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セキュリティ欠陥とバグを修正したgtk2のアップデートパッケージ

アドバイスID: RHSA-2004:466-12
最終更新日: 2004-09-15
影響のあるプロダクト: Red Hat Desktop (v. 3)
Red Hat Enterprise Linux AS (v. 3)
Red Hat Enterprise Linux ES (v. 3)
Red Hat Enterprise Linux WS (v. 3)
CVEs (cve.mitre.org): CAN-2004-0753
CAN-2004-0782
CAN-2004-0783
CAN-2004-0788

Security Advisory   セキュリティ・アドバイス

概要:

複数のセキュリティ欠陥とバグを修正したgtk2のアップデートパッケージが利用可能になりました。

gtk2パッケージには、GIMP ToolKit(GTK+)、つまりX Window Systemのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)用のライブラリが含まれています。

以前に修正したQtの欠陥(CAN-2004-0691)のテスト中に、gtk2のBMP画像プロセッサに欠陥が発見されました。攻撃者が巧妙に作成したBMPファイルを利用し、そのファイルを開いたときにアプリケーションを無限ループに入れてユーザ入力に応答しないようにさせることができます。「Common Vulnerabilities and Exposures」プロジェクト(cve.mitre.org)により、この問題はCAN-2004-0753と命名されています。

セキュリティの監査中に、XPM画像デコーダに1件のスタックオーバーフローと1件のヒープオーバーフローをChris Evans氏が発見しました。巧妙に作成したXPMファイルを利用してgtk2にリンクされているアプリケーションを開いたときにそのアプリケーションをクラッシュさせたり任意のコードを実行させたりできます(CAN-2004-0782、CAN-2004-0783)。

また、ICO画像デコーダに1件の整数オーバーフローがあることもChris Evansは発見しました。巧妙に作成したICOファイルを利用し、gtk2にリンクされているアプリケーションを開いたときにそのアプリケーションをクラッシュさせることができます(CAN-2004-0788)。

今回のgtk2のアップデートパッケージでは、Hummingbird、ReflectionX、X-Win32などのさまざまなXサーバ上で発生するいくつかのキーの組み合せのバグも修正されています。サーバがスイスドイツ語、スイスフランス語、またはフランス語(標準)キーボード配列の使用を設定した場合、Mode_Switchedの文字をGTKベースのアプリケーションに入力できなくなりました。

gtk2のユーザは、これらの問題に対して脆弱性のないバックポートパッチを含んだ上記アップデートパッケージにアップグレードすることをお勧めします。

アップデート・パッケージ:

Red Hat Desktop (v. 3)

AMD64:
gtk2-2.2.4-8.1.x86_64.rpm     7c5c8d7447e340310576c2909985268c
gtk2-devel-2.2.4-8.1.x86_64.rpm     8ebd7aea9fe419a1e60c1405fae01f5a
 
SRPMS:
gtk2-2.2.4-8.1.src.rpm     6ac62a2aeab6c7a99ff4b3a657530f89
 
i386:
gtk2-2.2.4-8.1.i386.rpm     37607c300bef5d9dd9858474031f582c
gtk2-devel-2.2.4-8.1.i386.rpm     2d0c1fe11fc0a9a165debb0cbac24b4e
gtk2-2.2.4-8.1.i386.rpm     37607c300bef5d9dd9858474031f582c
 
Red Hat Enterprise Linux AS (v. 3)

AMD64:
gtk2-2.2.4-8.1.x86_64.rpm     7c5c8d7447e340310576c2909985268c
gtk2-devel-2.2.4-8.1.x86_64.rpm     8ebd7aea9fe419a1e60c1405fae01f5a
 
SRPMS:
gtk2-2.2.4-8.1.src.rpm     6ac62a2aeab6c7a99ff4b3a657530f89
 
i386:
gtk2-2.2.4-8.1.i386.rpm     37607c300bef5d9dd9858474031f582c
gtk2-devel-2.2.4-8.1.i386.rpm     2d0c1fe11fc0a9a165debb0cbac24b4e
gtk2-2.2.4-8.1.i386.rpm     37607c300bef5d9dd9858474031f582c
 
ia64:
gtk2-2.2.4-8.1.ia64.rpm     b3b57ef2a9b4c577cad9639fd194db14
gtk2-devel-2.2.4-8.1.ia64.rpm     cf89006e9943f4b23aeb7a410c91c542
 
ppc:
gtk2-2.2.4-8.1.ppc.rpm     766df9da1dca48a5f110dc96b9c29015
gtk2-devel-2.2.4-8.1.ppc.rpm     eadbbab509000019eae608a8748cfbde
 
s390:
gtk2-2.2.4-8.1.s390.rpm     a3692edac044b25e4c8c2012437888e7
gtk2-devel-2.2.4-8.1.s390.rpm     f1821966b229cd61264b9af61fafdb88
 
s390x:
gtk2-2.2.4-8.1.s390x.rpm     e45909f903fc90707ef451051d31853c
gtk2-devel-2.2.4-8.1.s390x.rpm     4190a6fdeed17fe104def7551c1ea51e
 
Red Hat Enterprise Linux ES (v. 3)

AMD64:
gtk2-2.2.4-8.1.x86_64.rpm     7c5c8d7447e340310576c2909985268c
gtk2-devel-2.2.4-8.1.x86_64.rpm     8ebd7aea9fe419a1e60c1405fae01f5a
 
SRPMS:
gtk2-2.2.4-8.1.src.rpm     6ac62a2aeab6c7a99ff4b3a657530f89
 
i386:
gtk2-2.2.4-8.1.i386.rpm     37607c300bef5d9dd9858474031f582c
gtk2-devel-2.2.4-8.1.i386.rpm     2d0c1fe11fc0a9a165debb0cbac24b4e
gtk2-2.2.4-8.1.i386.rpm     37607c300bef5d9dd9858474031f582c
 
ia64:
gtk2-2.2.4-8.1.ia64.rpm     b3b57ef2a9b4c577cad9639fd194db14
gtk2-devel-2.2.4-8.1.ia64.rpm     cf89006e9943f4b23aeb7a410c91c542
 
Red Hat Enterprise Linux WS (v. 3)

AMD64:
gtk2-2.2.4-8.1.x86_64.rpm     7c5c8d7447e340310576c2909985268c
gtk2-devel-2.2.4-8.1.x86_64.rpm     8ebd7aea9fe419a1e60c1405fae01f5a
 
SRPMS:
gtk2-2.2.4-8.1.src.rpm     6ac62a2aeab6c7a99ff4b3a657530f89
 
i386:
gtk2-2.2.4-8.1.i386.rpm     37607c300bef5d9dd9858474031f582c
gtk2-devel-2.2.4-8.1.i386.rpm     2d0c1fe11fc0a9a165debb0cbac24b4e
gtk2-2.2.4-8.1.i386.rpm     37607c300bef5d9dd9858474031f582c
 
ia64:
gtk2-2.2.4-8.1.ia64.rpm     b3b57ef2a9b4c577cad9639fd194db14
gtk2-devel-2.2.4-8.1.ia64.rpm     cf89006e9943f4b23aeb7a410c91c542
 
(The unlinked packages above are only available from the Red Hat Network)

解決法:

このアップデートを適用する前に、システムに関連するリリース済の errata が適用済であることをご確認ください。
それぞれのアーキテクチャで全てのRPMをアップデートするには、以下のコマンドを実行してください:

rpm -Fvh [filename]

[filename] は、アップデートしたいRPMのファイル名です。現在インストールされているパッケージのみ、アップグレードされます。現在いるディレクトリにインストールしたいRPM *しか* 無い場合には、 ワイルドカード (*.rpm) も使うことができます。
このアップデートは、Red Hat Network 経由でも行なえます。アップデートを適用する非常に簡便な方法です。Red hat Network をご利用になるには、以下のコマンドで、アップデートエージェントを起動してください。

up2date

このコマンドで、システムに適切なRPMをアップグレードする対話形式のプロセスを起動します。

バグジラ:  (詳細は、こちらbugzilla[英語]を御覧ください。)

130450 - CAN-2004-0753 bmp image loader DOS

参照:

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0753
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0782
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0783
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0788
http://bugzilla.gnome.org/show_bug.cgi?id=150601
http://bugzilla.gnome.org/show_bug.cgi?id=144808



ここに在るパッケージはセキュリティの為、 Red Hat, Inc. によって、 GPG 認証されています。キーは以下から利用可能になっています:
http://www.redhat.com/about/contact.html

各パッケージを確認するには次のコマンドをご利用ください: rpm --checksig filename
各パッケージが壊れていないか、もしくは改ざんされていないかを確認するには、以下のコマンドで MD5 チェックサムをお調べください: rpm --checksig --nogpg filename
注意: GnuPG キーをチェックするためには、RPM 3.0 以上が必要です。