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第2号(2006年11月)

Red Hat Enterprise Linuxとは?


Red Hat Enterprise Linuxは、エンタープライズユーザーの基幹システムサーバからエッジサーバまで、幅広いシステムインフラとして、最も安心してご利用頂けるLinuxディストリビューションです。
なぜ、”最も安心して”利用できるLinuxなのでしょうか?

そもそもLinuxとは、狭義には「コミュニティーで開発されたカーネルそのもの」を意味しており、広義には「カーネルを中心として、各種ドライバ・ GUI・アプリケーションなどの機能を含む集合体(ディストリビューション)」を意味しています。

では、Red Hat Enterprise Linux(以降、RHEL)というLinuxディストリビューションがリリースされるまでに、どのようにして”安心”という価値を生み出しているのでしょうか?

まず、Linuxカーネルは、前号での解説のように、数十万人が参加していると言われるコミュニティーの力により開発されています。この開発者数をご覧 頂ければ、他のOSにはない開発量と開発スピードが容易に想像できるはずです。
また、このLinuxカーネルとともに稼働する50,000以上のパッケージが、オープンソースコミュニティで開発されていると言われています。

このカーネル・周辺パッケージを基本として、Red Hatが支援するFedoraプロジェクトでは、どのようなユーザも自由に利用できるLinuxディストリビューション「Fedora Core」を提供しています。このFedora Coreは、「最新のオープンソースコミュニティの成果を世界中のユーザーにいち早く届ける」ことを目的としており、先進機能を積極的にディストリ ビューションに統合し、また独自機能の開発も数多く行っています。

そして、Fedora Coreの成果(新規機能の採用・開発 → ユーザからのフィードバック → 改良というサイクル)を通じ成熟・安定した企業システム向け機能を中心として 再構成されたディストリビューションを、RHELとしてリリースしています。
RHELの製品コンセプトは「商用環境で安心して使えるLinuxディストリビューション」であり、このディストリビューションを対象に、「800以上の稼働H/W認定」やISV(ソフトウェアベンダ)による「1,500以上パッケージ」が提供されています。

様々なーキテクチャ上で稼働するOSというメリットに加え、企業システム向けの安定した機能提供ためのプロダクトライフサイクルを整備したことにより、 近年ではWebサーバ・アプリケーションサーバだけでなく、DBサーバへの採用も広がり、国内外で多くの稼働実績を挙げています。 お客様はRed Hatからの直接のサポートが含まれる製品に加え、当社のハードウェアパートナーより出荷される、RHELがプリインストールされた ハードウェアの購入を通じて、サーバ提供元からのRHELサポートの選択も可能です。

またRHELには、従来までのLinuxでは設定の無かった、リリースから7年間という長期にわたるサポート期間が設定されており、お客様の柔軟なイン フラプランニングや長期システム運用などが実現されます。(サポートのHPへリンク)

今後も、このように時間をかけて作り上げた「安心」を基盤に、お客様にさらに価値ある「ソリューション」を提供する 「The Open Source Company」として、業界の先頭を走ります。

すでに数多くのお客様にご採用頂いている RHEL2.1,RHEL3,RHEL4は、先にご紹介したサポートポリシーを基準に、それぞれ定められた期間 まで、今後もメンテナンスが続行されます。次期バージョンのRHEL 5は、来年前半のリリースを予定しており、安定した仮想化技術を盛り込みます。この 仮想化の技術により、サーバの統合や1台の筐体内でのソフト的なクラスタリングなど、皆様方に提供されるソリューションの幅が広がりが期待されていま す。

レッドハット株式会社/ニュースレター編集部