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神戸製鋼とレッドハットが組込み事業で業務提携

〜 神戸製鋼の組込みソリューションにおいて Red Hat 『eCosTM』が利用可能に 〜

2001年11月22日−株式会社神戸製鋼所(神戸市中央区)とオープンソース・ソリューション最大手のレッドハット株式会社レッドハット株式会社(東京都千代田区 平野正信代表取締役社長)は、今後急速な市場拡大が見込まれるオープンソーステクノロジーによる組込み事業で業務提携することを、本日発表した。この提携により今後、神戸製鋼の組込み用ソフトウェア製品がレッドハットの組込み用リアルタイムオペレーションシステム (RTOS)、eCosに対応していくことになる。

 高品質の組込みソリューションを提供する神戸製鋼所は、組込み市場でのオープンソース化の流れを受け、進境著しいレッドハット製品の対応が必要であると判断し、今回の提携に踏み切ったもの。
 一方、世界最大のLinuxならびに組込み開発ツールのソリューションプロバイダであり、オープンソースに対する知識豊富なリソースによって、組込み開発の革新を目指すレッドハットは、多くの製品が存在するRTOS市場においてもオープンソースのリーダーとしての立場をさらに強めることになる。

 今回の提携発表について、神戸製鋼所の情報通信部担当部長である月原 優氏は、「uITRON APIとPOSIX APIを備え持つeCosはまさに時代が必要としている組込み用OSであり、神戸製鋼所のソフトウエア製品をこれに対応することにより、より大きな市場展開を期待している」と語っている。また、レッドハットの代表取締役社長である平野正信は、「日本におけるRTOS市場についてはプロプラエタリ製品が多数を占めている分、まだまだ、大きな成長性を秘めている。組込み市場で実績の高い神戸製鋼の製品がレッドハットに対応したことを皮切りに、広範な戦略的提携を展開していきたい。」と述べている。

■eCos(Embedded Configurable Operating System)
オープンソースのRTOSとして構築されたeCosは高いカスタマイジング性や適応性を有し、GUIコンフィギュレーションツールを用いて、アプリケーション特有の要件に応じたコンフィギュレーションを容易に生成することができる。
さらに、eCos はカーネルコンポーネント、μITRON コンフィギュレーション、 ISO Cと数値演算ライブラリ、 eCos シミュレーション環境とデバイス・ドライバを含むソースコードを http://sourceware.redhat.com/ecos/ より自由にダウンロードして使用することができる。現在、eCosはターゲットとしてARM7/9、インテルStrongARM、Xscale、x86、富士通SPARClite、松下MN10300、東芝TX39/49、PowerPC、日本電気VR4300、V850、日立SH3/4をサポートし、WindowsNT4.0、RedHat Linux6.x、以降のホスト上でビルドが可能。また、ネットワークやファイルシステムなどミドルウェアも続々とサポートしている。
EcosはeCos Developer Kitsとして、GNUPro(の最新リリース, サポートプログラム, およびカスタムエンジニアリングサービスを統合したサービスで提供される。


■株式会社神戸製鋼所

神戸製鋼所は日本大手の鉄鋼メーカーであるが、都市環境、電力卸、情報通信等を手懸ける複合事業を経営理念とする日本有力の企業である。情報通信分野では、過去10年にわたってリアルタイムOS環境での組込みソリューションを提供し、またその中で大手電気、半導体メーカーをターゲットに独自ミドルウェアの開発とプロダクトの供給でリーディングカンパニーとなった。ソフトウェアプロダクトとしては、IEEE1394、USBホストドライバー、無線LAN、組込みデータベースなどの組込みソフトウェア製品、およびマンマシンインターフェースのプロトタイピングツールがある。詳しい情報はWeb site,http://www.kobelco.co.jp/infosys/ で紹介している。

■Red Hat, Inc.

レッドハット( Nasdaq:RHAT )は、オープンソースプラットフォームの利点をもとに構築されたソリューションの開発、配布、管理におけるリーダーである。
これらのソリューションは、メインフレームに至る機器に対するオープンソースプロダクトプラットフォーム、エンド・ツー・エンドの完全なプロフェッショナルサービス、そしてこのプロダクトとサービスを配布、管理するためのインターネットベースのバックボーンとして「Red Hat Network」を含んでいる。
レッドハットのオープンソースプラットフォームは数々の受受賞に輝くRed Hat Linuxサーバ・オペレーティングシステムに加えて、インターチェンジ・eコマース・プラットフォーム、Stronghold Secure Webサーバやクレジットカード認証ソフトウェア、ハイ・アベイラビリティ・サーバ、組込開発用GNUベースの開発ツール、組込ランタイムLinux、eCosそしてRedBootのようなソリューションを包含している。

レッドハットは、エンド・ツー・エンドのサービスによりオープンソースの提供のバックアップを図っている。
それらはマルチプラットフォームインフラストラクチャおよびエンジニアリングサービスに焦点をおいたRed Hatプロフェッショナルコンサルティング、組込機器や装置に向けのソフトウェア開発やオペレーティングシステムのポーティングを提供するRed Hatエンジニアリングサービス、インストレーションサービスならびにWeb、テレフォンサポートを提供するRed Hatエンタープライズサポートサービス、そして、Linux認証(RHCE)およびApache、組込開発、上級開発、e-コマース向けのコースを提供するRed Hatラーニングサービスである。
Red Hat Network はオープンソースベースのソリューションをより高い費用対効果や信頼性に維持に向けて、オープンソース製品、サービス、サポート及び関連情報をオンライン・リアルタイムで展開するための、レッドハット独自の管理技術を提供している。

レッドハットは米国ノースキャロライナ州リサーチトライアングルパークに本拠を構え、世界中にオフィスを有している。
1999年には、100%出資の日本法人レッドハット株式会社を設立。
2001年9月よりアジア地域のヘッドクォータの役割を担い、レッドハットが提供する製品、サポート、トレーニングおよびサービスを、日本国内を始めとして韓国、中国/香港/台湾の顧客に提供している。
なお、レッドハットの製品やサービスはWebサイトwww.jp.redhat.comで紹介されている。


●レッドハット株式会社について
レッドハット株式会社は、米国ノース・カロライナ州ラーレーに本社をおく、 エンタープライズLinuxの世界的なディストリビューション Red Hat,Inc.の日本法人です。 オープンソースを基盤として、組込み系からエンタープライズサーバまで対応する普遍的なプラットフォームとサービスを提供しています。

LINUXはLinus Torvaldsの商標です。
RED HATとJBOSSは米国Red Hat, Inc.ならびにその子会社の登録商標です。
その他、記載されている会社及び製品の名称は、各社の商標または登録商標です。


● 本リリースに関する報道関係各位からのお問い合わせは下記へ
レッドハット株式会社
http://www.jp.redhat.com/
広報担当:土屋 tsuchiya@redhat.com
TEL:03-5798-8550 FAX:03-5798-8599

● 本件に関するお客様からのお問い合わせ先
営業担当: お問い合わせフォーム
TEL:03-5798-8520 FAX:03-5798-8599