Red Hat NetworkのWebアプリケーションであるSoftware Managerを使用することにより、複数のRed Hat Linuxシステムを同時に管理することができます。Red Hat Network Software Managerは、スタンドアロンのRed Hat Update Agentと異なり、Webブラウザ内で稼動します。
Red Hat Network Software Managerにより、追加パッケージ、システムの拡張、バグ修正、最新のセキュリティツールなどをダウンロードすることができます。さらに、古くなったパッケージの一部またはすべてのアップデートや、ハードウェアプロファイルの管理といった機能を備えています。
Webブラウザでhttp://rhn.redhat.comに接続します。
Red Hat NetworkのWebインターフェイスにログインすると、最初にメインページ、すなわちYour Red Hat Networkページが表示されます。このページのRecent Errataには、ユーザーのシステムに関係する最新のErrata Alertなど、システムに関する重要な情報が表示されます。ユーザーのシステムに適用されるすべてのErrata Alertの一覧を表示するには、右下にあるView All Applicable Errataをクリックします。
Your Red Hat Networkページの先頭行には、管理対象となるシステムの数と、これらのシステムへのリンクが含まれています。hereリンクをクリックすると、管理対象のシステムがSystem Listページに一覧表示されます。このページについては、Red Hat Network User Reference Guideを参照してください。
Statisticsセクションに示されるシステムの合計数は、登録されているシステムの合計数を表します。
このページに戻るには、左にあるナビゲーションバーのYour RHNをクリックします。
Your RHNカテゴリにあるYour Accountでは、ユーザーの個人情報の変更や、一部のRHN設定を行うことができます。DetailsタブやAddressesタブの情報を変更するには、このページで変更を行いUpdateボタンをクリックします。
Red Hat Networkのパスワード(Software Managerとredhat.comのログインパスワード)を変更するには、Your AccountページのDetailsタブをクリックして、PasswordとPassword Confirmationの各テキストフィールドに表示されているアスタリスクに代えて新しいパスワードを入力します。セキュリティ上の理由から、入力したパスワードの文字は表示されません。Updateをクリックするとパスワードが変更されます。
Detailsタブにある電子メールアドレスは、Preferencesタブでユーザーのシステムに該当するErrata Alertの情報を電子メールで受信するよう選択した場合に、Red Hat Networkからの通知が送信される宛先です。この電子メールアドレスを変更するには、Detailsページでアドレスを変更してUpdateをクリックします。
Preferencesタブでは、次の2つのRed Hat Networkオプションを設定することができます。
Email notifications —このRHNアカウントのシステムに該当するErrata Alertが発生するたびに電子メールを受信するかどうかを指定します。
Don't clear selections —選択したアクションが完了した後でCurrent Selections一覧の選択項目を除去するかどうかを指定します。たとえば、パッケージを5つ選択してErrataアップデートを適用した場合、アクションの確定後に選択一覧からこの5つのパッケージが除去され、スケジュールアクション一覧に追加されます。Don't clear selection set when completing an action in a wizardを選択すると、パッケージはユーザーが除去しない限り選択一覧から取り除かれることはありません。
Software Managerのすべての機能を使用するには、ユーザーのシステムがエンタイトルされている、つまりSoftware Manager会員サービスに登録されている必要があります。ユーザー1人につき、1つのエンタイトルスロットが無料で与えられます。
Entitlement Managerページには、ユーザーのアカウントに対するエンタイトルスロットの合計数、使用数、使用可能数が表示されます。追加のエンタイトルスロットを購入するには、購入数を入力してBuy Now!ボタンをクリックしてください。
このページでは、システムのエンタイトルを変更することもできます。現在エンタイトルされているシステムには、Entitled列の下にチェックマークが表示されます。システムのエンタイトルを行うには、そのボックスをチェックしてください。システムのエンタイトルを解除するには、そのボックスのチェックを外します。Update Entitlementsをクリックして、変更を適用します。
The New RHNページには、現在のSoftware Managerインターフェイスと現在のインターフェイスとの違いの説明があります。
Red Hat NetworkのWebインターフェイスまたはRed Hat Update Agentを使ってパッケージをダウンロードしたら、次に、パッケージをインストールします(自動的にアップデートをインストールするようにRed Hat Networkを設定している場合を除きます)。アップデートは、シェルプロンプトから実行します。また、GNOMEやKDEデスクトップのGUI環境でアップデートすることもできます。しかし、シェルプロンプトからアップデートする方が簡単です。
ダウンロードしたパッケージは、次のようにしてシェルプロンプトからアップデートします。
シェルプロンプトからcd /var/spool/up2dateと入力します。
rpm -Fvh *.rpmと入力します。
システムプロファイルをアップデートします(システムプロファイルの同期項を参照)。
これだけで、アップデートが行われます。ダウンロードしたパッケージは、/var/spool/up2dateディレクトリにあります。まず、cd /var/spool/up2dateというコマンドを使って、このディレクトリに移動します。次のrpm -Fvh *.rpmコマンドは、このディレクトリにあるダウンロードしたパッケージをすべてアップデートするために必要な情報をシステムに指示しています。
![]() | まだシステムにインストールされていないパッケージのRPMをダウンロードした場合は、-Fの代わりに-Uを使います。これで、既存パッケージのアップデートではなく、インストールが行われます。 |
GUI環境でアップデートするときは、次のようにします。
Gnome-RPMを開きます(GNOMEデスクトップからメインメニュー-プログラム-システム-GnoRPMの順に選びます。KDEの場合は、メインメニュー-GNOMEプログラム-システム-GnoRPMの順に選びます)。いずれのデスクトップでもrunツールを使用して(GNOMEではメインメニュー-コマンド実行...を選択し、KDEではメインメニュー-Run commandを選択)gnorpmと入力します。
インストールをクリックします。
インストールダイアログボックスが開きます。追加をクリックしてください。
パッケージの追加ダイアログボックスが開きます。ページの上部にあるプルダウンメニューをクリックし、「/」(これはホームディレクトリを表します)を選んでください。
ディレクトリボックスを下にスクロールし、/varを探してダブルクリックしてください。すると、ディレクトリボックスの表示が変化します。
再びディレクトリボックスを下にスクロールし、/spoolを探してダブルクリックしてください。すると、ディレクトリボックスの表示が変化します。
もう1度ディレクトリボックスを下にスクロールし、/up2dateを探してダブルクリックしてください。
インストールダイアログボックスに戻り、インストールするパッケージを選択して、アップグレードをクリックします。これで、システム上のパッケージがアップデートされます。