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Red Hat Enterprise Linux 5

Red Hat Enterprise Linux 5 サブスクリプションFAQ

    【サブスクリプションとは】
  1. サブスクリプションとは何ですか?

  2. 【ライセンスと費用】
  3. Red Hat Enterprise Linuxを利用したいのですが無償で利用できますか?

  4. 【サブスクリプション契約の終了後の利用と更新】
  5. サブスクリプションの契約期間が終了してもRed Hat Enterprise Linuxを利用し続けることができますか?

  6. 【ソフトウェアの利用可能数と複製・配布】
  7. Red Hat Enterprise Linuxをサブスクリプション契約のないシステムで利用できますか?
    ソフトウェアを複製して配布することはできますか?

  8. 【サブスクリプション契約終了後のソフトウェアの複製】
  9. サブスクリプション契約終了後にRed Hat Enterprise Linuxのソフトウェアを複製・配布して利用することはできますか?

  10. 【ソフトウェアの改変】
  11. Red Hat Enterprise Linuxを改変した場合にサポート対象になりますか?

  12. 【バージョンアップ、旧バージョンの使用】
  13. バージョンアップに費用はかかりますか?また旧バージョンを利用することはできますか?

  14. 【サポート内容】
  15. Red Hat Enterprise Linuxのサポート内容について教えてください

  16. 【サポート期間とライフサイクル】
  17. Red Hat Enterprise Linuxのサポート期間とライフサイクルについて教えてください

  18. 【製品とサブスクリプションの種類】
  19. 製品とサブスクリプションにはどのような種類がありますか?

  20. 【購入するサブスクリプションの数え方と選択の基準】
  21. サブスクリプションのカウント方法はどのようになっていますか?

  22. 【デスクトップ製品のサーバ用途の利用】
  23. デスクトップ製品をサーバ用途に使用できますか?

  24. 【コールドスタンバイのサーバについて】
  25. コールドスタンバイのサーバにサブスクリプションを購入する必要がありますか?

  26. 【障害、災害、システム更改、機種変更等の対応】
  27. 障害や災害が発生した際のバックアップのサーバや、システムの更改にともなうサーバ機種変更などでサブスクリプションを再購入する必要がありますか?

Q1. サブスクリプションとは何ですか?

A1. Red Hat Enterprise Linuxを利用するための技術サポートやバグ修正/アップデートの入手やハードウェアのソフトウェア認定などを含むサポートサービスを受ける権利です。Red Hat Enterprise Linuxでは、お客様に対しシステムごとに1年または複数年のサブスクリプション契約によって以下が総合的に提供されます。

  • [製品へのアクセス] - Red Hat Enterprise Linuxソフトウェアのバイナリコード、ソースコード、およびドキュメントの入手
  • [ハードウェアとソフトウェアの認定] - Red Hat Enterprise Linuxでサポートされる数多くのハードウェアとISVアプリケーションソフトウェアの認定
  • [ソフトウェアのアップデート] - ソフトウェアの機能拡張や新しいハードウェアの対応のためのソフトウェア更新
  • [バグ修正とセキュリティErrata]
  • [新バージョンへのアップグレード] - サブスクリプションの有効期間中にリリースされるRed Hat Enterprise Linuxの新バージョンへの移行
  • [柔軟性] - Red Hat Enterprise Linuxの任意のバージョンをご利用いただけます。サブスクリプションのサービスはバージョンを問いません。さらに、メインフレームシステムを除いて、サブスクリプションはアーキテクチャを問いません。そのため、サブスクリプションは、いつでもアーキテクチャ間で、また32ビットシステムから64ビットシステムへ移行できます。
  • [Red Hat Network (RHN)] - Red Hat Network によって自動化されたソフトウェア配布およびアップデート機能を利用できます。Red Hat Networkのオプションモジュールを追加すれば、システム監視や導入・ソフトウェア配布、ソフトウェア構成管理など、システム管理機能を強化できます。
  • [技術サポート] - 問い合わせ数が無制限の技術サポートサービスで、クリティカルなシステムには365日24時間の受付で1時間以内の応答が可能なサービスも提供可能です。
  • [長期的な安定性]- 各Red Hat Enterprise Linuxリリースについて、ユーザモードおよびプライマリカーネルモードのアプリケーションインタフェースにより、製品寿命の間、安定性が維持されます。製品のアップデートや機能拡張によってアプリケーションの動作が影響を受けないよう保護します。
  • [法的な保証]- Red Hatのオープンソース保証プログラムにより、オープンソースソリューションを導入、開発されるお客様を法的な不利益から保護します。


Q2. Red Hat Enterprise Linuxを利用したいのですが無償で利用できますか?

A2. いいえ。Red Hat Enterprise LinuxはGPLを中心とするライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアなので、購入においてライセンス費用はかかりませんが、ソフトウェアをご利用いただく場合は有償のサブスクリプション契約によるサポートサービスを購入していただく必要があります。
サブスクリプションは1年または複数年の契約になり、Red Hat Enterprise Linuxを利用するサーバやデスクトップPCの台数と同じ数のサブスクリプションサービスが必要です。


Q3. サブスクリプションの契約期間が終了してもRed Hat Enterprise Linuxを利用し続けることができますか?

A3. 契約期間が終了した場合は、サブスクリプションを更新(リニューアル)してください。サブスクリプション契約の終了後は、レッドハットおよびパートナー各社のサポート対象外になるとともに、サブスクリプションのサービスに含まれる各種サービスや認定が受けられなくなります。
「ハードウェアとソフトウェアの認定」が有効でなくなり、お使いのハードウェアやソフトウェアもサポートされない可能性があります。また、「技術サポート」と「バグ修正とセキュリティErrata」のサービスを受けることができないため、障害発生時の問題判別や分析障害、障害からの回復や問題修正が迅速に行えないリスクが発生します。コンプライアンスや事業継続性の観点からもサブスクリプションの更新・継続を強く推奨します。
これらのデメリットをご了承の上で、GPLライセンス等によってサポートなしでソフトウェアを利用し続けることは可能です。なお、契約上では、更新しない旨の意思表示を書面によって60日以前に通知いただけない場合は自動更新となります。


Q4. Red Hat Enterprise Linuxをサブスクリプション契約のないシステムで利用できますか?ソフトウェアを複製して配布することはできますか?

A4. いいえ。契約上では、「お客様がSubscription Serviceを購入したユニット(システム)のためにのみ使用することができる。」となっており、サブスクリプション契約のないシステムでの「製品へのアクセス」や「ソフトウェアのアップデート」や「技術サポート」などは、サブスクリプションサービスの無断使用(契約違反)となってしまいます。
また購入したサブスクリプション契約数を越える数のソフトウェアの利用や契約のないシステムに対する複製・配布はできません。
契約内容に関しては、以下のページの「RED HATエンタープライズ契約(PDF)」をご参照ください。
http://www.jp.redhat.com/purchase/rh_inside.html


Q5. サブスクリプション契約終了後にRed Hat Enterprise Linuxのソフトウェアを複製・配布して利用することはできますか?

A5. サブスクリプション契約終了後はEULA(End User License Agreement)の使用条件を遵守いただく必要がありますが、EULAにおいては、GPLに従って、ソフトウェアの実行、複製、修正、再領布が認められるものの、「Red Hat」の商標と「Shadowman」のロゴを使っているプログラムやコンポーネントの複製や配布を認めておりません。
「Red Hat」の商標と「Shadowman」のロゴを使っているプログラムやコンポーネントの複製・配布を行う場合は、Red Hatと契約を締結するか、または「Red Hat」の商標と「Shadowman」のロゴを含むあらゆるイメージファイルを消去、取り替える必要があります。なお、これらのファイルを削除すると、プログラムが正常に動作しない場合があります。EULA(End User License Agreement)は以下のURLにてご参照ください。
http://www.jp.redhat.com/licenses/RHEL_EULA_Japan.pdf


Q6. Red Hat Enterprise Linuxを改変した場合にサポート対象になりますか?

A6. 改変されたソフトウェアパッケージ(RPM)はレッドハットのサポート対象になりません。ソースコードを公開しているオープンソース製品なのでソフトウェアの改変は可能ですが、契約上レッドハットはお客様が改変又は変更したソフトウェアへのサービス提供をお断りすることができます。


Q7. バージョンアップに費用はかかりますか?また旧バージョンを利用することはできますか?

A7. サブスクリプションを購入していただいているユーザ様は無償で最新のRed Hat Enterprise Linuxにバージョンアップしてご利用いただくことができます。またサブスクリプションでは任意のバージョンをご利用いただけますので、サポートが終了していない任意の旧バージョンのRed Hat Enterprise Linuxをご利用いただくことができます。


Q8. Red Hat Enterprise Linuxのサポート内容について教えてください

A8. 下記URLをご覧ください。
http://www.jp.redhat.com/support/policy/


Q9. Red Hat Enterprise Linuxのサポート期間とライフサイクルについて教えてください

A8. 下記URLをご覧ください。
http://www.jp.redhat.com/security/updates/errata/


Q10. 製品とサブスクリプションにはどのような種類がありますか?

A10. 利用するシステムの種類によって、無制限の仮想化機能を持ち可用性の高いサーバ用途の「Red Hat Enterprise Linux Advanced Platform」と中小規模サーバむけの「Red Hat Enterprise Linux」があります。サーバ製品は標準的なインテルアーキテクチャのサーバとItaniumサーバ, IBM POWERサーバ, およびIBM zSeries/System zに対応します。

デスクトップ用途むけには、汎用的なデスクトップアプリケーションの利用に適した「Red Hat Enterprise Linux Desktop」と仮想化機能で複数OSを実行できる「Multi-OS option」、さらに大容量メモリを必要とするワークステーションアプリケーションやサーバアプリケーションの開発に適した「Workstation Option」があります。サーバにおいてはサポート内容によって、Web/電話で対応 平日9時〜5時(祝祭日を除く) 緊急時は1営業時間内返答、通常は2営業日内返答(シビリティレベルによる) 件数無制限の「Standard」と、Web/電話で対応 365日24時間 緊急時は1時間内返答、通常は4時間内返答(シビリティレベルによる)件数無制限の「Premium」があります。デスクトップにおいては Webベースのサポート 2営業日対応 件数無制限の「Basic」と、Web/電話で対応 平日9時〜5時(祝祭日を除く) 緊急時は1営業時間内返答、通常は2営業日内返答(シビリティレベルによる) 件数無制限の「Standard」があります。

また、サポート契約期間によって1年間のサブスクリプションと3年間のサブスクリプションがあります。3年間以上のサブスクリプションに関してはレッドハットまたはパートナー各社にお問い合わせください。


Q11. サブスクリプションのカウント方法はどのようになっていますか?

A11. 基本的に1台のハードウェアにつき1サブスクリプションが必要です。 「Red Hat Enterprise Linux Advanced Platform」は高い性能と可用性が求められるサーバ用途に最適で、以下の条件でお使いいただく製品です。

  • CPUソケットが3基以上の場合。この場合、CPUの搭載にかかわらず「物理的」なソケットの数をカウントし、ひとつのチップ上に複数のコアをもつ「マルチコア・プロセッサ」が搭載されているハードウェアでご利用いただく場合でも、コア数はカウントせず、CPUソケットのみをカウントします。
  • ゲスト数無制限の仮想化機能が必要な場合。この場合、Red Hat Enterprise Linux Advanced PlatformをホストOSとし、ゲストOSでRed Hat Enteprise Linuxを利用する場合に限り、サブスクリプションの追加費用を必要としません(仮想化環境の利用に関するガイドラインは「Red Hat Enterprise Linux 5 仮想化機能FAQ」をご参照ください)。
  • Red Hat Cluster Suiteによるクラスタ機能が必要な場合
  • Global File System (GFS)によるクラスタファイルシステムが必要な場合
  • その他Red Hat Enterprise Linux Advanced Platformで認定済みのソフトウェアを利用する場合「Red Hat Enterprise Linux」は中小規模のサーバ用途に最適で、以下の条件でお使いいただく製品です。
  • CPUソケットが2基までの場合。この場合、CPUの搭載にかかわらず「物理的」なソケットの数をカウントし、ひとつのチップ上に複数のコアをもつ「マルチコア・プロセッサ」が搭載されているハードウェアでご利用いただく場合でも、コア数はカウントせず、CPUソケットのみをカウントします。
  • 最大4ゲストまでの仮想化機能が必要な場合。この場合、Red Hat Enterprise LinuxをゲストOSで利用する場合、サブスクリプションの追加費用を必要としません(仮想化環境の利用に関するガイドラインは「Red Hat Enterprise Linux 5 仮想化機能FAQ」をご参照ください)。
  • その他Red Hat Enterprise Linuxで認定済みのソフトウェアを利用する場合Desktop製品は、用途に応じて以下の4つのタイプから選択いただけます。
    • Red Hat Enterprise Linux Desktop
      デスクトップシステムとノートPCシステムに適した、汎用クライアントソリューションです。OpenOffice、Firefoxブラウザ、 Evolution電子メールクライアントなどの個人用のアプリケーションスイートが提供されます。プロセッサソケット1個、メモリ4 GBまでのシステムをサポートします。
    • Red Hat Enterprise Linux Desktop with Multi-OS option
      Red Hat Enterprise Linux Desktopで複数のゲストオペレーティング環境をホスティングできる仮想化機能を提供します。
    • Red Hat Enterprise Linux Desktop with Workstation option
      Red Hat Enterprise Linux Desktopワークステーションより大規模なクライアントシステムのサポートを提供します。ハイエンドのデスクトップアプリケーション、設計エンジニアリング、CAD/CAMなどに最適です。開発およびテストの用途でワークグループでのデータ共有のためにのみRed Hat Enterprise Linuxサーバアプリケーションが利用可能です。これは、以前のRed Hat Enterprise Linux WS製品に相当します。
    • Red Hat Enterprise Linux Desktop with Workstation and Multi-OS options
      すべてのデスクトップ機能とオプションを統合した製品です。


Q12. デスクトップ製品をサーバ用途に使用できますか?

A12. いいえ。デスクトップ製品は、オフィスアプリケーションやWebブラウザ、メールなどの個人むけアプリケーション、あるいはCADなどのワークステーションの用途での利用を目的としています。
「Workstation option」では、サーバアプリケーションのテストと開発の用途でデータ共有のために限定してサーバアプリケーション利用が可能です。


Q13. コールドスタンバイのサーバにサブスクリプションを購入する必要がありますか?

A13. いいえ。ソフトウェアが稼働していないコールドスタンバイのサーバはサブスクリプションの数としてカウントしません。災害/障害発生時に備えて導入/設定を行っていても、稼働させていないサーバはサブスクリプションの数としてカウントしません。
一方で、自動的なフェールオーバーを行うHAクラスタシステムの待機系システムはシステムが稼働しているためホットスタンバイとみなさずサブスクリプションの数としてカウントします。例えばクラスタ構成の2台のサーバには2つのサブスクリプションが必要です。


Q14. 障害や災害が発生した際のバックアップのサーバや、システムの更改にともなうサーバ機種変更などでサブスクリプションを再購入する必要がありますか?

A14. いいえ。通常はソフトウェアが稼働していない(コールド状態)サーバで、障害時や災害時にソフトウェアを稼働させる場合、ソケット数が同じであればサブスクリプションを再購入する必要はありません。サーバ機種を変更する場合もソケット数が同じであればサブスクリプションを再購入する必要はありません。