新しいオペレーティングシステムについて学ぶときは、同時に新しい用語についても学ぶ必要があります。ここに、知っておくべき基本的な用語をいくつか紹介します。これらは頻繁に登場する用語です。
シェルプロンプト—ユーザーとオペレーティングシステム間のソフトウェアインターフェイス(DOS画面と似ている)。シェルが、ユーザーが入力したコマンドを解釈し、それらをオペレーティングシステムに渡します。シェルプロンプトは、コマンドラインを表示します。
コマンドライン—シェルプロンプト内にある、コマンドが入力される場所。
コマンド—コンピュータに与えられる命令。通常、キーボートやマウスによって与えられます。
グラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)—ユーザーがクリックし機能を開始するアイコン、メニュー、パネルなどのある画面。
GNOMEとKDE—Red Hat Linuxに付属する2つの一般的なGUI。
パネル—GUI環境のツールバー。通常は画面の下部にあります。パネルには、メインメニューボタンのほかにさまざまなものが含まれており、ユーザーによるカスタマイズも可能です。
root—インストール中にrootユーザーアカウントが作成され、このアカウントにシステムへの完全なアクセス権が与えられます。システム管理タスクには、rootとしてログインしなければ実行できないものもあります。ユーザーアカウントを作成することにより、一般的なユーザータスクはrootアカウントを使わずに実行できるようになります。このようにすれば、OSにダメージが与えられる可能性が低くなります。
suとsu -—suコマンドを使うと、システム上のrootアカウントやその他のアカウントになることができます。自分のユーザーアカウントシェルからsuを実行してrootアカウントに切り替えると、重要なファイルシステムにアクセスし、それらを変更することができます。ただし、誤ってそのようなファイルにダメージを与えてしまう可能性もあります。su -コマンドを使ってログインすると、rootアカウントシェル内で作業することが可能になります。su -を使ってrootとしてログインすると、suコマンドでは実行を許可されないようなコマンドにもアクセスできます。rootとしてログインしているときは注意しましょう。
manページとinfoページ—man(マニュアルの略)ページとinfoページには、コマンドまたはファイルに関する詳細な情報(通常、infoページよりmanページの方が、簡単で説明が少ない)が表示されます。たとえば、suコマンドのmanページを読むには、シェルプロンプトでman su(infoページの場合は、info su)と入力します。ページを閉じるには、qキーを押します。
XまたはX Window System—これらの用語は、GUI環境のことを指します。「Xにいる」、「Xを実行している」などと言う場合、コンソール環境ではなく、GUI環境で作業しているということを意味します。
コンソール—コンソール、シェルプロンプト、ターミナル、「DOSに似た画面」、これらはすべて同じことを、すなわち、グラフィカルではないインターフェイスを意味します。この環境にはアイコンもメニューもなく、タスクを実行するためには、マウスでポイントしたりクリックしたりする代わりにキーボードからコマンドなどを入力する必要があります。
RPM—RPMは、コンピュータにインストール可能なソフトウェアパッケージファイルです。すべてのRed Hat LinuxファイルはRPMとして入手可能です。