Red Hat Speaks
Bob Lord :
Directory and Security Products シニアディレクター
Red Hatは、最近Netscape Enterprise SuiteのNetscape Directory ServerとNetscape Certificate Management Systemを買収しました。これらの製品は、今後6〜12カ月でRed HatのOpen Source Architecture計画に統合されます。今回は、Directory and Security ProductsのシニアディレクタであるBob Lordにインタビューし、これらのテクノロジに対するRed Hatの計画について聞きました。
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Netscapeで最後にされていた仕事について教えてください。
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一番最近では、Netscape/AOLでDirectory and Securityチームを運営していました。その仕事はしばらく続けていました。仕事を始めたのは1998年で、暗号チームにいました。
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Red Hatでの新しい仕事はどんなものですか?
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Red Hatでの私の仕事は、大部分がNetscape/AOLでやっていた仕事の続きです。Red Hatでこれらのアプリケーションの開発を続け、もっと速く進歩させたいとも思っています。これらのサーバ製品のユーザは次第にRed Hatのお客様になるので、今回の買収には非常に大きな可能性があります。
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Red Hat Directory Serverは、以前はNetscape Directory Serverだったわけですが、どういうものですか?
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Directory Serverでは、ユーザプロファイル、アプリケーション設定、グループデータ、ポリシー、およびアクセス制御情報がネットワークベースの1つのレジストリに集中されます。これによって、冗長な(多くの場合は一貫性のない)情報のソースをなくすことで、ユーザ管理が簡略化されます。LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)という略語を聞いたことがあるかもしれませんが、これを使用してプロトコルクライアントはDirectory Serverと通信します。Mozilla ThunderbirdやMicrosoft Outlook ExpressのようなクライアントはLDAPプロトコルを使用して、ユーザのローカルアドレス帳と「タイプダウンアドレッシング」を拡張します。
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Red Hat Certificate Systemは、以前はNetscape Certificate Management Systemだったわけですが、どういうものですか?
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Certificate Systemとは、ユーザのIDを管理し、通信のプライバシを保証するテクノロジの集合です。これは加入や廃棄など、主要なPKI(Public Key Infrastructure)のライフサイクル機能をすべて処理します。7.0リリースで追加された複数の新機能は、USBキーなど、ハードウェアトークンを組織で展開する際に役立ちます。
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これらの製品のいずれかのソースを公開する計画はありますか?
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Netscape/AOLで、我々はMozillaのNSSモジュールを改良する作業を進めていました。このモジュールは、我々のすべてのサーバ製品、およびMozillaブラウザやメールクライアントで見られる暗号化機能を提供します。我々は、MozillaのLDAP SDKのソースも公開しました。これらのオープンソースプロジェクトはかなりの成功を収めたので、サーバ自体のソースを公開することも将来のある時点では論理的な前進のステップといえます。現在、これらの製品の次期リリースについては契約上の義務が存在します。したがって、これらの計画はすべて今後の数週間で固めることになります。(注:これは2004年12月のインタビューです)
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Red Hatがこれらの製品を自ら作成したり、既存のオープンソースバージョンから開発したりせずに、買収した理由は何ですか?
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これらの製品は多くの大企業で何年間も使用されてきたので、熱心なファンが数多く存在します。Directory Serverは、マルチマスタレプリケーションのようなユニークな機能、それに優れたパフォーマンスと展開可能性を備えています。Certificate Systemもパフォーマンスに優れ、特定のセキュリティ手法でサードパーティの検証を提供します。たとえば、我々は独立の研究所でNSS暗号化ライブラリがFIPS規格に適合することを検証しています。また、Certificate SystemがCommon Criteriaの規格に適合することも実証しました。Certificate Systemはハードウェアセキュリティモジュール(HSM)の優れたサポートを備え、Mozillaブラウザともよく統合されています。
これらのサーバ製品は結合して機能します。たとえば、Certificate Systemのデータベースは実はDirectory Serverインスタンスです。Directory Serverのマルチマスタレプリケーション機能を使用することによって、お客様はCertificate Systemサーバを複製し、パフォーマンスと耐障害性を確保できます。
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Red Hat Directory Serverは、将来、Red HatのオペレーティングシステムでOpenLDAPに取って代わるのですか?
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Directory Serverは洗練されたスケーラブルな製品なので、企業は今後も数年にわたって購入を続けるとみて間違いありません。移行ユーティリティを提供して、既存のOpenLDAPのお客様がRed Hat Directory Serverを試用できるようにするのがいいと考えています。そこから進んで、Red Hat内外の人々にディレクトリインフラストラクチャの必要性をよく理解してもらうために議論していくわけです。