ワークステーションまたはサーバーのインストールを実行している場合は、パッケージグループの選択項へ進んでください。
ネットワークパスワードを設定しない場合は、以下を飛ばしてもかまいません。ネットワークパスワードを設定する必要があるかどうかわからない場合は、システム管理者にお問い合わせください。
NIS認証を設定している場合を除いて、MD5パスワードと[シャドウ]パスワードだけが選択されます(図3-18を参照)。マシンのセキュリティをできる限り確保するために、両方のパスワードを使用することをお勧めします。
NISオプションを設定する場合は、NISネットワークに接続しなければいけません。NISネットワークに接続しているかどうかわからない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
[MD5パスワードを有効にする]—パスワードの長さを、標準の8文字以下ではなく、もっと長くすることができます(最大256文字)。
[シャドウパスワードを有効にする]—パスワードを安全に管理することができます。パスワードは、/etc/shadowに格納されます。root以外のユーザーは読み取ることができません。
[NISを有効にする]—同一のNIS(Network Information Service)ドメインに属する複数のコンピュータが、共通のパスワードとグループファイルを共有するしくみです。2つのオプションがあります。
[NISドメイン]—コンピュータが属するドメインまたはコンピュータグループを指定します。
[ブロードキャストでNISサーバを検索]—LANにメッセージをブロードキャストして、利用可能なNISサーバーを探します。
[NISサーバ]—コンピュータが使用する特定のNISサーバーを指定することができます。LANにメッセージをブロードキャストしてホストサーバーを探す必要がありません。
[LDAPを有効にする]—一部またはすべての認証にLDAPを使用するよう指定します。LDAPは組織内の特定タイプの情報を整理統合するものです。たとえば、組織内のユーザーの各種リストをすべてまとめて、1つのLDAPディレクトリにすることができます。LDAPの詳細については、オフィシャル Red Hat Linux リファレンスガイドの「Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)」を参照してください。次のオプションから選択することができます。
[LDAPサーバ]—LDAPプロトコルを実行している指定サーバーに(IPアドレスを提供することで)アクセスできるようにします。
[LDAPベースDN]—識別名(DN:Distinguished Name)でユーザー情報を検索することができます。
[TLSルックアップを使用]—TLSはTransport Layer Securityの略です。認証前に、暗号化したユーザー名とパスワードを、LDAPを使ってLDAPサーバーに送ることができます。
[Kerberosを有効にする]—Kerberosは、ネットワーク認証サービスを提供するためのセキュリティ性の高いシステムです。Kerberosの詳細については、オフィシャル Red Hat Linux リファレンスガイドのRed Hat LinuxにおけるKerberosの使用を参照してください。ここでは、3つのオプションから選択することができます。
[レルム]—1つまたは数台のサーバー(KDCとも呼ばれます)と数多くのクライアントから構成される、Kerberos使用ネットワークへのアクセスを可能にします。
[KDC]—Kerberosチケットを発行するマシン、Key Distribution Center(KDC)へのアクセスを可能にします(このマシンは、Ticket Granting Server(TGS)ともいわれます)。
[管理サーバ]—kadmindが実行されているサーバーへのアクセスを可能にします。
[SMB認定を有効にする] —ユーザーの認定にSMBサーバーを使用するようにPAMを設定します。ここでは2つの情報を入力しなければなりません。
[SMBサーバー] —認証のためにワークステーションを接続するSMBサーバーを指定します。
[SMBワークグループ] —構成されたSMBサーバーが属しているワークグループを指定します。