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セキュリティ脆弱性を解消したIA64カーネルのアップデート パッケージ

アドバイスID: RHSA-2004:106-10
最終更新日: 2004-04-21
影響のあるプロダクト: Red Hat Enterprise Linux AS (v. 2.1)
Red Hat Linux Advanced Workstation 2.1 for the Itanium Processor
CVEs (cve.mitre.org): CAN-2002-1574
CAN-2004-0003
CAN-2004-0010
CAN-2004-0077
CAN-2004-0109

Security Advisory   セキュリティ・アドバイス

概要:

ローカルのユーザーがルート権限を取得できるなどのセキュリティ脆弱性を修正したIA64カーネルのアップデートパッケージが利用可能になりました。
Linuxカーネルはオペレーティングシステムの基本的な機能を処理しています。

このカーネルでは重要なドライバーが複数アップデートされており、またセキュリテ ィ脆弱性につながる恐れのあるバグが複数修正されています。

ISO9660ファイルシステム コード中にバッファ オーバーフローの欠陥があると、 iDefense社から報告がありました。
攻撃者が悪質なファイルシステムを作成することにより、ファイルシステムがマウントされたときにルート権限を取得することができます。「CommonVulnerabilities and Exposures」プロジェクト(cve.mitre.org)により、この問題はCAN-2004-0109と 命名されています。

バージョン2.4.24およびそれ以前のバージョンのLinuxカーネルのmremap()関数の戻り値チェックに欠陥があり、ローカルの攻撃者がルート権限を取得できてしまいます。「Common Vulnerabilities and Exposures」プロジェクト(cve.mitre.org)により、この問題はCAN-2004-0077と命名されています。

ncpfsのncp_lookup()関数に欠陥があり、ローカル権限のエスカレーションが可能になります。
ncpfsモジュールにより、システムはNetWareサーバーのボリュームをマウントしたり NetWareプリンタに印刷出力したりすることができます。この機能はカーネルではサポートされていないパッケージの一部です。「CommonVulnerabilities and Exposures」プロジェクト(cve.mitre.org)により、この問題はCAN-2004-0010と命名されています。

R128ダイレクトレンダラーインフラストラクチャに欠陥があり、ローカル権限のエスカレーションが可能になります。このドライバーはカーネルではサポートされて いないパッケージの一部です。「Common Vulnerabilities andExposures」プロジェクト(cve.mitre.org)により、この問題はCAN-2004-0003と命名されています。

バージョン2.4.20以前のLinuxカーネルのixjテレフォニー カード ドライバーでオーバーフローが発生することがわかりました。「Common Vulnerabilities andExposures」プロジェクト(cve.mitre.org)により、この問題はCAN-2002-1574と命名されています。

以下のドライバーがアップデートされています。

IBM Serveraid 6.11.07
MPT fusion v. 2.05.11.03
Qlogic v. 6.07.02-RH1

すべてのユーザーは、これらの問題を修正したバックポートセキュリティパッチを含む上記エラータパッケージにアップグレードすることをお勧めします。

アップデート・パッケージ:

Red Hat Enterprise Linux AS (v. 2.1)

SRPMS:
kernel-2.4.18-e.43.src.rpm     2b0732844beae34f4e6ff50238456843
 
ia64:
kernel-2.4.18-e.43.ia64.rpm     cd0def4ab36e03cc26bae0efeae67d0c
kernel-doc-2.4.18-e.43.ia64.rpm     2add5f6cb65a21bd0bd2ccda8034f1e2
kernel-smp-2.4.18-e.43.ia64.rpm     b2fb8c5402aa4b6ffae52fae14ebf3cb
kernel-source-2.4.18-e.43.ia64.rpm     b60e9de2e3cd59fddb2531a8b97a809f
 
Red Hat Linux Advanced Workstation 2.1 for the Itanium Processor

SRPMS:
kernel-2.4.18-e.43.src.rpm     2b0732844beae34f4e6ff50238456843
 
ia64:
kernel-2.4.18-e.43.ia64.rpm     cd0def4ab36e03cc26bae0efeae67d0c
kernel-doc-2.4.18-e.43.ia64.rpm     2add5f6cb65a21bd0bd2ccda8034f1e2
kernel-smp-2.4.18-e.43.ia64.rpm     b2fb8c5402aa4b6ffae52fae14ebf3cb
kernel-source-2.4.18-e.43.ia64.rpm     b60e9de2e3cd59fddb2531a8b97a809f
 
(The unlinked packages above are only available from the Red Hat Network)

解決法:

このアップデートを適用する前に、システムに関連するリリース済の errata が適用済であることをご確認ください。
それぞれのアーキテクチャで全てのRPMをアップデートするには、以下のコマンドを実行してください:

rpm -Fvh [filename]

[filename] は、アップデートしたいRPMのファイル名です。現在インストールされているパッケージのみ、アップグレードされます。現在いるディレクトリにインストールしたいRPM *しか* 無い場合には、 ワイルドカード (*.rpm) も使うことができます。
このアップデートは、Red Hat Network 経由でも行なえます。アップデートを適用する非常に簡便な方法です。Red hat Network をご利用になるには、以下のコマンドで、アップデートエージェントを起動してください。

up2date

このコマンドで、システムに適切なRPMをアップグレードする対話形式のプロセスを起動します。

バグジラ:  (詳細は、こちらbugzilla[英語]を御覧ください。)

113603 - CAN-2004-0003 r128 DRI ipf
115819 - CAN-2004-0077 Linux kernel do_mremap VMA limit local privilege escalation

参照:

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2002-1574
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0003
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0010
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0077
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0109



ここに在るパッケージはセキュリティの為、 Red Hat, Inc. によって、 GPG 認証されています。キーは以下から利用可能になっています:
http://www.redhat.com/about/contact.html

各パッケージを確認するには次のコマンドをご利用ください: rpm --checksig filename
各パッケージが壊れていないか、もしくは改ざんされていないかを確認するには、以下のコマンドで MD5 チェックサムをお調べください: rpm --checksig --nogpg filename
注意: GnuPG キーをチェックするためには、RPM 3.0 以上が必要です。