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Red Hat Enterprise Linux
製品ライフサイクル

(Errataサポートポリシー)

概要

レッドハットはRed Hat Enterprise Linux 2.1 / 3 / 4 / 5 などのメジャーバージョンのサポートと保守を「ライフサイクル」」の期間中に提供します。お客様、パートナー様は「ライフサイクル」によって、Red Hat Enterprise Linux を有効かつ計画的に導入、サポートいただけるようになります。Red Hat Enterprise Linux ライフサイクルはメジャーリリースの保守のレベルを初期出荷から7年に渡る保守のレベルを特定します。

Red Hat Enterprise Linux のソフトウェアのアップデートはErrataアドバイザリーを通じて配布されます。Errataはマイナーリリース(5.2等)で集約されてリリースされる場合と、個別にリリースされる場合があります。Errataは機能拡張、セキュリティのフィックス、バグのフィックスを提供します。Errataは特定のRed Hat Enterprise Linuxのリリースに対し厳正にテストが行われています。

Red Hat Enterprise Linux のライフサイクルは各メジャーリリースの中において変更の予測性を高め保守コストを削減するようデザインされています。サブスクリプションを購入したお客様はリリースされた全てのErrataにアクセスできます。レッドハットはポリシーに対し例外が発生する場合はありますが、可能な限りの透明性を提供する努力としてこのライフサイクルを公開します。

Red Hat Enterprise Linux の各メジャーバージョンは7年のライフサイクルの中で保守とサポートが行われます。Red Hat Enterprise Linux の各メジャーバージョンにおいて以前にリリースされたErrataに対してErrataが追加されていきます。


* この図はライフサイクルの概要を示しています。7年のライフサイクルの時間間隔や日付は変更される場合があります。

レッドハットは、ライフサイクルの中で、マイナーリリースとErrataに対して、コアの実行環境のバイナリ互換性の維持のために企業として努力を行います。さらにRed Hat Enterprise Linuxのメジャーバージョンは以前のメジャーリリースからのアプリケーション移行を支援する後方互換のライブラリを限定的に提供します。

詳細

Red Hat Enterprise Linuxの7年のライフサイクルは3つのフェーズに分けられます。


下記のテーブルは、7年のライフサイクルの各フェーズにおいてどのようなソフトウェアの保守が行われるかを示しています。

ライフサイクルフェーズ
内容 Production 1 Production 2 Production 3
技術的な問い合わせ1 あり あり あり
セキュリティErrata(不定期) あり あり あり
バグフィックス(不定期)2 あり あり あり
マイナーリリース あり あり 無し
新しいハードウェア対応3 あり あり(限定4) なし(仮想化で対応)
ソフトウェア機能拡張 あり5 無し 無し
インストールイメージ あり 無し 無し
  1. Enterprise Agreement の中にサポートサービスの詳細が示します。
  2. レッドハットは、お客様のビジネスに重大な影響を及ぼす致命的な問題に対し、バグフィックスのErrataを作成するまでの間にホットフィックスを提供することがあります。
  3. 新しいハードウェア対応はドライバのバックポートを通じて提供されます。また仮想化により新しいハードウェア上でRed Hat Enterprise Linuxの旧バージョンを実行することが可能です。
  4. 多くのソフトウェアの変更を伴わない限定的な新しいハードウェア対応を行います。Production 2の説明をご覧ください。

Production 1 ライフサイクルフェーズ:i

Production 1 フェーズでは、レッドハットの判断により新しいハードウェア対応とソフトウェアの機能拡張がマイナーリリースを通じて提供されます。マイナーリリースは全ての Errataを含みます。このフェーズのマイナーリリースは「中」以上の優先度の不具合を修正していきます。 セキュリティErrataと重大でクリティカルな緊急バグフィックスErrataがマイナーリリースとは別にリリースされます。

マイナーリリースのインストールイメージが提供されます。

Production 2 ライフサイクルフェーズ:ii

Production 2 フェーズでは、ソフトウェアの大きな変更を伴わない限定的な新しいハードウェア対応がマイナーリリースを通じて提供されます。ソフトウェアの機能拡張は行いません。マイナーリリースは全てのErrataを含みます。このフェーズのマイナーリリースは「高」以上の優先度の不具合を修正していきます。 セキュリティErrataと重大でクリティカルな緊急バグフィックスErrataがマイナーリリースとは別にリリースされます。

レッドハットの判断によりインストーラの変更が必要になった場合にマイナーリリースのインストールイメージが提供されます。

Production 3 ライフサイクルフェーズ:iii

Production 3 フェーズでは、セキュリティErrataと重大でクリティカルな緊急バグフィックスErrataがマイナーリリースとは別にリリースされます。

機能拡張と新しいハードウェア対応は行わず、インストールイメージも提供されません。マイナーリリースも提供いたしません。

仮想化

レッドハットは7年のライフサイクル中のRed Hat Enterprise Linuxを、仮想化したゲストOSとして新バージョン上での実行をサポートします。ただしサポートのためにホストおよびゲストに最新のErrataを適用していただく場合があります。

ハードウェアの認定はホストのバージョンに基づきます。レッドハットの判断により特定の仮想化シナリオ(準仮想化など)による最適化を提供する場合があります。




ライフサイクルスケジュール



米国における製品初期出荷日: 2002年3月17日
Production 1 終了日: 2004年11月30日
Production 2 終了日: 2005年5月31日
Production 3 終了日: 2009年5月31日


米国における製品初期出荷日: 2003年10月23日
Production 1 終了日: 2006年7月20日
Production 2 終了日: 2007年6月30日
Production 3 終了日: 2010年10月31日


米国における製品初期出荷日: 2005年2月15日
Production 1 終了日: 2009年3月31日
Production 2 終了日: 2009年Q4以降
Production 3 終了日: 2012年2月29日


米国における製品初期出荷日: 2007年3月14日
Production 1 終了日: 2011年3月31日
Production 2 終了日: 2012年Q1以降
Production 3 終了日: 2014年3月31日

i. Production 1 ライフサイクルフェーズの旧名称は「フルサポート期間」です。
ii. Production 2 ライフサイクルフェーズの旧名称は「デプロイメントサポート期間」です。
iii. Production 3 ライフサイクルフェーズの旧名称は「メンテナンスサポート期間」です。
※ 以前のプロダクトライフサイクル