Skip to content

サポート   >  セキュリティー&アップデート/ERRATA

低(Low):rshのセキュリティアップデート

アドバイスID: RHSA-2005:165-03
最終更新日: 2005-06-08
影響のあるプロダクト: Red Hat Desktop (v. 4)
Red Hat Enterprise Linux AS (v. 4)
Red Hat Enterprise Linux ES (v. 4)
Red Hat Enterprise Linux WS (v. 4)
CVEs (cve.mitre.org): CAN-2004-0175

Security Advisory   セキュリティ・アドバイス

概要:

さまざまなバグと理論上のセキュリティ問題を修正したrshのアップデートパッケージが利用可能になりました。

このアップデートは、レッドハットセキュリティ対策チームによって、深刻度「低(low)」のセキュリティ問題と評価されています。

rshパッケージには、rsh、rlogin、およびrcpコマンドを使用したリモートマシンでのコマンド実行、他のマシンへのログイン、およびマシン間でのファイルコピーを可能にする一連のプログラムが含まれています。これら3つのコマンドでは、すべてrhosts方式の認証を使用します。

rcpプロトコルを利用すると、サーバからクライアントに対して、カレントディレクトリの外部にある任意のファイルに書き込みを行うよう指示することが可能です。これにより、ユーザがrcpを使用して悪意のあるサーバからファイルをコピーする場合、セキュリティ問題が発生する可能性があります。「Common Vulnerabilities and Exposures」プロジェクト(cve.mitre.org)により、この問題はCAN-2004-0175と命名されています。

これらのアップデートパッケージでは、次のバグにも対処しています。

rlogindサーバが「SIGCHLD set to SIG_IGN but calls wait()」メッセージをシステムログに報告していました。原因は、LinuxへのオリジナルBSDコードの移植に誤りがあったことです。

クライアントのホスト名がDNSサービスに含まれていないシステムでは、rexecd サーバが機能しませんでした。原因は、サーバのコードで新しい接続のたびに gethostbyaddr()をコールしていたことです。

rcpコマンドで誤って「errno」変数が使用され、間違ったエラーメッセージが生成されていました。

rexecdコマンドで、/etc/security/limitsファイル内の設定が無視されていました。原因は、PAMセッションの初期化に誤りがあったことです。

rshのすべてのユーザは、これらの問題を解決する上記アップデートパッケージにアップグレードしてください。

アップデート・パッケージ:

Red Hat Desktop (v. 4)

SRPMS:
rsh-0.17-25.3.src.rpm     cd810d79ebe62b9dd73ccfcd9a82ba42
 
IA-32:
rsh-0.17-25.3.i386.rpm     e0b1f41ff4027f07e56c6c3a815beac5
rsh-server-0.17-25.3.i386.rpm     119de22692c472215c0bd5abd4ad437a
 
x86_64:
rsh-0.17-25.3.x86_64.rpm     fdb219bb4f76ef3add60d5dda6e583d4
rsh-server-0.17-25.3.x86_64.rpm     ae5b1069589042712574a22b67a4d888
 
Red Hat Enterprise Linux AS (v. 4)

SRPMS:
rsh-0.17-25.3.src.rpm     cd810d79ebe62b9dd73ccfcd9a82ba42
 
IA-32:
rsh-0.17-25.3.i386.rpm     e0b1f41ff4027f07e56c6c3a815beac5
rsh-server-0.17-25.3.i386.rpm     119de22692c472215c0bd5abd4ad437a
 
IA-64:
rsh-0.17-25.3.ia64.rpm     85191a2e9573743b281dd62446bf4dcc
rsh-server-0.17-25.3.ia64.rpm     44f1d4d7955056579b16a1f29b93652c
 
PPC:
rsh-0.17-25.3.ppc.rpm     6f70af890d4f627898554f46e9b642e9
rsh-server-0.17-25.3.ppc.rpm     c079a7a6384240c8d9f08e9bdbdd6311
 
s390:
rsh-0.17-25.3.s390.rpm     8c6ce8d07095d070a0b8caa7eaecb418
rsh-server-0.17-25.3.s390.rpm     df47c3a52b2fb41a9bfc34b603078c21
 
s390x:
rsh-0.17-25.3.s390x.rpm     b409a5341be41047d537d61e49066895
rsh-server-0.17-25.3.s390x.rpm     af94e8b18e8e3c2c4f7d116ac0ff27cc
 
x86_64:
rsh-0.17-25.3.x86_64.rpm     fdb219bb4f76ef3add60d5dda6e583d4
rsh-server-0.17-25.3.x86_64.rpm     ae5b1069589042712574a22b67a4d888
 
Red Hat Enterprise Linux ES (v. 4)

SRPMS:
rsh-0.17-25.3.src.rpm     cd810d79ebe62b9dd73ccfcd9a82ba42
 
IA-32:
rsh-0.17-25.3.i386.rpm     e0b1f41ff4027f07e56c6c3a815beac5
rsh-server-0.17-25.3.i386.rpm     119de22692c472215c0bd5abd4ad437a
 
IA-64:
rsh-0.17-25.3.ia64.rpm     85191a2e9573743b281dd62446bf4dcc
rsh-server-0.17-25.3.ia64.rpm     44f1d4d7955056579b16a1f29b93652c
 
x86_64:
rsh-0.17-25.3.x86_64.rpm     fdb219bb4f76ef3add60d5dda6e583d4
rsh-server-0.17-25.3.x86_64.rpm     ae5b1069589042712574a22b67a4d888
 
Red Hat Enterprise Linux WS (v. 4)

SRPMS:
rsh-0.17-25.3.src.rpm     cd810d79ebe62b9dd73ccfcd9a82ba42
 
IA-32:
rsh-0.17-25.3.i386.rpm     e0b1f41ff4027f07e56c6c3a815beac5
rsh-server-0.17-25.3.i386.rpm     119de22692c472215c0bd5abd4ad437a
 
IA-64:
rsh-0.17-25.3.ia64.rpm     85191a2e9573743b281dd62446bf4dcc
rsh-server-0.17-25.3.ia64.rpm     44f1d4d7955056579b16a1f29b93652c
 
x86_64:
rsh-0.17-25.3.x86_64.rpm     fdb219bb4f76ef3add60d5dda6e583d4
rsh-server-0.17-25.3.x86_64.rpm     ae5b1069589042712574a22b67a4d888
 
(The unlinked packages above are only available from the Red Hat Network)

解決法:

このアップデートを適用する前に、システムに関連するリリース済の errata が適用済であることをご確認ください。
それぞれのアーキテクチャで全てのRPMをアップデートするには、以下のコマンドを実行してください:

rpm -Fvh [filename]

[filename] は、アップデートしたいRPMのファイル名です。現在インストールされているパッケージのみ、アップグレードされます。現在いるディレクトリにインストールしたいRPM *しか* 無い場合には、 ワイルドカード (*.rpm) も使うことができます。
このアップデートは、Red Hat Network 経由でも行なえます。アップデートを適用する非常に簡便な方法です。Red hat Network をご利用になるには、以下のコマンドで、アップデートエージェントを起動してください。

up2date

このコマンドで、システムに適切なRPMをアップグレードする対話形式のプロセスを起動します。

バグジラ:  (詳細は、こちらbugzilla[英語]を御覧ください。)

146978 - RHEL4: rexecd does not set limits on /etc/security/limits
146979 - RHEL4: rcp gives incorrect error report when file system writes fai

参照:

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0175

キーワード:

rcp, rsh-server

ここに在るパッケージはセキュリティの為、 Red Hat, Inc. によって、 GPG 認証されています。キーは以下から利用可能になっています:
http://www.redhat.com/about/contact.html

各パッケージを確認するには次のコマンドをご利用ください: rpm --checksig filename
各パッケージが壊れていないか、もしくは改ざんされていないかを確認するには、以下のコマンドで MD5 チェックサムをお調べください: rpm --checksig --nogpg filename
注意: GnuPG キーをチェックするためには、RPM 3.0 以上が必要です。