最初に第3章を読み、RAIDの概要、ハードウェアRAIDとソフトウェアRAIDの違いと、RAID 0、1、5の違いを理解してください。
ソフトウェアRAIDは、Red Hat LinuxのGUIとKickstartのどちらのインストールモードでも設定できます。fdiskまたはDisk Druidを使用してRAID構成を作成することができます。以下ではDisk Druidでの作業を中心に説明します。
RAIDデバイスを作成する前に、まず以下の各ステップの指示に従ってRAIDパーティションを作成する必要があります。
![]() | ヒント |
|---|---|
fdiskを使用してRAIDパーティションを作成する場合、タイプ83のLinux nativeではなく、タイプfd(Linux RAID)としてパーティションを作成しなければならないことに注意してください。また、最大限の性能を引き出すには、1つのRAIDアレイに属するパーティション群が占めるドライブ上のシリンダの範囲を同一とする必要があります。 |
ディスクパーティションの設定画面上で、 Disk Druidで手動のパーティション設定を選択します。
Disk Druidの中では、 新規を選択して新しいパーティションを作成します。
マウントポイントの入力はできません(RAIDデバイスの作成後に入力できるようになります)。
図9-1に示してあるようにファイルシステムタイプの プルダウンメニューからソフトウェアRAID選択します。
選択可能なドライブには、RAIDを作成するドライブを選択します。複数のドライブがある場合は、 ここですべてのドライブを選択します。RAIDアレイの作成対象としないドライブの選択は解除してください。
目的のパーティションサイズを入力します。
固定容量を選択して、特定のサイズのパーティションを作成するか、 指定限度まで使用 (MB)を選択してそのパーティションの 範囲を指定するサイズをメガバイト数で入力するか、あるいは最大許容量まで使用を 選択してハードディスク上の使用可能な容量すべてまで後で成長するようにもできます。 1つ以上のパーティションを成長可能にするとそれらのパーティション同士で空き領域を 共有することになります。
パーティションをプライマリパーティションとする場合は、プライマリパーティションにするを選択してください。
フォーマットの前にインストールプログラムでハードドライブ上の不良ブロックを確認するには、 不良ブロックをチェックを選択します。
OKをクリックしてメインの画面に戻ります。
RAID構成の為に必要なだけの複数パーティションを作成するには、上記のステップを繰り返します。 すべてのパーティションがRAID用のパーティションになる必要はないことに注意してください。例えば、 /homeパーティションだけをソフトウェアRAIDデバイスとして 設定することも出来ます。
すべてのパーティションをソフトウェアRAIDパーティションとして 作成したあとは、次のステップで進みます:
Disk Druidのメインのパーティション画面上で RAIDボタンを選択します。(図9-3を参照)
次に 図9-2 が現れますのでそこで、 RAIDデバイスを作成することができます。
マウントポイントを入力します。
パーティション用のファイルタイプを選択します。
RAIDレベルを選択します。RAID 0, RAID 1, 及び RAID 5から選びます。
![]() | 注意 |
|---|---|
/bootのRAIDパーティションを作成している場合は、 RAIDレベル 1を選択する必要があります。そして最初の2つのドライブ(IDEを 1番目、 SCSIは 2番目)の内の1つを使用しなければなりません。また/bootの パーティションを作成しないで、/の RAIDパーティションを作成している場合は、こちらをRAIDレベル 1にして 最初の2つのドライブ(IDEを 1番目、SCSIは 2番目)の内の1つを使用しなければなりません。 |
このRAIDアレイに属するパーティションを選択して、OKボタンをクリックします。
RAID 1とRAID 5では、予備のパーティションを指定できます。ソフトウェアRAIDパーティションに障害が発生した場合、自動的に予備が代替として使用されます。指定する予備の数に応じて、追加のソフトウェアRAIDパーティションを作成する必要があります(RAIDデバイスのパーティションのほかに)。前述のステップで、RAIDデバイスのパーティションと予備のパーティションを選択します。予備の数を選択します。
パーティションをフォーマットするかどうかを選択します。
RAID デバイスは、図9-3で見えるように ドライブの概要一覧の中に表示されます。 この時点からインストールプロセスを継続することが出来ます。 詳しい案内については オフィシャル Red Hat Linux インストールガイドを参照して下さい。