以下は、/proc/ディレクトリのトップ階層で有用な仮想ファイルのリストです。
このファイルは、Advanced Power Management (APM)システムの状態に関する情報を提供します。この情報は、apmコマンドで使用されます。
パッテリを使用せず、常にAC電源に接続されているシステム上のファイル出力は次のようになります。
1.16 1.2 0x03 0x01 0xff 0x80 -1% -1 ? |
これらのシステムでapm -vコマンドを実行すると、次のような結果が出力されます。
APM BIOS 1.2 (kernel driver 1.14) AC on-line, no system battery |
これらのシステムでは、apmによって、コンピュータがスタンバイモードになります。apmコマンドはラップトップに使うと便利です。このコマンドは、/proc/apmファイルにも反映されます。電源に接続された、Linuxを実行しているラップトップ上のファイルの出力例は次のとおりです。
1.16 1.2 0x03 0x01 0x03 0x09 100% -1 ? |
同じコンピュータを電源から切断し、電池で数分間動作させた場合、apmファイルの内容は次のように変わります。
1.16 1.2 0x03 0x00 0x00 0x01 99% 1792 min |
この状態では、apmマンドによって、このデータから読み取り可能な情報が出力されます。
APM BIOS 1.2 (kernel driver 1.14) AC off-line, battery status high: 99% (1 day, 5:52) |
これは、生の/procファイルと特定の目的のためにこの情報を使用するユーティリティとの間が接続されていることを示します。
このファイルは、起動時にカーネルに渡されるパラメータを表示します。/proc/cmdlineファイルの出力例は次のとおりです。
ro root=/dev/hda2 |
このファイルに保存されている重要なデータは次のように分類されます。
ro—カーネルが読み取り専用でロードされることを意味します。
root=/dev/hda2 — システムをルートファイルシステムが存在するパーティションを表します。
このファイルはシステムのプロセッサタイプに応じて変わります。出力は理解しやすいものです。このファイルの出力例は次のとおりです。
processor : 0 vendor_id : AuthenticAMD cpu family : 5 model : 9 model name : AMD-K6(tm) 3D+ Processor stepping : 1 cpu MHz : 400.919 cache size : 256 KB fdiv_bug : no hlt_bug : no f00f_bug : no coma_bug : no fpu : yes fpu_exception : yes cpuid level : 1 wp : yes flags : fpu vme de pse tsc msr mce cx8 pge mmx syscall 3dnow k6_mtrr bogomips : 799.53 |
processor —各プロセッサに識別番号を提供します。1つのプロセッサしかない場合は、0が表示されます。
cpu family — システムのプロセッサタイプを正式に表示します。"86"の前に数字を入力して、値を計算します。古いシステム(686、586、486、386)のアーキテクチャについて知りたい場合、特に便利です。RPMパッケージは特定のアーキテクチャ用にコンパイルされていることがあるので、この値によって、システムにインストールするパッケージがわかります。
model name —プロセッサの一般的な名前とプロジェクト名を表示します。
cpu MHz —特定のプロセッサの正確な速度をMHz(千単位)で表示します。
cache size —プロセッサに利用できるレベル2メモリキャッシュの容量を表示します。
flags —FPUの有無やMMX指示を処理できるかどうかなど、プロセッサについて多くの機能を定義します。
このファイルはカーネルで使用するよう現在設定されているさまざまなキャラクタデバイスとブロックデバイスを表示します。利用できてもカーネルにロードされていないモジュールは含まれていません。以下はこのファイルの出力例です。
Character devices: 1 mem 2 pty 3 ttyp 4 ttyS 5 cua 7 vcs 10 misc 14 sound 29 fb 36 netlink 128 ptm 129 ptm 136 pts 137 pts 162 raw 254 iscsictl Block devices: 1 ramdisk 2 fd 3 ide0 9 md 22 ide1 |
/proc/devicesからの出力には、デバイスのメジャー番号と名前が含まれています。
キャラクタデバイスはブロックデバイスと類似していますが、次の2つの相違点があります。
ブロックデバイスには利用できるバッファがあり、要求を処理する前に順序付けをすることができます。これは、情報を保存するためのデバイス— 例えばハードディスク—にはとても重要です。というのは、要求をデバイスに書き込む前に順番を付けることができると、効率のよい順番に配置できるためです。キャラクタデバイスにはこの種のバッファリングは必要ではありません。
もう一つの相違点は、ブロックデバイスは特定サイズのブロック単位で情報を送受信できます。キャラクタデバイスでは、あらかじめ設定されたサイズはなく、適切と判断したサイズでデータを送信します。
デバイスについての詳細情報は、/usr/src/linux-2.4/Documentation/devices.txtを参照してください。
このファイルは、Linuxカーネルが現在サポートしている実行ドメインと、サポートしているパーソナリティの範囲の一覧を表示します。
0-0 Linux [kernel] |
実行ドメインを特定のオペレーティングシステムの「パーソナリティ」と考えます。Solaris、UnixWare、FreeBSDなど他のバイナリフォーマットもLinuxで使用できます。Linuxで実行しているタスクのパーソナリティを変更して、オペレーティングシステムが、特定のバイナリからの特定のシステム呼び出しを処理する方法を変更できます。PER_LINUX実行ドメイン以外は、動的にロード可能なモジュールとして実装できます。
このファイルには、フレームバッファデバイス、その番号、それを制御するドライバなどの一覧が保存されています。フレームバッファデバイスを搭載したシステムの/proc/fbの典型的な出力例は次のとおりです。
0 VESA VGA |
このファイルは、カーネルが現在サポートしているファイルシステムタイプの一覧を表示します。汎用カーネルの/proc/filesystemsファイルの出力例は次のとおりです。
nodev rootfs
nodev bdev
nodev proc
nodev sockfs
nodev tmpfs
nodev shm
nodev pipefs
ext2
nodev ramfs
iso9660
nodev devpts
ext3
nodev autofs
nodev binfmt_misc |
最初のカラムは、ファイルシステムがブロックデバイスにマウントされているかどうかを示します。nodevで始まるカラムは、ファイルシステムがブロックデバイスにマウントされていないことを示します。2番目のカラムは、サポートされているファイルシステムの名前を表示します。
mountコマンドで使用して、引数として指定されているファイルシステムがない場合に、指定できるファイルシステムを検索します。
このファイルはx86アーキテクチャ上でIRQごとの割り込み数を記録します。標準的な/proc/interruptsは次のとおりです。
CPU0 0: 80448940 XT-PIC timer 1: 174412 XT-PIC keyboard 2: 0 XT-PIC cascade 8: 1 XT-PIC rtc 10: 410964 XT-PIC eth0 12: 60330 XT-PIC PS/2 Mouse 14: 1314121 XT-PIC ide0 15: 5195422 XT-PIC ide1 NMI: 0 ERR: 0 |
マルチプロセッサのコンピュータの場合、このファイルは多少異なります。
CPU0 CPU1 0: 1366814704 0 XT-PIC timer 1: 128 340 IO-APIC-edge keyboard 2: 0 0 XT-PIC cascade 8: 0 1 IO-APIC-edge rtc 12: 5323 5793 IO-APIC-edge PS/2 Mouse 13: 1 0 XT-PIC fpu 16: 11184294 15940594 IO-APIC-level Intel EtherExpress Pro 10/100 Ethernet 20: 8450043 11120093 IO-APIC-level megaraid 30: 10432 10722 IO-APIC-level aic7xxx 31: 23 22 IO-APIC-level aic7xxx NMI: 0 ERR: 0 |
最初のカラムはIRQ番号です。システム内の各CPUには、独自のカラムとIRQごとの割り込み数があります。次のカラムは、割り込みタイプ、最後のカラムにはIRQにあるデバイス名です。
このファイル内の各割り込みタイプはアーキテクチャ固有なので、それぞれ意味することが多少異なります。x86コンピュータの場合、一般的な値は次のとおりです。
XT-PIC —従来のATコンピュータの割り込み。
IO-APIC-edge —この割り込みで電圧信号がロウからハイに推移すると、エッジが作成されます。ここで割り込みが生じ、1度だけ信号が生成されます。この種の割り込みは、IO-APIC-level割り込みと同じように、586ファミリ以上のプロセッサを搭載したシステムでのみ生じます。
IO-APIC-level —電圧信号がハイになると、その信号が再度ロウになるまで割り込みが生成されます。
このファイルは、さまざまなデバイス向けに、システムの現在のメモリマップを表示します。
00000000-0009fbff : System RAM 0009fc00-0009ffff : reserved 000a0000-000bffff : Video RAM area 000c0000-000c7fff : Video ROM 000f0000-000fffff : System ROM 00100000-07ffffff : System RAM 00100000-00291ba8 : Kernel code 00291ba9-002e09cb : Kernel data e0000000-e3ffffff : VIA Technologies, Inc. VT82C597 [Apollo VP3] e4000000-e7ffffff : PCI Bus #01 e4000000-e4003fff : Matrox Graphics, Inc. MGA G200 AGP e5000000-e57fffff : Matrox Graphics, Inc. MGA G200 AGP e8000000-e8ffffff : PCI Bus #01 e8000000-e8ffffff : Matrox Graphics, Inc. MGA G200 AGP ea000000-ea00007f : Digital Equipment Corporation DECchip 21140 [FasterNet] ea000000-ea00007f : tulip ffff0000-ffffffff : reserved |
最初のカラムは異なる各メモリタイプで使用するメモリレジスタを表示します。2番目のカラムは、これらのレジスタ内にあるメモリの種類を示します。特に、このカラムでは、システムのRAM内でカーネルが使用するメモリレジスタを表示し、NICに複数のイーサネットポートがある場合は、各ポートに割り当てられているメモリレジスタも表示します。
/proc/iomemと同様、/proc/ioportsはデバイスとの入出力通信に使用する現在登録されているポート領域の一覧を表示します。このファイルはきわめて長くなることがありますが、開始は次のようになります。
0000-001f : dma1 0020-003f : pic1 0040-005f : timer 0060-006f : keyboard 0070-007f : rtc 0080-008f : dma page reg 00a0-00bf : pic2 00c0-00df : dma2 00f0-00ff : fpu 0170-0177 : ide1 01f0-01f7 : ide0 02f8-02ff : serial(auto) 0376-0376 : ide1 03c0-03df : vga+ 03f6-03f6 : ide0 03f8-03ff : serial(auto) 0cf8-0cff : PCI conf1 d000-dfff : PCI Bus #01 e000-e00f : VIA Technologies, Inc. Bus Master IDE e000-e007 : ide0 e008-e00f : ide1 e800-e87f : Digital Equipment Corporation DECchip 21140 [FasterNet] e800-e87f : tulip |
最初のカラムには2番目のカラムに表示されているデバイスのために予約されている実際のIOポートアドレス範囲が表示されます。
このファイルはシステム上のISAスロット内のプラグ&プレイ(PnP)カードを表示します。これはサウンドカードの場合が多く、デバイスの数に制限はありません。/proc/isapnp ファイルにサウンドブラスターのエントリがある場合は、次のようになります。
Card 1 'CTL0070:Creative ViBRA16C PnP' PnP version 1.0 Product version 1.0
Logical device 0 'CTL0001:Audio'
Device is not active
Active port 0x220,0x330,0x388
Active IRQ 5 [0x2]
Active DMA 1,5
Resources 0
Priority preferred
Port 0x220-0x220, align 0x0, size 0x10, 16-bit address decoding
Port 0x330-0x330, align 0x0, size 0x2, 16-bit address decoding
Port 0x388-0x3f8, align 0x0, size 0x4, 16-bit address decoding
IRQ 5 High-Edge
DMA 1 8-bit byte-count compatible
DMA 5 16-bit word-count compatible
Alternate resources 0:1
Priority acceptable
Port 0x220-0x280, align 0x1f, size 0x10, 16-bit address decoding
Port 0x300-0x330, align 0x2f, size 0x2, 16-bit address decoding
Port 0x388-0x3f8, align 0x0, size 0x4, 16-bit address decoding
IRQ 5,7,2/9,10 High-Edge
DMA 1,3 8-bit byte-count compatible
DMA 5,7 16-bit word-count compatible |
このファイルは、ここに表示するデバイス数やその要件、あるいはリソース要求によっては、きわめて長くなることがあります。
各カードには、その名前、プラグ&プレイバージョン番号、製品バージョン番号が表示されています。デバイスがアクティブで設定されている場合、このファイルはデバイスのポートとIRQ番号も表示します。さらに、互換性の目的で、カードで多くの異なるパラメータのpreferredとacceptable値も指定します。目的は、プラグ&プレイカードが相互に正常に動作するようにし、IRQやポートとのコンフリクトを回避することです。
このファイルはシステムの物理メモリを表し、コアファイルフォーマットで保存されます。大部分の/procファイルと異なり、kcoreはサイズを表示します。この値はバイト単位で、使用される物理メモリ(RAM)のサイズに4Kバイトを加えたものです。
![]() | Warning |
|---|---|
/procのkcoreファイルは見ないようにしてください。このファイルの内容は、ターミナル上に出力されたテキストを混ぜ合わせたものです。このファイルを誤って見てしまった場合は、 |
内容はgdbなどのデバッガが検査するためのもので人間は解読する事ができません。
このファイルを表示する権利があるのは、ルートユーザーのみです。
このファイルは、カーネルが生成したメッセージを保持しておくために使用します。これらのメッセージは、klogdなど他のプログラムが取り出します。
このファイルには、モジュールツールが動的にロード可能モジュールをリンクし結合するために使用する、カーネルがエクスポートしたシンボル定義が保存されています。
e003def4 speedo_debug [eepro100] e003b04c eepro100_init [eepro100] e00390c0 st_template [st] e002104c RDINDOOR [megaraid] e00210a4 callDone [megaraid] e00226cc megaraid_detect [megaraid] |
2番目のカラムには、カーネル機能の名前が表示されます。最初のカラムには、カーネル内のその機能のメモリアドレスが表示されます。最後のカラムには、その機能を提供するためにロードされたモジュールの名前が表示されます。
このファイルは、プロセッサーオーバータイムの一定期間のロード平均、uptimeや他のコマンドが使用する追加データを表示します。loadavgファイルの出力例は次のとおりです。
0.20 0.18 0.12 1/80 11206 |
最初の3つのカラムは、1分、5分、10分間隔で、最新のCPU使用率の測定値を表します。4番目のカラムは、現在実行されているプロセス数とプロセス総数を表示します。最後のカラムは、最後に使用したプロセスIDを表示します。
このファイルは、カーネルが現在ロックしているファイルを表示します。このファイルには、カーネルの内部デバッグデータが保存されており、ファイル内容はシステムの使用によって大きく異なります。負荷の軽いシステムのlocksファイルの出力例は次のとおりです。
1: FLOCK ADVISORY WRITE 807 03:05:308731 0 EOF c2a260c0 c025aa48 c2a26120 2: POSIX ADVISORY WRITE 708 03:05:308720 0 EOF c2a2611c c2a260c4 c025aa48 |
各ロックに対して、各行の始めに固有の番号が割り当てられます。2番目のカラムは、使用ロッククラスを示します。FLOCKは、flockシステム呼び出しからの従来のスタイルのUNIXファイルロックを表し、POSIXは、lockfシステム呼び出しからの新しいPOSIXロックを表します。
3番目のカラムには2つの値があります。ADVISORYは、ロックしても他のユーザーがデータにアクセスできることを意味します。つまり、他のユーザーがロックすることを防止するのみです。MANDATORYは、ロックされている間、他のユーザーがデータにアクセスできないことを意味します。4番目のカラムは、ロックによってREADアクセス権かWRITEアクセス権を持つユーザーがファイルにアクセスできるようにするかどうかを示します。5番目のカラムは、ロックを保持するプロセスのIDを示します。
6番目のカラムは、ロックされるファイルのIDを示します。フォーマットは、MAJOR-DEVICE:MINOR-DEVICE:INODE-NUMBERです。7番目のカラムは、ファイルのロックされた領域の開始と終了を示します。残りのカラムは、特定のデバッグに使用された内部カーネルデータ構造を示すもので、無視してかまいません。
このファイルにはマルチプルディスク、RAID設定の現在の情報が保存されています。システムにこのような設定がない場合、mdstatファイルは次のようになります。
Personalities : read_ahead not set unused devices: <none> |
ソフトウェアRAIDもしくはmdデバイスを作成しない限り、上記の状態のままです。その場合は、mdstatを使用して、mdX RAID デバイスで現在何が生じているかを知ることができます。
/proc/mdstatファイルは、以下のように、システムにRAID 1デバイスとして構成されたmd0を示します。ファイルは、ディスクを現在再同期化しています。
Personalities : [linear] [raid1] read_ahead 1024 sectors md0: active raid1 sda2[1] sdb2[0] 9940 blocks [2/2] [UU] resync=1% finish=12.3min algorithm 2 [3/3] [UUU] unused devices: <none> |
これは、よく使われる/procファイルの1つです。システム上の現在のRAM使用率についての貴重な情報をレポートします。256MバイトのRAMと384Mバイトのスワップ領域を持つシステムには、次のような/proc/meminfoファイルがある場合があります。
total: used: free: shared: buffers: cached: Mem: 261709824 253407232 8302592 0 120745984 48689152 Swap: 402997248 8192 402989056 MemTotal: 255576 kB MemFree: 8108 kB MemShared: 0 kB Buffers: 117916 kB Cached: 47548 kB Active: 135300 kB Inact_dirty: 29276 kB Inact_clean: 888 kB Inact_target: 0 kB HighTotal: 0 kB HighFree: 0 kB LowTotal: 255576 kB LowFree: 8108 kB SwapTotal: 393552 kB SwapFree: 393544 kB |
この情報の多くは、free、top、psコマンドで使用します。実際、freeコマンドの出力はmeminfoの内容と構造によく似ています。meminfoを見ると、メモリの詳細がわかります。
Mem —システム内の物理RAMの現在の状況を表示します。メモリ総容量、使用メモリ、空きメモリ、共有メモリ、バッファメモリ、キャッシュメモリの使用率をバイト単位で表示します。
Swap —スワップ領域の総容量、使用容量、空き容量をバイト単位で表示します。
MemTotal —物理RAMの総容量。Kバイト単位。
MemFree —物理RAMの空き容量。Kバイト単位。
MemShared —2.4以降のカーネルでは使用しませんが、以前のカーネルバージョンの互換性のためにあります。
Buffers —ファイルバッファに使用した物理RAMの容量。Kバイト単位。
Cached —キャッシュメモリとして使用される物理RAMの容量。Kバイト単位。
Active —実際に使用しているバッファメモリか、ページキャッシュメモリの容量。Kバイト単位。
Inact_dirty —空にできるバッファメモリか、キャッシュページメモリの総容量。自由に利用できるKバイト単位。
Inact_clean —バッファかキャッシュページの空き容量合計。Kバイト単位。
Inact_target —1分平均の1秒当たり正味割り当て量。Kバイト単位。
HighTotalとHighFree —カーネル領域に直接マッピングされないメモリの総容量と空き容量。HighTotalの値は、使用するカーネルタイプによって異なります。
LowTotalとLowFree —カーネル領域に直接マッピングされるメモリの総容量と空き容量。LowTotalの値は使用カーネルタイプによって異なります。
SwapTotal —利用可能なスワップ容量。Kバイト単位。
SwapFree —空きスワップの総容量。Kバイト単位。
このファイルは、番号10のメジャーデバイス上に登録されているドライバを一覧表示します。
135 rtc 1 psaux 134 apm_bios |
最初のカラムは各デバイスのマイナー番号で、2番目のカラムは使用ドライバです。
ファイルにはシステムがロードしたすべてのモジュールの一覧が表示されます。その内容はシステムの設定と用途によって異なりますが、次の/proc/modulesファイル出力の例と似たような構成になっています。
ide-cd 27008 0 (autoclean) cdrom 28960 0 (autoclean) [ide-cd] soundcore 4100 0 (autoclean) agpgart 31072 0 (unused) binfmt_misc 5956 1 iscsi 32672 0 (unused) scsi_mod 94424 1 [iscsi] autofs 10628 0 (autoclean) (unused) tulip 48608 1 ext3 60352 2 jbd 39192 2 [ext3] |
最初のカラムはモジュール名です。2番目のカラムは、モジュールのメモリサイズをバイト単位で表します。3番目のカラムは、モジュールが現在ロードされているか(1)、ロードされていないか(0)を示します。最後のカラムは、使用されていない一定期間の後、モジュールが自動的にアンロードされるか(autoclean)使用されていないか(unused)を示します。名前がかっこ([または])内に入っているモジュールは、このモジュールが機能するには別のモジュールが必要であることを意味します。
このファイルはシステムが使用しているすべてのマウントの一覧を提供します。
rootfs / rootfs rw 0 0 /dev/hda2 / ext3 rw 0 0 /proc /proc proc rw 0 0 /dev/hda1 /boot ext3 rw 0 0 none /dev/pts devpts rw 0 0 none /dev/shm tmpfs rw 0 0 none /proc/sys/fs/binfmt_misc binfmt_misc rw 0 0 |
この出力は/etc/mtabの内容と似ていますが、/proc/mountが最新のものである点が異なります。
最初のカラムはマウントされているデバイスを示します。2番目のカラムはマウントポイントを表します。3番目のカラムはファイルシステムタイプを示します。4番目のカラムは、読み取り専用でマウントされているか(ro)、読み取り/書き込み(rw)モードでマウントされているかを示します。5番目と6番目のカラムは、/etc/mtabで使用されるフォーマットと一致させるたのダミー値です。
このファイルは現在システムで使用しているMemory Type Range Registers(MTRR)です。システムのアーキテクチャがMTRRをサポートしている場合は、mtrrは次のようになります。
reg00: base=0x00000000 ( 0MB), size= 64MB: write-back, count=1 |
MTRRはIntel P6プロセッサファミリ(Pentium Pro以上)で使用します。これは、プロセッサがメモリ範囲にアクセスすることを制御するために使用します。PCIバスかAGPバス上のビデオカードを使用する場合、mtrrファイルを正しく設定すると、パフォーマンスは150%以上向上します。
大部分の使用の場合、この値は正しく設定されています。MTRRについての詳細情報と、手動でこのファイルを設定する方法については、http://web1.linuxhq.com/kernel/v2.3/doc/mtrr.txt.htmlを参照してください。
ここに述べる情報の多くは大部分のユーザーにとってはあまり重要ではありません。ただし、次のカラムは重要です。
major —このパーティションを持つデバイスのメジャー番号。この例のメジャー番号(3)は/proc/devicesのide0デバイスに対応しています。
minor —このパーティションを持つデバイスのマイナー番号。これにより、パーティションを異なる物理デバイスに分け、パーティション名最後の番号に関連付けます。
#blocks —特定のパーティションに入っている物理ディスクブロックの番号の一覧を表示します。
name —パーティションの名前。
このファイルには、システム上の各PCIデバイスの完全な一覧が保存されています。PCIデバイス数によって、/proc/pciはかなり長くなることがあります。基本的なシステムでは次のようになります。
Bus 0, device 0, function 0:
Host bridge: Intel Corporation 440BX/ZX - 82443BX/ZX Host bridge (rev 3).
Master Capable. Latency=64.
Prefetchable 32 bit memory at 0xe4000000 [0xe7ffffff].
Bus 0, device 1, function 0:
PCI bridge: Intel Corporation 440BX/ZX - 82443BX/ZX AGP bridge (rev 3).
Master Capable. Latency=64. Min Gnt=128.
Bus 0, device 4, function 0:
ISA bridge: Intel Corporation 82371AB PIIX4 ISA (rev 2).
Bus 0, device 4, function 1:
IDE interface: Intel Corporation 82371AB PIIX4 IDE (rev 1).
Master Capable. Latency=32.
I/O at 0xd800 [0xd80f].
Bus 0, device 4, function 2:
USB Controller: Intel Corporation 82371AB PIIX4 USB (rev 1).
IRQ 5.
Master Capable. Latency=32.
I/O at 0xd400 [0xd41f].
Bus 0, device 4, function 3:
Bridge: Intel Corporation 82371AB PIIX4 ACPI (rev 2).
IRQ 9.
Bus 0, device 9, function 0:
Ethernet controller: Lite-On Communications Inc LNE100TX (rev 33).
IRQ 5.
Master Capable. Latency=32.
I/O at 0xd000 [0xd0ff].
Non-prefetchable 32 bit memory at 0xe3000000 [0xe30000ff].
Bus 0, device 12, function 0:
VGA compatible controller: S3 Inc. ViRGE/DX or /GX (rev 1).
IRQ 11.
Master Capable. Latency=32. Min Gnt=4.Max Lat=255.
Non-prefetchable 32 bit memory at 0xdc000000 [0xdfffffff]. |
この出力はすべてのPCIデバイスをバス、デバイス、機能の順にソートした一覧を表しています。デバイスの名前とバージョンのほか、詳細なIRQ情報も得られるので、コンフリクトをすぐに検出できます。
![]() | tip | |
|---|---|---|
より詳しい情報は次のように入力して得られます。
|
このファイルは、スラブレベルのメモリ使用率についての情報を提供します。2.2以降のLinuxカーネルは、スラブプールを使用してページレベル以上のメモリを管理します。よく使用されるオブジェクトには独自のスラブプールがあります。
このファイルの値は、キャッシュ名、アクティブなオブジェクト数、オブジェクト総数、オブジェクトサイズ、オブジェクトのアクティブなスラブ(ブロック)数、オブジェクトのスラブ総数、1スラブ当たりのページ数の順序になっています。
この場合、アクティブという言葉は使用中という意味です。アクティブなオブジェクトとは、使用中のオブジェクトであり、アクティブなスラブとは、使用されているオブジェクトのあるスラブという意味です。
このファイルには、システムが最後に再起動されたとき以降のシステムについてのさまざまな統計情報が記録されています。/proc/statの内容はきわめて長くなることがありますが、開始は次のようになります。
cpu 1139111 3689 234449 84378914 cpu0 1139111 3689 234449 84378914 page 2675248 8567956 swap 10022 19226 intr 93326523 85756163 174412 0 3 3 0 6 0 1 0 428620 0 60330 0 1368304 5538681 disk_io: (3,0):(1408049,445601,5349480,962448,17135856) ctxt 27269477 btime 886490134 processes 206458 |
よく使用される統計情報は次のとおりです。
cpu —システムがユーザーモード、低いプライオリティのユーザーモード(ナイス)、システムモード、アイドルタスクの状態をそれぞれジフィー(1秒の1/100)単位で測定します。すべてのCPUの合計は最上部に表示され、各CPUはその下に個々の統計情報付きで表示されます。
page —システムがディスクに書き込んだあるいは書き出したメモリページ数。
swap —システムが入出力したスワップページ数。
intr —システムへの割り込み数。
btime — 1970年1月1日以降の起動時間。秒単位。エポックとも言います。
このファイルはスワップ領域とその使用率を測定します。スワップパーティションが1つのシステムの場合、/proc/swapの出力は次のようになります。
Filename Type Size Used Priority /dev/hda6 partition 136512 20024 -1 |
この情報の一部は他の/procファイルにもありますが、swapファイルは、各スワップファイル名のスナップショット、スワップ領域タイプ、合計サイズ、使用サイズ(Kバイト単位)などを提供します。プライオリティカラムは複数のスワップファイルを使用し、速度の速いハードディスク上にあるファイルを優先するときなどに便利です。プライオリティが低ければ低いほど、スワップファイルがよく使われます。
このファイルには、システムを最後に再起動してから経過した時間についての情報が保存されています。/proc/uptimeの出力は次のように短いものです。
350735.47 234388.90 |
最初の数字は、システムが起動されている時間の総数を秒単位で表しています。2番目の数字はその時間のうちのアイドル時間を秒単位で表しています。
このファイルはLinuxカーネルとgccのバージョン、システムにインストールされているRed Hat Linuxのバージョンを表示します。
Linux version 2.4.18-0.4 (user@foo.redhat.com) (gcc version 2.96 20000731 (Red Hat Linux 7.2 2.96-106)) #1 Wed Mar 13 10:47:08 EST 2002 |
この情報はユーザーがログインした時のバージョンデータなど、さまざまな目的に使用できます。