米オラクル、デル、レッドハット、エンタープライズ・クラスのLinuxの提供で協業
〜パフォーマンスが大幅に向上した、低コストのLinuxクラスタを 企業ユーザー向けに拡販〜
レッドウッドショアーズ発 (米国時間2002年6月5日発表)――オラクル・コーポレーション(Nasdaq:ORCL、以下オラクル社)、デルコンピュータ・コーポレーション(以下デル社)、およびレッドハット・インコーポレイテッド(Nasdaq:RHAT、以下レッドハット社)は本日、企業のお客様へのLinux提供で協業すると発表しました。
今後3社は、信頼性に優れたエンタープライズ・クラスのLinuxソリューションを、低コストな業界標準ハードウェア・プラットフォームとオープン系OSで実現するための製品、およびサービスを提供します。
今回のパートナーシップは、エンタープライズ市場において、パフォーマンスと信頼性に加え、柔軟かつ優れたコスト効率を求めるお客様のニーズの高まりに対応するものです。
これに伴い、オラクル社、デル社およびレッドハット社は、デル社の高性能サーバ製品"PowerEdge(tm)(パワーエッジ)シリーズ、ストレージ製品"Dell | EMCシリーズ"および"PowerVault(tm)(パワーボールト)シリーズ"と、Real Application Clustersに対応したOracle9i Database Release2およびRed Hat Linux Advanced Serverによる、基幹システム向けLinuxソリューションの開発・検証・販売で協業します。
なお、3社は本日、下記についても発表しています。
デル社:
* Oracle9i Database Release2とRed Hat Linux Advanced Serverの組み合わせに対する認証の取得
* デル社のシステム管理ソフトウェア"Dell OpenManage"と、オラクル社の"Oracle Enterprise Manager"の統合に対する取り組み
オラクル社/レッドハット社:
* 両社のRed Hat Linux Advanced Serverの技術開発における今後の協力体制
* Red Hat Linux Advanced Server上で使用されるOracle製品の統合的サービス・サポートの提供
エンタープライズ市場におけるLinux
現在、エンタープライズ・コンピューティングにおけるLinuxの導入は、Red Hat Linuxへの主要アプリケーションの対応やソフトウェア・ベンダーが提供するパッケージ・ソリューションの拡充により、非常に容易になりつつあります。
オラクル社、デル社およびレッドハット社は、お客様のLinuxによるエンタープライズ・クラスのシステム構築を支えるためのパフォーマンス、信頼性、クラスタリング、管理機能といった核となる機能の開発を共同で行っています。
その協業の最初の結果として、デル社の"PowerEdgeサーバ"と、ストレージ"Dell|EMCシリーズ"および"PowerVaultシリーズ"と、Oracle9i Database Release2、Red Hat Linux Advanced Serverの組み合わせで、I/Oスループットを4倍、改良カーネルでCPU利用効率を5倍、またOracleのクエリ性能を50%それぞれ向上させることに成功しました。
現在、バージニア州の米連邦航空局管制センター(Federal Aviation Air Traffic Control Command Center)では、Oracle9i RACとデルのサーバおよびRed Hat Linuxで、2000人のユーザーが同時にアクセス可能なシステムを構築中です。このシステムは"ナショナル・ログ"と呼ばれ、全米の航空管制を支える効率的かつパフォーマンス、スケーラビリティに優れた集中型データベースとなる予定です。
連邦航空局管制センターがシステムを委託しているKENROB & Associates, Inc. データベース・アドミニストレーターおよびプロジェクト・マネージャーであるジョン・ケリー氏は、次のように述べています。「我々は、開発の段階でOracle/Red Hat Linuxを積極的に採用しました。その後、実際に導入しましたが、このシステムによる性能および安定性には満足しています。さらにRed Hat Linux/デルのコンフィグレーションに最適化されたOracle9i RACで、フレキシビリティの向上と更なるコストの削減が可能となりました。」
「Linuxの信頼性を向上させるには二つの方法があります。一つ目は、私たちが取り組んでいるように、よりよいサポートをすることです。もう一つは、クラスタ技術を使って、システムが落ちないようにすることです。」と、オラクル・コーポレーション会長兼CEOのラリー・エリソンは述べました。「私たちがいい仕事 をすれば、ただとにかく高価でありながらあまり信用できない、大きくて、速いコンピュータを作る必要はなくなります。皆、IBMのサーバを買うよりも、RAC をラック(束)で買うようになるでしょう。」
また、デル社の会長兼CEOであるマイケル・デルは、オラクル社が開催したイベントで次のように語っています。"我々は、デル社、オラクル社およびレッドハット社がそれぞれ、サーバ、データベース、そしてLinuxの市場におけるリーダーであると確信しています。我々は、お客様へのサービスの拡充、技術面でのリーダーシップ、および協業体制を含むユニークなパートナーシップを築いています。
将来的に我々3社は、この協業体制を更に活かして、エンタープライズ市場における基幹ビジネス・プロセスへのLinuxの移行を推進するため、パフォーマンスおよびバリューの改善に引き続き取り組んでいきます。"
レッドハット社のマシュー・ズーリックCEOは次のように述べています。「オラクル社およびデル社との協業により、レッドハット社は、企業に対しオープン・ソース・コンピューティングの低価格で高性能という価値の提供を続けます。
この発表はRed Hat Linux Advanced Severのパフォーマンスと3社の技術力の高さを実証するものです。3社は、業務アプリケーションを基幹クラスのLinux環境へ今すぐに移行したいというお客様のニーズに協力して対応していきます。」
オラクル社について
オラクルは世界最大の企業向けソフトウェア会社です。詳細情報はwww.oracle.comにて。
デル社について
デルコンピュータ・コーポレーション(Nasdaq: DELL)は、世界で最もお客様に支持されるコンピュータ・システムの直販メーカーであり、インターネット・インフラストラクチャーの構築を図る顧客に最良の製品とサービスを提供する業界トップクラスのプロバイダーです。同社の直近の四半期の売上は312億ドルです。
デルコンピュータは自社で製品の設計・生産を行い、顧客の要望にしたがって製品やサービスをカスタマイズして提供しています。さらに、ソフトウェアや周辺機器などの要望についても幅広く対応しています。
レッドハット社について
レッドハットは、世界的なオープン・ソースによるエンタープライズLinuxプロバイダです。本社を米国ノース・カロライナ州ラーレーに所在し、その他、世界中にオフィスを持ちます。詳細は、レッドハット社のWebサイト www.redhat.com をご参照ください。
なお、レッドハットの製品やサービスはWebサイトwww.jp.redhat.comで紹介されている。
●レッドハット株式会社について
レッドハット株式会社は、米国ノース・カロライナ州ラーレーに本社をおく、
エンタープライズLinuxの世界的なディストリビューション Red Hat,Inc.の日本法人です。
オープンソースを基盤として、組込み系からエンタープライズサーバまで対応する普遍的なプラットフォームとサービスを提供しています。
LINUXはLinus Torvaldsの商標です。
RED HATとJBOSSは米国Red Hat, Inc.ならびにその子会社の登録商標です。
その他、記載されている会社及び製品の名称は、各社の商標または登録商標です。
● 本リリースに関する報道関係各位からのお問い合わせは下記へ
レッドハット株式会社
http://www.jp.redhat.com/
広報担当:土屋 tsuchiya@redhat.com
TEL:03-5798-8550 FAX:03-5798-8599
● 本件に関するお客様からのお問い合わせ先
営業担当:
TEL:03-5798-8520 FAX:03-5798-8599
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