新しいオペレーティングシステムについて学ぶとき、同時に新しい用語も学ぶ 必要があります。ここに基本的用語の幾つかを示します。これからオフィシャル Red Hat Linux 入門ガイドを 含めてすべてのオフィシャル Red Hat Linuxドキュメントを通してこれらの用語を 目にすることになるでしょう。
シェルプロンプト: ユーザーとオペレーティングシステム(図1-4参照)との間のソフトウェアインターフェイス(DOS画面と似ています)。 シェルはユーザーが入力したコマンドを解釈し、それらをオペレーティングシステムに渡します。
コマンドライン: シェルプロンプトの中にある、コマンドが 入力される場所。
コマンド: コンピュータへの指示。ほとんどキーボード又はマウスに よって入力されます。
グラフィカルユーザーインターフェイス(GUI): アプリケーションの起動やファイルを開く為にクリックすれば操作を 始めることができるアイコン、メニュー、パネルなどを持つ画面。
アイコンとは、アプリケーション、フォルダー、ショートカット、 あるいはシステムリソース(例えば、フロッピィなど)を代理表示する小さなイメージです。 ランチャアイコンとは通常、アプリケーションのショートカットを意味します。
グラフィカルデスクトップ環境: GUIの最も目立つ画面範囲。 デスクトップとは、ユーザーのホーム やここからスタートランチャアイコンが配置されている画面全体の ことです。デスクトップの構成を変更して特別な背景色や絵を追加してデスクトップに パーソナル感覚を与えることが出来ます。
パネル: デスクトップにあるツールバーで、通常、画面の底辺に 横幅一杯に広がっています。(図1-5を参照) パネルはよく使用されるプログラムをスタートする為のメインメニュー ボタンとショートカットアイコンを含んでいます。カスタマイズもできます。
ルート(Root): root ユーザーアカウントはインストール時に 作成されるもので、システムに全面的なアクセス権を持ちます。システム管理者の 特定の作業を達成するにはrootとしてログインする必要があります。ユーザー アカウントは、普通のユーザー作業を操作できるようにするもので、rootアカウントが ない状態ですからRed Hat Linuxインストールやアプリケーションを永久的に破損する機会を 低減します。
su と su -: コマンドsuは、ユーザーにrootアカウントとシステム上の 他のアカウントへのアクセスを与えます。ユーザーアカウントのシェルにいる時に suとタイプしてrootアカウントに切替えると、重要なファイルに アクセスして変更したり永久に破損したりする可能性を持つことになります。 su -コマンドでログインすると、rootアカウントシェルに 入ってrootになります。rootになると、破損する能力も持ちますので注意して下さい。
Man ページ と info ページ: Man (マニュアルの略) ページと info ページには、コマンド又は ファイルに関する詳細な情報(通常、infoページよりもManぺージの方が簡単で説明が少ない) が表示されます。例えば、suコマンドのManページを読むには、シェルプロンプトで man su(infoページの場合はinfo su)と入力します。ページを 閉じるには
X または X Window System: これらの用語は、グラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)環境のことを示します。 「Xにいる」、「Xを実行している」などと言う場合は、コンソールでなくGUI環境で作業している ことを意味します。
RPM: RPM はRPM Package manager(RPMパッケージマネージャ)の 略語で、Red Hatが そのソフトウェアファイルを構成し、配布する手段の名前でもあります。 RPM はRed Hat Linuxコンピュータ上にインストールできるソフトウェアパッケージです。
このマニュアルの中では、グラフィカルデスクトップ環境を使用した移動法と 生産性に重点を置いていますが、参照の為にRed Hat Linuxシステムへのログインと 使用についてグラフィカル画面とシェルプロンプトの両方を取り扱っています。 (シェルプロンプトの使用が快適だと思われる場合もありますので。)