあるHTMLメールによって、クライアントのメモリのランダムブロックがキャプチャされる可能性があります。「Common Vulnerabilities and Exposures」プロジェクトにより、この問題はCAN-2005-0989と命名されています。

ThunderbirdがXPInstall関連の複数のJavaScriptオブジェクトを確認する処理でバグが見つかりました。悪意のあるHTMLメールによって他のオブジェクトがXPInstallオブジェクトに渡され、JavaScriptインタプリタがメモリ内の任意の位置にジャンプする可能性があります(CAN-2005-1159)。

Thunderbirdの特権UIコードによるコンテンツウィンドウのDOMノードの処理でバグが見つかりました。ユーザがリンクのクリックやコンテキストメニューのオープンといった平凡な操作を実行したときに、HTMLメッセージによって悪意のあるJavaScriptコードがインストールされたり、データが盗まれたりする可能性があ ります(CAN-2005-1160)。

ThunderbirdがJavaScriptコードを実行する処理でバグが見つかりました。JavaScriptがHTMLメールから実行される場合は、制限付きのアクセスレベルで実行し、危険な操作を防止する必要があります。悪意のあるHTMLメールが上位の権限でJavaScriptコードを実行することにより、保護されたデータと機能にアクセスする可能性があります(CAN-2005-1532)。

ThunderbirdがXBLコントロールでJavaScriptを実行する処理でバグが見つかりました。 悪意のあるHTMLメールによってこの脆弱性が利用され、JavaScriptが無効になっている場合でも他のJavaScriptベースの攻撃が実行される可能性があります(CAN-2005-2261)。

Thunderbirdによる一部のJavaScript関数の処理でバグが見つかりました。悪意のあるHTMLメールによって不正なJavaScriptコードが実行され、クライアントがクラッシュする可能性があります(CAN-2005-2265)。

Thunderbirdの子フレームの処理でバグが見つかりました。フレームを使用した悪意のあるHTMLメールにより、親フレームから機密情報が盗まれる可能性があります(CAN-2005-2266)。

ThunderbirdによるDOMノード名の処理でバグが見つかりました。悪意のあるHTMLメールによってDOMノード名が上書きされ、一部のクローム特権の動作により悪意のあるJavaScriptが実行される可能性があります(CAN-2005-2269)。

Thunderbirdがベースオブジェクトを複製する処理でバグが見つかりました。HTMLコンテンツがプロトタイプチェーンをさかのぼり、クローム特権オブジェクトへのアクセス権を取得する可能性があります(CAN-2005-2270)。

Thunderbirdのユーザは、Thunderbirdバージョン1.0.6を含み、これらの問題に対する脆弱性のない上記アップデートパッケージにアップグレードしてください。

アップデート・パッケージ:

Red Hat Desktop (v. 4)

SRPMS:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.src.rpm     4ca651b5dc57453928592fd044c5ec06
 
IA-32:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.i386.rpm     360f828a103407017b5b55080c2abce2
 
x86_64:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.x86_64.rpm     a2eed99f760e2a273fbf33f47224ba49
 
Red Hat Enterprise Linux AS (v. 4)

SRPMS:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.src.rpm     4ca651b5dc57453928592fd044c5ec06
 
IA-32:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.i386.rpm     360f828a103407017b5b55080c2abce2
 
IA-64:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.ia64.rpm     5dc22069eb5347949c82b03a817aab67
 
PPC:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.ppc.rpm     c789ef4e880198bf62c1d5ce6ce45a1a
 
s390:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.s390.rpm     04de8ac6a39f91872cf0fea9a1d095e6
 
s390x:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.s390x.rpm     8f157d7f59e420e847b4fc35848dcb29
 
x86_64:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.x86_64.rpm     a2eed99f760e2a273fbf33f47224ba49
 
Red Hat Enterprise Linux ES (v. 4)

SRPMS:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.src.rpm     4ca651b5dc57453928592fd044c5ec06
 
IA-32:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.i386.rpm     360f828a103407017b5b55080c2abce2
 
IA-64:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.ia64.rpm     5dc22069eb5347949c82b03a817aab67
 
x86_64:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.x86_64.rpm     a2eed99f760e2a273fbf33f47224ba49
 
Red Hat Enterprise Linux WS (v. 4)

SRPMS:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.src.rpm     4ca651b5dc57453928592fd044c5ec06
 
IA-32:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.i386.rpm     360f828a103407017b5b55080c2abce2
 
IA-64:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.ia64.rpm     5dc22069eb5347949c82b03a817aab67
 
x86_64:
thunderbird-1.0.6-1.4.1.x86_64.rpm     a2eed99f760e2a273fbf33f47224ba49
 
(The unlinked packages above are only available from the Red Hat Network)

解決法:

このアップデートを適用する前に、システムに関連するリリース済の errata が適用済であることをご確認ください。
それぞれのアーキテクチャで全てのRPMをアップデートするには、以下のコマンドを実行してください:

rpm -Fvh [filename]

[filename] は、アップデートしたいRPMのファイル名です。現在インストールされているパッケージのみ、アップグレードされます。現在いるディレクトリにインストールしたいRPM *しか* 無い場合には、 ワイルドカード (*.rpm) も使うことができます。
このアップデートは、Red Hat Network 経由でも行なえます。アップデートを適用する非常に簡便な方法です。Red hat Network をご利用になるには、以下のコマンドで、アップデートエージェントを起動してください。

up2date

このコマンドで、システムに適切なRPMをアップグレードする対話形式のプロセスを起動します。

バグジラ:  (詳細は、こちらbugzilla[英語]を御覧ください。)

163285 - CAN-2005-0989 multiple thunderbird issues (CAN-2005-1159 CAN-2005-1160 CAN-2005-1532 CAN-2005-2261 CAN-2005-2265 CAN-2005-2266 CAN-2005-2269 CAN-2005-2270)

参照:

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2005-0989
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2005-1159
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2005-1160
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2005-1532
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2005-2261
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2005-2265
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2005-2266
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2005-2269
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2005-2270


ここに在るパッケージはセキュリティの為、 Red Hat, Inc. によって、 GPG 認証されています。キーは以下から利用可能になっています:
http://www.redhat.com/about/contact.html

各パッケージを確認するには次のコマンドをご利用ください: rpm --checksig filename
各パッケージが壊れていないか、もしくは改ざんされていないかを確認するには、以下のコマンドで MD5 チェックサムをお調べください: rpm --checksig --nogpg filename
注意: GnuPG キーをチェックするためには、RPM 3.0 以上が必要です。