最初に第4章を読み、RAIDの概要、ハードウェアRAIDとソフトウェアRAIDの違いと、RAID 0、1、5の違いを理解してください。
ソフトウェアRAIDは、Red Hat LinuxのGUIとKickstartのどちらのインストールモードでも設定できます。fdiskまたはDisk Druidを使用してRAID構成を作成することができます。以下ではDisk Druidでの作業を中心に説明します。
RAIDデバイスを作成する前に、まず以下の各ステップの指示に従ってRAIDパーティションを作成する必要があります。
![]() | ヒントfdiskを使用する場合 |
|---|---|
fdiskを使用してRAIDパーティションを作成する場合、タイプ83のLinux nativeではなく、タイプfd(Linux RAID)としてパーティションを作成しなければならないことに注意してください。また、最大限の性能を引き出すには、1つのRAIDアレイに属するパーティション群が占めるドライブ上のシリンダの範囲を同一とする必要があります。 |
パーティションを作成します。Disk Druidで、追加ボタンをクリックして新しいパーティションを作成します(図5-1を参照)。
ファイルシステムタイププルダウンメニューからソフトウェアRAIDを選択します。
マウントポイントの入力はできません(RAIDデバイスの作成後に入力できるようになります)。
選択可能なドライブで、RAIDを作成するドライブを選択します。複数のドライブがある場合は、ここですべてのドライブを選択します。RAIDアレイの作成対象としないドライブの選択は解除してください。
目的のパーティションサイズを入力します。
ハードディスク上の利用可能領域すべてをパーティションで使いたい場合は、残りの領域を使用しますか?を選択します。複数のパーティションにこのオプションを設定した場合、ディスク上の利用可能な空き領域はこれらのパーティションが分け合います。
パーティションをプライマリパーティションとする場合は、Force to be a primary partitionを選択してください。
フォーマットの前に、ハードデバイス上の不良ブロックをインストールプログラムにチェックさせる場合は、Check for bad blocks?を選択します。
RAIDのセットアップに必要なパーティションの数だけ上記のステップを繰り返します。すべてのパーティションをRAIDパーティションにする必要はないことに注意してください。たとえば、ソフトウェアRAIDデバイスとして設定できるのは/homeパーティションだけです。
必要なパーティションをすべてソフトウェアRAIDパーティションとして作成できたら、Disk Druidのメインパーティション画面でRAIDデバイスの作成ボタンをクリックします(図5-3を参照)。
次に、図5-2のようなダイアログボックスが表示されます。ここでRAIDデバイスを作成できます。
まず、マウントポイントを入力します。
次に、パーティションのタイプを選択します。
RAIDタイプを選択します。選択できるのは、RAID 0、RAID 1、RAID 5です。
![]() | 注意 |
|---|---|
/bootのRAIDパーティションを作成する場合は、RAIDレベル1を選択してください。また、最初の2つのドライブのいずれかを使用することが必須です(最初はIDE、2番目はSCSI)。/bootのRAIDパーティションを作成せずに、「/」のRAIDパーティションを作成する場合は、RAID 1を選択してください。また、最初の2つのドライブのいずれかを使用することが必須です(最初はIDE、2番目はSCSI)。 |
このRAIDアレイに属するパーティションを選択して、OKをクリックします。
RAID 1とRAID 5では、予備のパーティションを指定できます。ソフトウェアRAIDパーティションに障害が発生した場合、自動的に予備が代替として使用されます。指定する予備の数に応じて、追加のソフトウェアRAIDパーティションを作成する必要があります(RAIDデバイスのパーティションのほかに)。前述のステップで、RAIDデバイスのパーティションと予備のパーティションを選択します。予備の数を選択します。
パーティションをフォーマットするかどうかを選択します。
図5-3に示すように、RAIDデバイスがDrive Summary一覧に表示されます。これで、インストールプロセスを続行することができます。この後の指示については、オフィシャル Red Hat Linuxインストールガイドを参照してください。