基幹システム専用のLinux「Red Hat Linux Advanced Server 2.1」を発表
2002年5月21日−
レッドハット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:平野正信)は、基幹システム市場に向けた専用のLinuxディストリビューションである「Red Hat Linux Advanced Server(レッド ハット リナックス アドバンスド サーバ) 2.1」を発表します。 ■ 基幹システムに最適化 * 大規模環境での使用に最適化したディストリビューション * 製品のバージョンアップを定期的に提供、大企業での計画的な採用を支援 * クラスタ、管理ツールなど、標準で高い信頼性を実現 ■ 対応アプリケーションの拡充と長期にわたる利用に向けたバージョン管理 * マイナーバージョンアップ時のアプリケーション互換性を極力確保し、ユーザは長期にわたってISV(独立系ソフトウェア・ベンダ)製品、ユーザ・アプリケーションを利用可能 * * オープンソースの特長である頻繁なバージョンアップやセキュリティホールへの対応は、レッドハット側でアプリケーションへの影響を考慮した検証を実施の上で提供し、アップデートに伴うユーザの手間を軽減 * 標準でJava環境をサポートし多様なアプリケーションに対応 ■ 商用UNIXで定評あるISVソフトウェアが対応予定 * Oracle社、BEA社など商用UNIX向けで定評ある基幹システム向けISVソフトウェア製品が対応し、今後も対応予定 ■ 充実したサポート・サービス * 24時間365日で、Linuxシステムの運用で必要となる主要なインターネット・アプリケーションやクラスタリング設定などを対象とした問い合わせへのサポートを標準で提供 * 確実な対応を実現するため、基幹システムに対応できるハードウェア/ソフトウェア/SIベンダから提供 市場状況 Red Hat Linuxは、世界で最も普及しているオープンソースによるLinuxディストリビューションです。 特に企業ユーザに向けて高い信頼性を実現すると同時に、定評あるISVソフトウェアの対応が進み、企業におけるLinuxディストリビューションとしてはデファクト・スタンダードといえる実績を持ちます。 しかし、メインフレームや商用UNIXサーバを中心に多数のサーバを利用している大企業のユーザからは、以下の要望が挙げられていました。 ■ 頻繁なアップデートに伴うLinuxシステム運用の手間の軽減 世界中のエンジニアにより開発が進められるオープンソースでは、商用製品以上にセキュリティホールへの対応や機能の追加が頻繁に行われます。オープンソースの成果をベースにしているRed Hat Linuxでも同様に短期間でアップデートやメジャー・バージョンアップを提供しています。しかし、アップデートを行う場合、ユーザにとってはシステムの一部を更新することで他のアプリケーションに影響がでないことを検証する必要があり、運用に手間のかかる場合がありました。 ■ 基幹システム向けアプリケーションの充実 基幹システム環境においては、ERPやCRM、大規模ストレージへの対応や、システムを一元的に管理できるソリューションなどが必要となり、現在商用UNIX向けで実績のあるISVソフトウェアを中心に対応アプリケーションの充実が求められていました。 新製品紹介 今回発表の「Red Hat Linux Advanced Server」は、従来のLinuxディストリビューションとは一線を画した基幹システム向けの製品です。オープンソースの特長である迅速な機能強化やセキュリティ対応といった利点を生かしながら基幹システム環境で活用できるよう、製品の信頼性強化、及び販売からサポート体制までを整備してトータルなサービス提供します。 安定性を重視したディストリビューション構成とすると同時にクラスタ機能やJava環境のサポートなど、基幹システムで必要な機能を備えます。また、長期間かつ計画的なバージョンアップ、レッドハット側で検証して提供するタイムリーなアップデートなど、オープンソースの利点を生かしながら長期にわたって利用できる環境を整えています。 さらに、基幹システム環境に対応できるハードウェア/ソフトウェア/SIから販売し、標準で24時間365日のサポート対応や広範なアプリケーションに対する充実したサポート・サービスを提供します。 販売方針 ■ 目標市場 大企業における基幹業務/ERP/CRM/データベース/インターネット・サーバといった ミッションクリティカルなサーバ用途を中心に販売 ■ 販売チャネル ハードウェア・ベンダ: コンパックコンピュータ、デルコンピュータ、日本アイビーエム、 日本電気、日立製作所、富士通 ソフトウェア・ベンダ: ミラクル・リナックス システム・インテグレータ: テンアートニ ■ Red Hat Linux Advanced Server 2.1対応予定ISV 日本オラクル、日本 BEAシステムズ、 Zendテクノロジーズなど ■ 価格 Red Hat Linux Advanced Server 2.1:19万8000円 ※ 1年間のサポートが含まれます。 ※ ハードウェア・ベンダからは独自サポートメニューによるパッケージが販売されます。 ※ 製品・サポート内容の概要は、添付の補足資料を参照ください。 ■ Red Hat Linux Advanced Server 2.1製品構成 * ソフトウェアCD * ドキュメント(5種類) * 使用許諾ライセンス * 年間アップデート(Red Hat Linux Advanced Server専用Red Hat Network) * * 年間問い合せサポート ■ 年間サポート内容 * 対応時間:24時間365日 * サポート内容:Red Hat Linux Advanced Server 2.1に含まれるOSカーネル、及び主なコンポーネント(Web、メール、DNS、クラスタなど)の導入、設定、利用に関する質問への対応 ■Red Hat, Inc. レッドハット( Nasdaq:RHAT )は、オープンソースプラットフォームの利点をもとに構築されたソリューションの開発、配布、管理におけるリーダーである。 これらのソリューションは、メインフレームに至る機器に対するオープンソースプロダクトプラットフォーム、エンド・ツー・エンドの完全なプロフェッショナルサービス、そしてこのプロダクトとサービスを配布、管理するためのインターネットベースのバックボーンとして「Red Hat Network」を含んでいる。 レッドハットのオープンソースプラットフォームは数々の受受賞に輝くRed Hat Linuxサーバ・オペレーティングシステムに加えて、インターチェンジ・eコマース・プラットフォーム、Stronghold Secure Webサーバやクレジットカード認証ソフトウェア、ハイ・アベイラビリティ・サーバ、組込開発用GNUベースの開発ツール、組込ランタイムLinux、eCosそしてRedBootのようなソリューションを包含している。
レッドハットは、エンド・ツー・エンドのサービスによりオープンソースの提供のバックアップを図っている。
レッドハットは米国ノースキャロライナ州リサーチトライアングルパークに本拠を構え、世界中にオフィスを有している。
●レッドハット株式会社について
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