NFSファイルシステムのエクスポート

エクスポート対象のファイルシステムを制御するファイルは/etc/exportsファイルです。このファイルの書式は次のとおりです。

directory       hostname(options)

optionsは指定しなくてもかまいません。たとえば、次のように指定します。

/mnt/export     speedy.redhat.com

この場合、speedy.redhat.comのユーザーは/mnt/exportをマウントでき、デフォルトの読み取りのみの権限が与えられます。

/mnt/export     speedy.redhat.com(rw)

この場合、speedy.redhat.comのユーザーが/mnt/exportをマウントすると、読み取り権限と書き込み権限が与えられます。

注意重要
 

/etc/exportsファイル内のスペースの使用に注意してください。ホスト名とかっこで囲んだオプションとの間にスペースがない場合、オプションはそのホスト名にのみ適用されます。ホスト名とオプションの間にスペースがある場合、オプションは他のすべてのホストに適用されます。たとえば、次の例で確認してみます。

/mnt/export speedy.redhat.com(rw)
/mnt/export speedy.redhat.com (rw)

初めの行は、speedy.redhat.comのユーザーに読み取りと書き込みのアクセスを許可し、その他すべてのユーザーにはアクセスを禁止しています。2番目の行は、speedy.redhat.comのユーザーには読み取りアクセスのみを許可し(デフォルト)、その他のユーザーには読み取りと書き込みを許可しています。

/etc/exportsファイルに指定可能なオプションの一覧は、オフィシャル Red Hat Linuxリファレンスガイドを参照してください。

/etc/exportsを変更するたびに、NFSデーモンに通知して、このファイルに新しい情報があるかどうかを調査または設定ファイルを再ロードさせる必要があります。

/sbin/service nfs reload

サーバーの起動と停止

NFSファイルシステムをエクスポートするサーバー上では、nfsサービスが実行されている必要があります。

NFSデーモンの状態を確認するコマンド

/sbin/service nfs status

NFSデーモンを起動するコマンド

/sbin/service nfs start

NFSデーモンを停止するコマンド

/sbin/service nfs stop

ブート時にnfsサービスを起動するには、次のコマンドを使用します。

/sbin/chkconfig --level 345 nfs on

また、ntsysvまたはserviceconfを使用して、ブート時に起動するサービスを設定することもできます。詳細については第8章を参照してください。