Red Hat、JBoss買収に合意
オープンソースのリーダー2社がWebアプリケーションの開発・構築コスト低減に
協力することに合意
米国報道発表資料抄訳
ノースカロライナ州ラーレー - 2006年4月10日 – 企業向けオープンソースソリューションのプロバイダとして世界をリードするRed Hat, Inc.(NASDAQ:RHAT)は本日、オープンソースミドルウェアの世界的なリーダーであるJBossの買収契約を締結したと発表しました。オープンソースベースによる次世代のWeb アプリケーションの開発環境を安価に提供できるJBossの買収により、Red Hatはサービスオリエンテッドアーキテクチャ(SOA)へのシフトを加速することになります。
「オープンソース及びオープンコミュニティの潜在能力を解放し、全ての産業、国家、経済にまたがる革新を広げていくことは、Red Hatの本質であると言えます」と、Red HatのCEO, Matthew Szulikは述べています。「Red HatとJBossは、オープンソースベースの開発モデルが引き続き顧客からの支持を集め、今後もエンタープライズITの経済性を改革していくこと、プロプライエタリな環境から自由になることがソフトウェアに改革をもたらすことを確信しております。」
Red HatはJBossをおよそ3億5千万ドルで買収しますが、今後の業績に応じて7千万ドルを追加で支払う可能性があります。買収金額のおよそ40%をキャッシュで、60%をRed Hat株で支払います。買収は規制当局の認可を経て、Red Hatの第1会計四半期末である2006年5月末までに完了する見込みです。
SOAへの安価な入り口
今までの新しい技術の普及は、導入に多額の予算をつぎ込む「アーリーアダプタ」と呼ばれる企業が主導してきましたが、多くの場合その新しいソフト・プラットフォームは期待に応えられませんでした。JBossは、標準化をベースとした革新的なミドルウェアソリューションにより、このモデルを変革しました。一般的なユーザが以前よりもずっと簡単に次世代のWebアプリケーションを開発・構築できるソリューションを安価に提供することに成功したのです。Gartner, Inc.によると、Application Integration and Middleware and Portal (AIM)市場のライセンス収入は2006年に650億ドルに達すると見られています。Red Hatのエンタープライズ向けソリューションとの統合は、安価な開発・構築コストを実現し、革新的でパワフルなソリューションはSOAへのシフトをより加速すると考えております。
オープンソースという共通項
お互いが先進的なオープンソースソフトウェアにコミットする企業であり、協業型の開発モデルを有するRed HatとJBossは、オープンソースのリーダー企業として市場に認知されています。LinuxとJBossを取り囲む巨大で影響力のあるコミュニティは、オープンソース開発モデルが革新的で品質が高く、なおかつ柔軟性に優れ低価格なソフトを生み出し、顧客に提供することを証明するものです。 この買収により、企業へのオープンソースインフラの受容が加速され、企業向けソリューションを構築している既存および新規のRed Hat/JBossパートナーへの市場が大きく広がるものと期待されます。
高い親和性:ビジネスモデル、チャネル、サービスデリバリ、企業文化
JBoss はRed Hatが成功していたサブスクリプションモデルを踏襲する形でビジネスモデルを成型していました。オンラインネットワーク経由で提供されるサービスやサポートという形式です。Red Hatは確立されたチャネルと企業ユーザに信頼して頂けるグローバルなサービスを提供する能力を有し、JBossは企業用途に耐えうる高品質なミドルウェアテクノロジ、コミュニティ・リーダーシップ、強力な開発ブランドをRed Hatにもたらします。2社のビジネスモデルとサービスデリバリモデルは、たいへん親和性の高いものなのです。JBossの幹部がRed Hatを選んだ理由は、開発モデルをシンプルにし、導入コストを削減し、プロフェッショナルなスタッフによるサービスや先進的な管理ツールの提供によってミッションクリティカルな場面での安全な利用を目指すJBossのビジョンに適合するからです。
「両社が1つになることで、純粋にオープンソースであることのメリットが表に出てくることと思います」JBoss社のCEO, Marc Fleury氏はこう述べています。「われわれのお客様はどんどんオープンソース技術をインフラに取り入れ、さらに安定性、信頼性の高いグローバルなオープンソースベンダからのサポートを必要としています。Red Hatと協力することで、企業に対し、最大のオープンソースソリューション、プロの技術スタッフによるグローバルなサービス、そして認定されたプロダクトとサービスのエコシステムが提供できるようになります。この組み合わせはまさに「勝ち組」であり、企業へのオープンソースの浸透を今後一層促進するものと信じております。そしてこれは、われわれがJBossをおこした当初からずっと願っていたことでもあるのです。」
Red Hatは買収は2006年8月31日の期末までずれこむ可能性はあるとしながらも、本年度の会計年度末の収益・キャッシュフローには影響はないとみております。次年度の会計年度末である2008年2月28日には、両社共に収益・キャッシュフローは増加の見込みです。
詳細の情報はこちら: http://www.redhat.com あるいは
http://www.jboss.com
●レッドハット株式会社について
レッドハット株式会社は、米国ノース・カロライナ州ラーレーに本社をおく、
エンタープライズLinuxの世界的なディストリビューション Red Hat,Inc.の日本法人です。
オープンソースを基盤として、組込み系からエンタープライズサーバまで対応する普遍的なプラットフォームとサービスを提供しています。
LINUXはLinus Torvaldsの商標です。
RED HATとJBOSSは米国Red Hat, Inc.ならびにその子会社の登録商標です。
その他、記載されている会社及び製品の名称は、各社の商標または登録商標です。
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広報担当:土屋 tsuchiya@redhat.com
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