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UnixからLinuxへの移行で大きな成果を上げたIndustrias Peñoles

主なデータ

業界:鉱業
場所:メキシコ
課題:データのセキュリティやシステムの信頼性を損なうことなく、運用コストとオーバーヘッドを最少化する。
ソリューション: プラットフォーム:  Red Hat Enterprise Linux; ハードウェア:  HPおよびIBM製のIntelベースのサーバ; アプリケーション:  Sybaseおよびその他のインフラストラクチャ機能
メリット: レガシーUNIXからRed Hat Enterprise Linuxへの移行後、サーバ1台当たり70%を超えるコスト削減と4倍の性能向上。

銀およびその他の金属の生産者として世界最大であるIndustrias Peñoles, S.A.は、50の会社で構成され、メキシコ全土に7,000人近い従業員を擁しています。1968年以来メキシコ証券取引所に上場しているPeñolesは、株主に対する価値の増大を非常に重視しており、そのための1つの方法として、全社規模で厳しいコスト管理を行っています。Peñoles が製品に付けることのできる価格は、銀およびその他の非鉄金属の国際市場に大きく影響されるため、こうした細かい点での財務的責任がますます重要になってきています。市場の変動を操作することはできないので、Peñolesが収益性を維持するためには自らの操業コストを最小限に抑える必要があるのです。

課題

IT部門の最大の関心事の1つは、オーバーヘッドと運用コストの抑制でした。UNIXベースのインフラストラクチャに使用していたハードウェアの高額なコストと、増大する一方の保守コストとが重なって、出費を最小限にするという Peñolesの全社的目標の達成を、不可能とは言わないまでも困難にしていたのです。

データのセキュリティも最優先事項の1つでした。Peñolesの業務の85%は少数の顧客からの受注であり、逆に言うとそれらの取引には莫大な金額が伴うことになります。ITチームはコスト削減の様々な方法を研究しましたが、個々の取引およびシステム自体のセキュリティを低下させるわけには行きませんでした。

採鉱事業は国内の僻地で行われる場合が多いため、伝統的なデータ転送では信頼性に欠ける可能性があり、Peñolesは最新テクノロジの維持が極めて重要だと考えています。その一環として、HPおよびIBMの両社と24カ月のハードウェアリース契約を結んでいます。Peñolesが検討の対象にするソリューションは、最新のハードウェアで動作し、新機能を重視し、.容易なアップグレードパスを可能にするものでなければなりません。

ソリューション

Peñolesは、大幅かつ迅速にコストを削減するための方法として、Intelベースのハードウェアソリューションに着目しました。IT関係のスタッフがUNIXを専門としていたことから、最も可能性の高いソリューションとしてLinuxがすぐに浮上してきました。Peñolesは複数のLinuxディストリビューションについて数種類の性能テストを実施しましたが、鉱山部門のITリサーチマネージャであるPedro Luis Sanchez Armas氏によると、Red Hatが出した結果に匹敵するものは1つもありませんでした。「とにかく成績が良かったのです」とSanchez Armas氏は言います。「テストの結果から、Red Hatなら高水準のセキュリティと信頼性を維持したままコストを削減するというニーズに適合することが分かりました。」

6カ月にわたるテストの後、PeñolesはDNSサーバをUNIXからLinuxに移行し、その後さらにセキュリティファイアウォールと外部電子メールアプリケーションも移行しました。それらの結果に満足したITスタッフは、よりミッションクリティカルなアプリケーションも移行の候補に取り上げました。Peñolesがいくつかのアプリケーションで使用していたデータベースであるSybaseの一部も、Linuxに移行されました。実際、Sanchez Armas氏はこう語っています。「UNIXからLinuxへの移行は、これまでに行った大規模な移行の中で最も簡単でした。ほとんど透過的だったと言えるほどです。」

「Red Hat Enterprise Linuxの使用拡大によってPeñolesとその株主にもたらされる、コストおよび性能面のメリットに期待しています。」

Pedro Luis Sanchez Armas、ITリサーチマネージャ
Peñoles, S.A.

「当初、会社が興味を持っていたのはコスト削減の達成でした」と、Sanchez Armas氏は打ち明けます。Peñolesの場合、独自規格のUNIXからLinuxを搭載した一般的なIntelベースのサーバに移行することで、平均してサーバ1台当たり70%以上のコスト削減になることが判明しました。「しかしテストを始めてみると、それだけでなく素晴らしい性能上のメリットもあることが分かったのです。」

平均すると、サーバの性能向上は4倍でしたが、特定の作業についてはこれよりさらに大きな改善が見られました。たとえば、Peñolesで最もプロセッサ集約的なリポートの1つは、処理時間が27分から7分に減少し、74%の時間節約になりました。そしてこうした性能の向上によって、Peñolesは全体的なシステムの信頼性向上とアップタイムの増大が期待できました。

さらに、ネットワークの機能性について、サードパーティのプロバイダに依存する部分より自社でコントロールできる部分が大きくなるため、Linux環境の方がより安全であることも証明されました。Sanchez Armas氏は早い段階から、Linuxの柔軟性と、ソースコードを自由に改変できるという事実によって、DNSサーバをDNLネットワークの外部で稼働できることに気づいていました。

将来

現在Peñolesの鉱山部門では、メキシコ全土に展開しているインフラストラクチャの大部分にLinuxを使用しています。同社では、Red Hat Desktopを含めて、企業全体にわたる複数の業務へのRed Hat Enterprise Linuxファミリの使用拡大について評価を進めています。最近行われたテストでは、いくつかのコアアプリケーションを移行することによって、最大250万ドルのコスト節約につながる可能性が示されました。さらに、同社ではIntelのItaniumプロセッサに対する評価も行っており、Itanium上のRed Hat Enterprise Linuxが同じプラットフォーム上のUNIXよりも高い性能を低いコストで提供することを示す明らかな徴候を確認しています。

「間もなく、機器のリース期間が満了して更新を迎えることになりますが、現在行っているテストの結果が良ければ、さらに多くの業務について移行を開始します。Red Hat Enterprise Linuxの使用拡大によってPeñolesとその株主にもたらされる、コストおよび性能面のメリットに期待しています」とSanchez Armas氏は説明してくれました。

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お問い合わせ先 : sales-jp@redhat.com