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翻訳記事:

  • RED HAT Magazineは、米国発の記事を翻訳したものです。

RED HAT SPEAKS

Red Hat Speaks

Michael Tiemann、
OSI(Open Source Institute)の会長に任命される


今月は、Red Hatのオープンソース担当副社長であるMichael Tiemannに話を聞きます。Michaelは最近Open Source Institute(OSI)の新会長に任命されました。Michaelにお願いして、この新しい役割について少し話してもらいました。

OSIのメンバーになってどのくらいですか?
実は、Eric Raymond、Bruce Perens、その他の人々がChristine Peterson(Foresight Instituteの創始者)の家に集まって、「オープンソース」という用語についてブレーンストーミングを行った勉強会に、私も出席していました。しかし、OSIに参加したのは2001年の1月になってからです。
どんな経緯で、何のためにメンバーになったのですか?
私はこれまでにいくつか小さな役員会に参加してきましたが、それらはすべて自分が信じた会社や運動のものでした。最初のそうした役員会はCygnusで、より良いソフトウェアを作ろうとすることよりも、フリーソフトウェア周りのサービスを提供することの方により大きな価値があるという事実を証明すること(そしてそこから利益を得ること)に関心を持つ、3人の極めてカリスマ性の強いハッカータイプの人間で構成されていました。これは成功だったと思います。もう1つのそうした役員会として、IUMA(Internet Underground Music Archive)がありました。IUMAは、未契約の独立系バンドのためのApple Music Storeを目指した、当時の草分け的最優秀Webサイトでした。これはあまりうまく行きませんでしたが、その原因の一部は音楽業界の熾烈な競争にありました。彼らは、よそから新しい声が出てくるのを許すくらいなら、いっそ自分たち自身の喉をかき切ってしまう方がいいという考えだったのです。

Eric RaymondがOSI理事会への参加を打診してきたとき、私は大きなチャンスだと思いました。OSIの使命が極めて重要であると同時に、やりがいがあると考えたからです。私には、先駆的な人々との仕事や創立委員会役員の問題など、多くの経験がありました。OSIの理事会に参加するのが簡単な仕事だなどという幻想を抱いたりはしませんでしたが、何であれ、意味のあることには努力が必要なものです。

私は、資金調達、設立者交代問題などで役に立つことができ、世界が望んでいる組織へとOSIが成熟する手助けをできるのではないかと考えて参加しました。
OSIの会長は、どんな職務を行うのですか?
OSIの初代会長はEric Raymondでしたが、OSIの声を世間に届ける上で彼のスタイルが非常に効果的でした。名誉会長として、Ericは今後もOSI内部と我々の支持者の両方に対する主なスポークスマンの役目を果たすことになります。

私が会長としての自分の役目だと思っているのは、OSIが常に目標を明確に保ち、最も優先度の高い任務を完了するように気をつけることです。

第1に、全世界的なオープンソースコミュニティをより良く代表するように理事会を拡張します。現在、理事会は100%米国在住のアメリカ人によって占められています。私の希望は、次の会長選挙が行われる時点で、投票者の少なくとも35%が米国外に在住または勤務しているメンバーによるものになり、その後も時とともにさらに参加者の幅が広がることです。

第2に、Open Source Definitionの強力で先行的な世話役であり続けるようにします。ACLU(American Civil Liberties Union)は、米国憲法がその市民に与えている自由の擁護者であると自任している組織です。それらの自由は時として不愉快な状況につながる場合もありますが、ACLUは自由の原則が快適さの便宜に勝るという立場を取っています。Open Source Definitionは、オープンソースライセンスの作成者が従うべき指針を定義しています。時にはそれらの作成者がコミュニティにとって受け入れ難いようなライセンスを作ることもありますが、それは原則に問題があるからでしょうか、それとも自由の結果でしょうか?

そして、仲間の理事会メンバーとともに担当する第3の仕事が、組織とコミュニティを代弁する積極的なスポークスマンになり、権力に対して本当のことを言うということです。

もちろん、会長にはOSIのスタッフを管理する責任もあります。最近、法務担当ディレクターと広報担当ディレクターが追加されて、スタッフの人数が増えました。
OSIのライセンスは、手に負えないくらい数が増えつつあるように思えます。OSIの人々はこの評価に賛成ですか、反対ですか?
うーん、私の見解では、この質問はOSIとコミュニティが問うべき質問だと思います。そして確かに、この質問の行き着く先については、私なりの意見があります。

ここで一歩後戻りして、私を成功への道に乗せてくれたライセンス、GNU GPLについて話させてください。私が一番ハックしたかったコードはGNU Cコンパイラであり、たとえ将来他にどんなことが起ころうとも、誰も私の労働の成果を私から奪えないということを、最も強く約束してくれるライセンスがGPLでした。優れたコードと優れたライセンスがあったので、私が1日16