ext3 ファイルシステムの作成

Red Hat Linuxシステムに新しいディスクドライブを追加して、ext3ファイルシステムを 使用したい場合は、fdiskなどのプログラムで最初に ハードディスクのパーティションを作成し、ファイルシステムをフォーマット しなければなりません。

fdiskでパーティション作成

fdiskを使用するには,シェルプロンプトを開いて、rootで ログインします。fdiskコマンドはパーティション作成をする デバイスを、コマンドの引数として指定するように要求してきます。以下の例に あるように、デバイスは/dev/hdbとして、これはプライマリ IDEチャンネルの2番目のデバイスの相当します。まず、以下をタイプして下さい。

/sbin/fdisk /dev/hdb

次の表は、最も一般的なfdiskコマンドを示すものです。

ティップヒント
 

ディスクを変更しないで、プログラムを途中で止めたい 場合は、qとタイプします.

fdiskプログラムに入ると、nと タイプして新しいパーティションを作成します。プログラムが パーティションの 種類を選択するよう要求しますので、拡張パーティション用にeか 又は、プライマリパーティション用に pを選択することに なります。

パーティションの種類を選択する前に注意することがあります。 Red Hat Linuxはディスク用に4つまでのプライマリパーティションしか認識しません。 それ以上のパーティションを作成したい場合は、4つのプライマリパーティションの 内の1つ(1つのみ)を拡張パーティションにして、それを1つ、又はそれ以上の 論理パーティションを内包するコンテナの役目をさせることはできます。 コンテナの役目をするわけですから、拡張パーティションは少なくとも 論理パーティションを合計した大きさと同じサイズである必要があります。 ディスクパーティションに関する詳しい情報は、オフィシャル Red Hat Linux インストールガイド 内にある付録のディスクパーティションの概要を 御覧ください。

パーティションの種類と数量を決定した後は、パーティションが スタートするシリンダヘッドを選択します。ディフォルトの値を流用する 場合は、単に[Enter]を押してください。

次に、サイズを指定します。これを簡単に実行するには、 +sizeMと タイプします。ここで、sizeとは、 メガバイトで示すパーティションの大きさです。数量を指定しないで [Enter]を押すと、fdiskは ディスクの残量部分のすべてを使用します。

要望のパーティションがすべて作成されるまで、このプロセスを繰り返します。

ティップヒント
 

パーティションを作成する度に、どのパーティション (例;/dev/hdb2)が どのファイルシステム(例;/home/username)用に 割り当てられているかを記録しておくほうがよいでしょう。

次に、fdiskがディフォルトではunknown タイプのパーティションを作成しますので、そのディスクに使用するファイルシステムを 指定する必要があります。

そうするには、tとタイプして、パーティションの番号を 入力します。次にそのパーティションにインストールする予定のファイルシステム用の hex値(16進法値)を入力します。Linuxのスワップパーティション用には hex値は82 です。Linux ext2 又は ext3 partitions用のhex値は83です。 他のパーティションタイプについては、lコマンドを入力して ファイルシステムとhex値の一覧を見て下さい。各パーティションでこの操作を 繰り返します。

パーティションの作成が終了したらwとタイプして 変更を保存して終了します。

警告警告
 

wとタイプすると,デバイスに存在している現在の データを永久に破壊することになります。データを保存する必要がある 場合は、 qとタイプしてディスクを変更しない 状態でプログラムを終了します。それからデータのバックアップを 行って下さい。

mkfsを使用してext3ファイルシステムのフォーマット

fdiskなどのパーティション設定プログラムを使用して ディスクドライブ上にパーティションを作成し終ると、mkfsを 使用して各パーティションにext3ファイルシステムを作ります。

この操作には rootでログインして 次の様にタイプします。:

/sbin/mkfs -t ext3 /dev/hdbX

上記のコマンドでは、hdb を実際のドライブ文字に入れ換え、 Xはパーティション番号に入れ換えます。

警告警告
 

ディスクパーティションをフォーマットするためにmkfsを使用すると そのパーティションに存在する現在のデータをすべて永久に破壊します。

e2labelを使用してラベルを割り当てる

パーティションを作成して、フォーマットも終了すると、今度は e2labelコマンドを使用して、ラベルを割り当てます。 これを実行すると、ドライブパス名を使用しないで、ラベルを使用して パーティションを/etc/fstabに追加できます。 それによりシステムがもっと強健になります。 [1] パーティションにラベルを追加するには、 rootとして次のコマンドを入力して 下さい。

/sbin/e2label /dev/hdbX /mount/point

ここで、 hdbはドライブ文字で, X はパーティション番号で,そし /mount/pointは そのパーティションに使用予定の マウントポイントです。

各パーティションにラベルの割当を終了した時点で、パーティションを /etc/fstabに追加します。これを実行するには、 rootでログインして、以下のコマンドをタイプします。

pico -w /etc/fstab

そして、各ラベル付のパーティション用に、以下の例の様に1行を/etc/fstabに 付け加えます。

LABEL=/mount/point   /mount/point   ext3   defaults   1 2

上記の /etc/fstabのエントリーで, すべての 出現している/mount/pointの記載を、パーティションで使用予定の マウントポイントに入れ換えます。

/etc/fstabにあるすべての利用可能な各種オプションの 情報を見るには、man fstabとタイプして下さい。

もし、不明なラベルのパーティションがある場合は、次のコマンドを入力します。

/sbin/tune2fs -l /dev/hdbX |grep volume

上記のコマンドで、 hdbをドライブ文字で入れ換えて、 Xはパーティション番号で入れ換えます。

そうすると、以下に似た出力を表示するはずです。:

Filesystem volume name: /mount/point

この出力では、 /mount/pointがボリュームラベルです。

上記のステップをすべて終了した時点で、システムに新しいext3を追加した 事になります。では次のセクションで ext2ディスクパーティションを ext3パーティションに変換する方法を案内しましょう。

注意

[1]

パーティションを /etc/fstabに追加すると、パーティションが ブート時にマウントされ、mountコマンドの使用が簡単になります。