設定ファイルは、ブートするOSの一覧をGRUBのメニューインターフェイスに作製するときに使用しますが、基本的に、実行するコマンドグループのプリセットを選択できるようにします。コマンド項に示されるコマンドが使用できるほか、設定ファイル内でのみ使用できる特殊コマンドもあります。
次のコマンドはGRUBのメニュー設定ファイルでのみ使用できます。
color <normal-color> <selected-color> —メニューで使う色の設定を行えます。フォアグランドとバックグランド用に2色を設定します。red/blackの様に、単に色の名前を使います。例えば、以下のようになります。
color red/black green/blue |
default <title-name> —メニューインターフェイスがタイムアウトになるとロードされるデフォルトエントリのタイトル名です。
fallback <title-name> —最初の試行が失敗する場合に再試行されるエントリタイトル名を示します。
hiddenmenu —GRUBメニューインターフェイスを非表示にし、timeout期間の経過後にdefaultエントリをロードします。
password <password> —パスワードを知らないユーザーによりこのメニューオプションのエントリが変更されるのを防ぎます。
オプションとして、<password>の後に別のメニュー設定ファイルを指定すると、パスワードがわかっている場合に、GRUBが第2ステージのブートローダーをリスタートし、指定した設定ファイルを使用してメニューをコンパイルするようにできます。この代替ファイルがコマンドから外されている場合、パスワードを知っているユーザーは現在の設定ファイルを変更できます。
timeout —defaultコマンドで指定されたエントリをGRUBがロードするまでの時間間隔を秒単位で設定します。
splashimage — GRUBのブート時に使用するスプラッシュスクリーン画像の場所を指定します。
title —OSのロードに使用する特定のコマンドグループとともに使用するタイトルを設定します。
#の記号は、メニュー設定ファイルにコメントを挿入するために使用します。
GRUBのメニューインターフェイスのグローバル設定を行うコマンドはファイルの一番上に配置されています。その後にブートする各OSに関するさまざまなエントリが続きます。
Red Hat LinuxやMicrosoft Windows 2000をブートするように設計された最も基本的なGRUBのメニュー設定ファイルは次のように表示されます。
default=linux timeout=10 color=green/black light-gray/blue # section to load linux title linux root (hd0,1) kernel /vmlinuz root=/dev/hda5 boot # section to load Windows 2000 title windows rootnoverify (hd0,0) chainloader +1 |
このファイルは、デフォルトのOSとしてRed Hat Linuxとともにメニューをコンパイルし、10秒後に自動的にブートするようにセットすることをGRUBに指示します。各OSエントリに対して1つずつ、2つのセクションが、このシステムのディスクパーティションテーブル固有のコマンドとともに与えられます。
複数のOSをブートするためのGRUBのメニュー設定ファイルの設定については、本章では説明しません。GRUBを使ったさまざまなOSのブートに関する詳細は、その他のリソース項を参照してください。