以下は、/etc/sysconfig/ディレクトリ内にあるさまざまなファイルのいくつかについて、その機能と内容の概略を説明したものです。この情報は完全なものではありません。これらのファイルの多くは非常に独特な、あるいはまれな環境でのみ使用される多様なオプションを含んでいるからです。
以下のファイルは通常、/etc/sysconfig/に含まれています。
amd
apmd
arpwatch
authconfig
cipe
clock
desktop
dhcpd
firewall
gpm
harddisks
hwconf
i18n
identd
init
ipchains
iptables
irda
keyboard
kudzu
mouse
named
netdump
network
ntpd
pcmcia
radvd
rawdevices
redhat-config-users
samba
sendmail
soundcard
tux
ups
vncservers
xinetd
ユーザーのシステムにこれらのもののいくつかが欠けている可能性はあり得ます。対応するプログラムが、それらをインストールしておく必要がないためです。
次に、これらを1つずつ検討していきます。
/etc/sysconfig/amdファイルには、ファイルシステムを自動マウント/マウント解除できるようにするためにamdが使用する、多様なパラメータが含まれています。
/etc/sysconfig/apmdファイルは、サスペンド/リジューム時に開始/停止/変更するものを設定する設定パラメータとしてapmdが使用するものです。これは、ユーザーのハードウェアがAdvanced Power Management(APM)をサポートしているかどうか、またあってもユーザーがこれを使わない場合に応じて、システム起動時にapmdをオン/オフいずれかに切り替えるようにセットアップされます。apmは、Linuxカーネル内部のパワーマネジメントコードで働くモニタリングデーモンです。何よりも顕著なこととして、Red Hat Linuxをラップトップで使用している場合、これはユーザーにバッテリ容量低下の警報を出すことができます。
/etc/sysconfig/arpwatchファイルは、ブート時に arpwatchデーモンに引数を渡すために使います。arpwatchデーモンは、イーサネットMACアドレスとそのIPアドレスを対にするテーブルを管理します。このファイルで使えるパラメーターの詳細は、man arpwatchと入力してください。デフォルトで、このファイルはarpwatchプロセスのオーナーをpcapユーザーにセットします。
The /etc/sysconfig/authconfigファイルは、ホスト上で使用される認証を設定します。このファイルは、以下に示している行の1つ以上を含んでいます。
USEMD5=<value>—<value>は以下のどちらかになります。
yes — MD5が認証で使用されます。
no — MD5は認証で使用されません。
USEKERBEROS=<value>—<value>は以下のどちらかになります。
yes — Kerberosが認証で使用されます。
no — Kerberosは認証で使用されません。
USELDAPAUTH=<value>—<value>は以下のどちらかになります。
yes — LDAPが認証で使用されます。
no — LDAPは認証で使用されません。
The /etc/sysconfig/clockファイルは、システムクロックから読み込んだ値の解釈方法を制御します。以前のリリースのRed Hat Linuxは以下の値を使用していました(現在は使用されません)
CLOCKMODE=<value>—<value>は以下のどちらかになります。
GMT —クロックを世界時(グリニッジ平均時)に設定することを示します。
ARC —ARCコンソールの「42-year time offset」が有効であることを示します(Alphaベースのシステムのみ)。
現在の正しい値は以下のようになっています。
UTC=<value>—<value>は、ブール値です。
true —クロックを世界時に設定することを示します。その他の値は、クロックをローカル時間に設定することを示します。
ARC=<value>—<value>は、ブール値です。
true —ARCコンソールの「42-year time offset」が有効であることを示します。その他の値は、通常のUNIX epochを使用することを示します(Al haベースのシステムのみ)。
ZONE=<filename> — /etc/localtimeのコピー元である/usr/share/zoneinfoの下にあるtimezoneファイルを示します。たとえば以下のようになります。
ZONE="America/New York" |
The /etc/sysconfig/desktopファイルは、起動するデスクトップマネージャを指定します。たとえば以下のようになります。
DESKTOP="GNOME" |
/etc/sysconfig/dhcpdファイルは、ブート時にdhcpdデーモンに引数を渡すために使われます。dhcpdデーモンはDynamic Host Configuration Protocol (DHCP)とInternet Bootstrap Protocol(BOOTP)を実行します。DHCPとBOOTPはネットワーク上のマシンにホスト名を割り当てます。このファイルで使えるパラメーターの詳細を調べるには、man dhcpdと入力してください。
/etc/sysconfig/firewallファイルは、各種のファイアウォール設定を含んでいます。デフォルト で、これは空のファイルです。
/etc/sysconfig/gpmファイルは、 起動時、gpmデーモンに引数を渡すために使われます。gpm デーモンはマウスを加速し、ある程度の強さでクリックさせるマウスサーバーです。このファイルで用いるパラメーターの詳細を調べるには、man gpmと入力して下さい。デフォルトでは、/dev/mouseにマウスデバイスをセットします。
/etc/sysconfig/harddisksファイルで、ハードディスクドライブを微調整することができます。また、/etc/sysconfig/hardiskhd[a-h]を使用して特定ドライブのパラメータを設定することもできます。
![]() | 警告 |
|---|---|
このファイルを理由なく変更しないでください。このファイルに格納されているデフォルト値を変更すると、ハードディスクドライブ上のすべてのデータが破壊されるおそれがあります。 |
/etc/sysconfig/harddisksファイルには、次の内容が含まれている可能性があります。
USE_DMA=1—これを1に設定すると、DMAが有効になります。ただし、いくつかのチップセットとハードディスクドライブの組み合わせを使用すると、DMAによってデータが破壊されるおそれがあります。DMAを有効にする前に、ハードディスクドライブの文書を調べるか、メーカーに聞いてください。
Multiple_IO=16—これを16にすると、入出力割り込みあたり複数のセクターを許可します。この機能を有効にすると、オペレーティングシステムのオーバーヘッドが30〜50%減少します。注意して使用してください。
EIDE_32BIT=3—インターフェイスカードに対する(E)IDE 32ビット入出力のサポートを可能にします。
LOOKAHEAD=1—ドライブ先読みを可能にします。
EXTRA_PARAMS=—追加パラメータを追加できる場所を指定します。
/etc/sysconfig/hwconf/etc/syscon ig/hwconファイルには、kudzuがシステム上で検出したすべてのハードウェアと、使用しているドライバ、ベンダーID、デバイスIDの情報が一覧表示されます。kudzuプログラムは、システム上の新しいハードウェアや変更されたハードウェアを検出して設定します。/etc/sysconfig/hwconfファイルは、手動で編集するものではありません。あえてそのファイルを編集すると、突然デバイスが追加、あるいは削除されたものとして表示される可能性があります。
/etc/sysconfig/identdファイルは、起動時に、identdデーモンに引数を渡すために使います。identdデーモンは、TCP/IP接続の開始に伴い、プロセスのユーザー名を返します。FTPやIRCといったネットワーク上のサービスには、identdが起動していない場合、警告を発し、遅いレスポンスの原因となるものもあります。しかし、一般的に、 identdはサービスを要求しないので、セキュリティが確保されている場合は、これを起動すべきではありません。このファイルで使用できるパラメーターの詳細を調べるには、man identdと入力してください。デフォルトでは、このファイルは何もパラメーターを含みません。
/etc/sysconfig/initファイルは、システムが起動時にどのように表示されて機能するかを制御します。
次の値を使用できます。
BOOTUP=<value>—<value>は次のうちのどれかです。
BOOTUP=color—標準のカラーブート表示を意味します。ここで、デバイスとサービスの起動の成功か、失敗かは異なる色で示されます。
BOOTUP=verbose—古い形式の表示を意味します。この表示では、単なる成功か、失敗のメッセージよりもさらに多くの情報を示します。
他の内容はすべて新しい表示を意味しますが、ANSIフォーマットではありません。
RES_COL=<value>—<value> はステータスラベルを開始する画面のカラムの番号です。デフォルトは60です。
MOVE_TO_COL=<value>—<value>はRES_COL行の値にカーソルを移動します。デフォルトは、echo -eで出力されたANSIシーケンスです。
SETCOLOR_SUCCESS=<value>—<value>は成功を示すカラーにカラーを設定します。デフォルトはecho -eで出力されたANSIシーケンスで、緑色に設定します。
SETCOLOR_FAILURE=<value>—<value>は障害を示すカラーにカラーを設定します。デフォルトはecho -eで出力されたANSIシーケンスで、赤色に設定します。
SETCOLOR_WARNING=<value>—<value>は警告を示すカラーにカラーを設定します。デフォルトはecho -eで出力されたANSIシーケンスで、黄色に設定します。
SETCOLOR_NORMAL=<value>—<value>はカラーを「標準」に設定します。デフォルトはecho -eで出力されたANSIシーケンスです。
LOGLEVEL=<value>—<value>はカーネルに初期コンソールレベルを設定します。デフォルトは7です。8はすべての内容(デバッグも含む)を意味します。1はカーネルパニック以外の内容を意味します。syslogdは、起動時にこの内容を無効にします。
PROMPT=<value>—<value>は次のブール値のうちのどれかです。
yes —対話モードのキーチェックを有効にします。
no —対話モードのキーチェックを無効にします。
/etc/sysconfig/ipchainsファイルには、パケットフィルタリングに関するipchains規則をセットアップするためにカーネルが使用する情報が入っています。
このファイルは、正しいipchains規則があるときにservice ipchains saveを実行することで修正します。通常、このファイルを手動で編集してはいけません。代わりに、ipchainsコマンドを使用して必要なパケットフィルタリング規則を設定し、その後このファイルに規則を保存します。
/etc/sysconfig/ipchainsのように、/etc/sysconfig/iptablesファイルは、特別なパケットフィルタリングサービスを提供するためにカーネルが使用する情報を保存します。ただし、このファイルはipchainsではなく、iptablesが使用します。
iptables規則を構築するのに使用する方法を熟知している場合を除き、このファイルを手動で修正してはいけません。これらの規則は、service iptables saveコマンドによって/etc/sysconfig/iptablesに書き込まれます。このコマンドは/sbin/iptables-saveプログラムを実行することによって最新のiptables規則を保存します。その後、システム起動時と同様にiptablesが再起動すると、/sbin/iptables-restoreプログラムはこのファイルを読み取り、パケットフィルタリング規則を再設定します。
/etc/sysconfig/irdaファイルは、システム上の赤外線デバイスが起動時にどのように設定されるかを制御します。
次の値を使用できます
IRDA=<value>—<value>は次のブール値のうちのどれかです。
yes — irattachが実行されると、ネットワーク接続を行おうとしている別のノート型コンピュータなど、すべてのものが赤外線ポートに接続しようとしているかどうかを確認します。赤外線デバイスがシステム上で機能するには、この行をyesに設定する必要があります。
no — irattachは実行されないので、赤外線デバイスの通信は行えません。
DEVICE=<value>—<value>は赤外線接続を処理するデバイス(通常はシリアルポート)です。
DONGLE=<value>—<value>は赤外線通信に使用されるドングルのタイプを指定します。この設定は、実際の赤外線ポートでなくシリアルドングルを使用する人々のためのものです。ドングルは、赤外線で通信を行うために従来のシリアルポートに接続されるデバイスです。この行がデフォルトでコメントアウトされるのは、実際の赤外線ポートを持つノート型のほうが、増設ドングルを持つコンピュータよりはるかに一般的であるからです。
DISCOVERY=<value>—<value>は次のブール値のどれかです。
yes —検出モードでirattachを起動します。これは、他の赤外線デバイスの有無のチェックを積極的に行うことを意味します。マシンが赤外線接続を積極的に検出するには、この設定を有効にする必要があります(接続を開始しないピアを意味します)。
no —検出モードでirattachを起動しません。
/etc/sysconfig/keyboardファイルは、キーボードの動作を制御します。次の値を使用できます。
KEYBOARDTYPE=sun|pc—SPARC上でのみ使用します。sunは、Sunのキーボードが/dev/kbd上に接続されていることを意味し、pcはPS/2キーボードがPS/2ポートに接続されていることを意味します。
KEYTABLE=<file>—<file>はキーテーブルファイルの名前です。
たとえばKEYTABLE="us"。キーテーブルとして使用できるファイルは、/usr/lib/kbd/keymaps/i386から開始し、そこからさまざまなキーボードレイアウトに分岐し、そのすべてに<file>.kmap.gzという名前が付きます。KEYTABLEの設定に一致する/usr/lib/kbd/keymaps/i386の下に見つかった最初のファイルが使用されます。
/etc/sysconfig/kuzduを使用すれば、起動時にkudzuでシステムのハードウェアの安全なプローブを指定できます。安全なプローブとは、シリアルポートのプローブを無効にするプローブです。
SAFE=<value>—<value>は次のうちのどれかです。
yes — kuzduが安全なプローブを実行します。
no — kuzduが標準のプローブを実行します。
/etc/sysconfig/mouseファイルは、使用可能なマウスに関する情報を指定する場合に使用します。次の値を使用できます。
FULLNAME=<value>—<value>は使用するマウスの種類の完全名を指します。
MOUSETYPE=<value>—<value>は次のうちのどれかです。
microsoft —Microsoft™マウス。
mouseman —MouseMan™マウス。
mousesystems —Mouse Systems™マウス。
ps/2 —PS/2マウス。
msbm —Microsoft™バスマウス。
logibm —Logitech™バスマウス。
atibm —ATI™バスマウス。
logitech —Logitech™マウス。
mmseries —旧式のMouseMan™マウス。
mmhittab —mmhittabマウス。
XEMU3=<value>—<value>は次のブール値のうちのどれかです。
yes —マウスにはボタンが2つしかありませんが、3つのマウスボタンをエミュレートするはずです。
no —マウスにはすでに3つのボタンがあります。
XMOUSETYPE=<value>—<value>はXの動作中にマウスの種類を参照します。ここに示すオプションは、これと同じファイル内のMOUSETYPEの設定と同じです。
DEVICE=<value>—<value>はマウスデバイスです。
また、/dev/mouseは実際のマウスデバイスを指すシンボリックリンクです。
/etc/sysconfig/namedファイルは、起動時にnamedデーモンに引数を渡すために使います。namedデーモンは、Berkeley Internet Name Domain(BIND)バージョン 9 を実行するDomain Name System (DNS)サーバーです。このサーバーは、ネットワーク上のIPアドレスに伴うホスト名のテーブルを管理します。
現在、以下の値だけが使われます。
ROOTDIR="</some/where>"—</some/where>は、namedが起動している環境下で、設定去れているchroot環境のフルディレクトリパスを示します。このchroot環境は最初に設定されなければなりません。使い方の詳細は、info chrootと入力してください。
OPTIONS="<value>"—<value>は、-tを除いて、namedのためのmamページにすべてのオプションが表示されます。-tの代わりに、上記の行ではROOTDIRを使います。
このファイルで使えるパラメーターの詳細を調べるには、man namedと入力してください。BIND DNSサーバー設定方法の詳細は、第17章をごらんください。デフォルトでは、このファイルは、パラメーターを含みません。
/etc/sysconfig/netdumpは、/etc/init.d/netdumpサービスの設定ファイルです。netdumpサービスは、ネットワーク越しに、データとメモリダンプを送ります。一般的に、netdumpはサービスを要求しないので、どうしても必要な場合のみ、これを起動して下さい。このファイルで使えるパラメーターの詳細を調べるには、man netdumpと入力してください。
/etc/sysconfig/networkファイルは、希望のネットワーク構成に関する情報を指定する場合に使用します。次の値を使用できます。
NETWORKING=<value>—<value>は次のブール値のどれかです。
yes —ネットワーキングを設定する必要があります。
no —ネットワーキングを設定する必要はありません。
HOSTNAME=<value>—<value>はhostname.domain.comなどの完全修飾ドメイン名(FQDN)でなければいけませんが、希望のホスト名にすることができます。
![]() | 注意 |
|---|---|
インストールできる古いソフトウェア(trnなど)との互換性を考慮して、/etc/HOSTNAMEファイルにはここに示す値と同じ値が含まれていなければいけません。 |
GATEWAY=<value>—<value>はネットワークのゲートウェイのIPアドレスです。
GATEWAYDEV=<value>—<value>はeth0などのゲートウェイデバイスです。
NISDOMAIN=<value>—<value>はNISドメイン名です。
/etc/sysconfig/ntpdファイルは、起動時に、ntpdデーモンに引数を渡すために使います。ntpdデーモンは、インターネット標準時間サーバーに同期するためのシステムクロックをセットし管理します。 Network Time Protocol (NTP)のバージョン4が収録されています。このファイルで使えるパラメーターの詳細を調べるには、以下のファイルをブラウザで開いてください。/usr/share/doc/ntp-<version>/ntpd.htm(<version>は、ntpdのバージョン番号です。)デフォルトで、このファイルはntpdプロセスの所有者に、ntpユーザーをセットします。
/etc/sysconfig/pcmciaファイルには、PCMCIA設定情報を指定する際に使用します。次の値を使用できます。
PCMCIA=<value>—<value>は次のうちのどれかです。
yes — PCMCIAサポートを有効にする必要があります。
no — PCMCIAサポートを有効にしてはいけません。
PCIC=<value>—<value>は次のうちのどれかです。
i82365 —コンピュータにはi82365形式のPCMCIAソケットチップセットが付いています。
tcic —コンピュータにはtcic形式のPCMCIAソケットチップセットが付いています。
PCIC_OPTS=<value>—<value>はソケットドライバ(i82365か、tcic)のタイミングパラメータです。
CORE_OPTS=<value>—<value>はpcmcia_coreオプションの一覧です。
CARDMGR_OPTS=<value>—<value>はPCMCIA cardmgrのオプション(静止モードの-q、指定されたディレクトリでロード可能カーネルを探すための-mなど)の一覧です。詳細については、cardmgrのmanページを参照してください。
/etc/sysconfig/radvdファイルは、起動時に、radvdデーモンに引数を渡すために使います。radvdデーモンは、ルーターの要求を聞いて、IPバージョン6用のルーター公示を送ります。このサービスは、これらルーター公示に基づき、ネットワーク上のホストが動的にデフォルトルーターを変更することを可能にします。このファイルで使えるパラメーターの詳細を調べるには、man radvdと入力してください。デフォルトでは、radvdプロセスの所有者を、radvdユーザーにセットします。
/etc/sysconfig/rawdevices、次のような生のデバイスバインディングを設定する際に使用します。
/dev/raw/raw1 /dev/sda1 /dev/raw/raw2 8 5 |
/etc/sysconfig/redhat-config-usersは、グラフィカルアプリケーションredhat-config-usersの設定ファイルです。Red Hat Linux 7.3では、システムユーザーのフィルターとしてのみ、使われます。このアプリケーションの使い方の詳細は、オフィシャル Red Hat Linux カスタマイズガイドのUser and Group Configuration章を御覧ください。
/etc/sysconfig/sambaファイルは、起動時に、smbdデーモンとnmbdデーモンに引数を渡すために使われます。smbdデーモンは、ネットワーク上のWindowsユーザーのためのファイル共有接続を提示します。このファイルで使えるパラメーターの詳細を調べるには、man smbdと入力してください。デフォルトでは、このファイルは、smbdデーモンとnmbdデーモンを起動します。
/etc/sysconfig/sendmailファイルを使用すると、メッセージを1人か、複数の受領者に送り、必要なすべてのネットワークを通じてメッセージをルーティングすることができます。このファイルでは、Sendmailアプリケーションを実行するためのデフォルト値を指定します。そのデフォルト値は、バックグラウンドデーモンとして実行することと、何かのバックアップが取られたときにキューをチェックすることです。
次の値を使用できます。
DAEMON=<value>—<value>は次のブール値のうちのどれかです。
yes — Sendmailは、着信メールの有無を確認するためにポート25をリスニングするように設定す る必要があります。 yesは、Sendmailの-bdオプションを使用することを意味します。
no — Sendmailは、着信メールの有無を確認するためにポート25をリスニングするように設定してはいけません。
QUEUE=1h—-q$QUEUEとしてSendmailに指定されます。/etc/sysconfig/sendmailが存在し、QUEUEが空白であるか定義されていない場合、Sendmailに-qオプションは指定されません。
/etc/sysconfig/soundcardファイルはsndconfigで作成されるもので、変更してはいけません。このファイルは、次にsndconfigを実行するときにデフォルトでメニューのどのカードエントリをポップアップするかを決定するためだけに使用します。サウンドカード設定情報は、/etc/modules.confファイルにあります。
このファイルの内容は次のとおりです。
CARDTYPE=<value>—<value>は、Sound Blaster 16サウンドカード用のSB16などに設定されます。
/etc/sysconfig/squidファイルは、起動時に、squidデーモンに引数を渡すために使われます。squidデーモンは、Webアプリケーション用のプロキシキャッシングサーバーです。squidプロキシサーバーの設定に関する詳細情報は、Webブラウザを使って/usr/share/doc/squid-<version>/(<version>は、システムにインストールされているsquidのバージョンで置き換えて下さい。)ディレクトリを御覧ください。デフォルトでは、デーモンモードの最初にsquidをスタートし、また、それ自身をシャットダウンする前に、ある程度の時間をセットします。
/etc/sysconfig/tuxは、カーネルベースのWebサーバー、TUXの設定ファイルです。TUXサーバーの設定に関する詳細情報は、Webブラウザで/usr/share/doc/tux-<version>/tux/index.html(<version>は、システムにインストールされているTUXのバージョン番号で置き換えてください。)をご覧ください。このファイルで使えるパラメータは/usr/share/doc/tux-<version>/tux/parameters.htmlに列挙されています。
/etc/sysconfig/upsファイルは、システムに接続されたUninterruptible Power Supplies(UPS)に関する情報を指定する際に使用します。UPSがRed Hat Linuxシステムにとって非常に貴重なものでありうるのは、停電の際にシステムを正しくシャットダウンできる時間を与えてくれるからです。次の値を使用できます。
SERVER=<value>—<value>は次のうちのどれかです。
yes —UPSデバイスがシステムに接続されています。
no —UPSデバイスはシステムに接続されていません。
MODEL=<value>—UPSがシステムに接続されていない場合、<value>は次のうちのどれかとするか、NONEに設定することができます。
apcsmart —APC SmartUPS™か、同類のデバイス用。
fentonups —Fenton UPS™用。
optiups —OPTI-UPS™デバイス用。
bestups —Best Power™ UPS用。
genericups —一般的なブランドのUPS用。
ups-trust425+625 —Trust™UPS用。
DEVICE=<value>—<value>は/dev/ttyS0などのUPSが接続されている場所を指定します。
OPTIONS=<value>—<value>はUPSに渡さなければならない特別なコマンドです。
/etc/sysconfig/vncserversファイルでは、Virtual Network Computing(VNC)サーバーがどのように起動するかを指定します。VNCは、それが動作しているマシン上だけでなく各種ネットワーク間(LANからインターネットまで)に各種マシンアーキテクチャを使用してデスクトップ環境を表示できるリモートディスプレイシステムです。
このファイルの内容は次のとおりです。
VNCSERVERS=<value>—<value>は"1:fred"のようなコマンドに設定され、VNCサーバーをディスプレイ:1のユーザーfred用に起動する必要があることを示します。ユーザーfredはリモートVNCサーバーに接続しようとする前にvncpasswdを使用してVNCパスワードを設定しなければなりません。
VNCサーバーを使用しているときは、VNCサーバーとの通信は暗号化されないので、信頼のできないネットワーク上で使用しないようにする必要があることに注意してください。VNC通信のセキュリティを確保するためのSSHの使用に関する特別な指示については、http://www.uk.research.att.com/vnc/sshvnc.html.をお読みください。SSHの詳細については、第10章か、オフィシャル Red Hat Linux カスタマイズガイドを参照してください。
/etc/sysconfig/xinetdファイルは、起動時に、xinetdデーモンに引数を渡すために使われます。xinetdデーモンは、サービスのポートへの要求を受け取った時、インターネットサービスを提供するプログラムを開始します。このファイルで使えるパラメーターの詳細を調べるには、man xinetdと入力してください。xinetdサービスの詳細情報は、xinetdを使用するアクセス制御項第9章を参照してください。
通常、/etc/sysconfig/に以下のディレクトリとこれらが含む基本的な設定があります。
apm-scripts — Red Hat APM 停止/再起動スクリプトがあります。このファイルを直接編集してはいけません。設定変更が必要な場合は、単に/etc/sysconfig/apm-scripts/apmcontinueファイルを作成してください。スクリプトの最後で呼ばれます。/etc/sysconfig/apmdを編集する事でも、スクリプトを制御できます。
cbq — このディレクトリには、ネットワーク上の帯域管理のためのクラスベースキューを行うために必要な設定ファイルがあります。
networking — このディレクトリは、Red Hat Network Administration Toolで使われます。手動では編集しないでください。Red Hat Network Administration Toolで使うインターフェースの設定に関する詳細情報は、オフィシャル Red Hat Linux カスタマイズガイドのネットワーク設定をご覧ください。
network-scripts — このディレクトリには、以下のネットワーク関連設定ファイルがあります。
eth0イーサネットインターフェース用のifcfg-eth0のような、各ネットワークインターフェース用の設定ファイルがあります。
ifupやifdownのような、ネットワークインターフェースを起動したり停止するスクリプトがあります。
ifup-isdnやifdown-isdnのような、ISDNインターフェースを起動したり停止するスクリプトがあります。
直接編集してはいけない、種々の共有ネットワーク機能のスクリプトがあります。
network-scriptsディレクトリに関する詳細情報は、第13章をご覧ください。
rhn — このディレクトリには、Red Hat Network Registration Client、Red Hat Update Agent Configuration Tool、Red Hat Update Agent、Red Hat Update Agentパネルアプレット、さらに、systemidとGPG鍵の設定ファイルがあります。このディレクトリのファイルを手動で編集しないでください。Red Hat Networkに関する詳細情報は、以下のURLのRed Hat Networkウェブサイトをご覧ください。https://rhn.redhat.com/