JBoss Enterprise Middleware は、レッドハット社からサポートが提供されるJBoss製品群の総称になります。JBoss Enterprise Middelware は、JBoss Enterprise Platformsと呼ばれる3つのプラットフォーム群とJBoss Enterprise Frameworksと呼ばれる4つのフレームワーク群から構成されています。
2008年3月現在、レッドハットからサポートさせて頂ける製品は、以下のとおりです。
JBoss Enterprise Application Platform 4.2 は、J2EE 1.4完全準拠のJavaアプリケーションサーバです。特徴的な機能としては、J2EE 1.4標準仕様に加えてJava EE 5に含まれる標準仕様、 EJB 3.0やJSF 1.2も併せて提供しています。
アプリケーションフレームワークとして、データベースとの統合を容易にするO/RマッピングフレームワークJBoss Hibernateや次世代アプリケーションフレームワークJBoss Seamが完全に統合され、Java Ee環境において柔軟なアプリケーション設計や実装を支援するだけでなく、Ajaxを利用したWeb2.0対応のWebアプリケーションの開発生産性を劇的に向上することができます。
また、JBoss Cache によるサーバインスタンスを跨る分散キャッシュの実現を容易にし、またこの技術は無停止システムに欠かせないクラスタリング機能にも利用されています。 これらすべての機能は、レッドハット社からサポートされます。
いいえ。JBoss Enterprise Middleware 製品はPure Java で開発されており、Java SDKが動作する様々なオペレーティングシステムでサポートされます。対応OSに関しては、Red Hat Enterprise Linux の他に、Windows, UNIX(Solaris, HP-UXなど)、 他社のLinuxに対応します。JBoss Enterprise Application Platform 4.2 が動作可能なJava SDKのバージョンはJava SE 5です。
JBoss Enterprise 製品は、レッドハットからご提供するサブスクリプションをご購入して頂くことで入手可能です(注意:コミュニティから提供されるJBoss ASなどは、自由に入手可能ですが、レッドハットからはサポートが提供されない製品になります)。ただし、製品を一時的に評価するための製品入手も可能 です。また、併せて、弊社のサブスクリプションサービスの内容を評価するためのアカウントIDをご提供することも可能です。
詳細に関しては、 sales-jp@redhat.comまでお願いします。弊社より製品入手の方法やサブスクリプション評価のための手続きについてお知らせ致します。
はい。可能です。
JBoss Enterprise Application Platformは国際化されたJava で開発されているため日本語を扱うアプリケーションを動作させることが可能です。
Javaの国際化に関してはSun Microsystemsの下記のページを参照ください。
http://java.sun.com/javase/technologies/core/basic/intl/faq_ja.jsp
JBoss Enterprise Application Platform 4.2 のwebコンテナには、Tomcat 6互換であるJBoss Webが採用されています。その為、Tomcat 5.x/5.5.xで動作する多くのTomcat上のWebアプリケーションは、JBoss Enterprise Application Platform 4.2でも問題なく動作します。JBoss Enterprise Application Platform 4.2に乗り換えることのメリットとしては、非サポートのTomcat基盤からサポートされるJBoss Enterprise Application Platform 4.2基盤を利用できることです。また、その他のメリットとしては、JBoss Webによるハイパフォーマンス、安心かつ拡張性のあるクラスタリング環境の利用、J2EE環境の利用がスムーズに行えることだけでなく、JBoss HibernateやJBoss Seam、JBoss jBPMなど将来的なアプリケーションの拡張において、技術の選択肢が増えることです。
さらに重要な点として、JBoss Enterprise Application Platformの開発者の数名は、Apache Tomcat のコア開発者でもあります。その点においてもJBoss Enterprise Application PlatformのWebコンテナを安心してご利用していただけます。
いいえ。
レッドハット社ではJBoss Enterprise Middlewareとしてリリースしている製品のみサポートさせていただく事が可能です。このため、無償版のJBoss製品に関しては基本的にはサポートさせて頂くことはできません。
ただ、特定の製品の特定のバージョンによってはサポートさせていただく場合もあります。また、無償版のJBoss製品からのマイグレーションプログラムも用意しております。詳しくは弊社:弊社:sales-jp@redhat.comまでお問い合わせください。
第一にあげられる理由の1つとしてコストメリットがあります。JBoss製品群は、すべてLGPLに準拠したオープンソースで提供される製品になります ので、ライセンス費用は発生致しません。製品に問題が発生した場合は、レッドハット社だけけでなくお客様自身の環境においてもソースコードから問題の原 因を追求できます。エンドユーザ様にかかる費用は、これらのエンラープライズ向けのサポートに係わる費用のみです。
また、標準という観点から製品を評価した場合、JBoss Enterprise Application Platform 4.2 も他社製品と同等にJ2EE 1.4 の認定を受けており標準的なJ2EE機能を提供しています。ミドルウェアとしての信頼性、拡張性、安定性、パフォーマンスに関しても10億回以上のダウ ンロードにも証明されるように十分な実績が証明になります。最終的には、
さらに、昨今では先進的な標準技術(例えば、JBoss HibernateがEJB 3.0の仕様の中核になったこと、JBoss Seamが次世代フレームワークWebBeans(JSR-299)の仕様になっていること)がオープンソースのコミュニティから誕生しているなど、 オープンソース団体による業界の標準リードが図られています。そのため、オープンソース技術を利用することで商用ベンダーからの技術や製品的なロックイ ンから解放されるという大きなメリットを得ることが可能です。ベンダーロックインの技術がなくなればなくなるほど、ベンダー選定や製品選定の自由度があ がり、将来的においても永続的なコスト削減を実現していくことが可能です。
レッドハット社からサポートされるJBoss Seam が利用できるJava EE基盤は、JBoss Enterprise Application Platform 4.2 になります。(2007年7月現在)JBoss Enterprise Application Platform 4.2 には、バージョン、JBoss Seam 1.2.0_PATCH1 が採用されています。JBoss Seamは、JSFとEJB 3.0/jBPMを効果的に繋ぎあわせることが可能です。JBoss Seamは、Java EEが提供する各コンポーネントを効果的に利用した新世代のWebアプリケーション開発フレームワークを提供します。
JBoss Enterprise Application Platform 4.2には、JBoss Hibernateが完全に統合された環境でリリースされています。JBoss Hibernateは、Javaの世界でO/Rマッピングを実現した完全な開発ライブラリの形で提供されているため、他のミドルウェアもしくは、 Java SDKの環境下においても動作可能です。同時に、レッドハット社は、そのサポートが可能です。ですが、JBoss HibernateがJBoss Enterprise Application Platformに完全に統合されています。
そのメリットは、JBoss Enterprise Application Platform 4.2によるJBoss Cacheを利用した高速なデータ処理、JBoss Seamとの統合、EJB 3.0のJPAの実装としてJBoss Hibernateは統合されています。そのため、JBoss HibernateをJBoss Enterprise Application Platform 4.2上で動作させる効果は、他のプラットフォームで利用される場合に比べてもパフォーマンス、スケーラビリティ、安定性、一貫したサポートの提供とい う観点というメリットがあります。
JBoss jBPMは、データ処理の流れが比較的中長期の業務プロセスとして定義され、かつ変更が要求されるようなプロセスフローのための実行エンジンです。 JBoss jBPMはPure Javaで記述され開発ライブラリとして提供されます。
JBoss jBPMは単純なJavaアプリケーションとして動作機能を提供したり、TomcatやJBoss Enterprise Application Platform、他社のJ2EEアプリケーションサーバの1機能として動作させたりすることが可能です。その為、JBoss jBPMがサポートされる基盤とは、Javaの実行環境となります。
JBoss Enterprise SOA Platform には、JBoss ESB, JBoss jBPM, JBoss RuleなどSOAに係わるすべての要素技術やJBoss製品コンポーネントをJBoss Enterprise Application Platformに統合してきます。現時点では、レッドハット社では、SOA環境の統合基盤としてJBoss Enterprise SOA Platformのリリースを2007年末を予定しております。なお、JBoss ESBに関しては、早期評価プログラムなどをご提供できる場合もございます。
昨今の企業システムにおいては、非同期メッセージ連携基盤の重要性が高まってきています。
SOA基盤の必要性もその流れの先にありますが、その基礎的な 技術要素がMessage Oriented Middleware(MOM)です。MOM製品の代表格としては、IBM WebSphere MQやSonic MQなどがあります。JBoss Enterprise Application Platform 4.2GAでは、JBoss MQが提供されています。
また、JBoss Enterprise Application Platform 4.2.1 では、高速性、高信頼性、かつ、スケーラビリティ・実績共に評価されたJBoss Messagingが統合される予定です。JBoss MQやJBoss Messaging のいづれもレッドハットからサポートされるメッセージング基盤です。JBoss Enterprise Application Platform 4.2を利用することで、多数のシステム連携を高度に連携するシステム連携基盤を構築することが可能です。
レッドハット社から提供されるJBoss製品のサポート条件は以下のURLをご参照ください。
http://www.redhat.com/security/updates/jboss_notes/
はい。基本的にはその製品のサポートは、サブスクリプションサービスにおいては行われません。
サブスクリプションのサービス提供期間内に、製品のアップ グレードをお願いしております。
ただし、サポート期間を過ぎた製品をご利用し続ける必要がある場合、レッドハット社までお問い合わせ(sales-jp@redhat.com)ください。個別にご相談させて頂きます。
JBoss製品はLGPLで提供されるオープンソース製品です。そのため、レッドハット社から提供されるJBoss製品のライセンス費用はかかりません。
レッドハット社からはJBoss Enterprise Middleware 製品群をご利用頂く際の製品利用に関する質疑応答、障害解析やパッチのご提供などのサポートをサブスクリプションという呼び名で有償にてご提供させて頂 いております。サポートの定義と範囲については別途取り決めさせていただいております。詳細については、下記URLをご覧ください。 http://www.jp.redhat.com/support/policy/
本番環境をサポートするJBoss製品のサブスクリプションと、システム開発時のサポートをする開発者向けサブスクリプションの2種類があります。 JBoss製品のサブスクリプションはJBoss製品が配備されるサーバの合計CPU数での課金となります。開発者向けサブスクリプションはサポートア カウントの数により課金されます。
JBoss製品のサブスクリプションは、JBoss製品が配備されるサーバのCPUソケット数をCPU数とてカウントします。ご提供する単位は4CPU もしくは32CPUユニットでのご提供となります。
サブスクリプションサポートは、JBoss製品が配備される本番環境、ステージング環境、ホットスタンバイ環境、テスト環境が配備される対象となります。
CPU数が2つになりますので、JBoss製品の4CPUユニットを1つのサブスクリプションをご購入頂くことになります。
残りの2CPU分を他のシステムで稼働させ、サポートを受ける権利がございます。トータル4CPUを越える場合、4CPUユニット単位で申請いただくことが可能です。レッドハット社では、ご導入企業において、JBoss製品とトータルで12CPU以上ご導入する計画がある場合には、32CPUユニットで御提案させて頂いております。
32CPUユニットもしくは、それ以上のCPU数をご検討の際には、レッドハット社から様々なメリットをご提供させて頂いております。
サブスクリプションは、レッドハット社から提供されるJBossカスタマーサポートポータルから提供されます。サブスクリプションをご購入の際には、JBossカスタマーサポートポータルのアカウントIDが発行され、そのアカウントIDが納品物となります。
JBoss製品を入手する方法は、発行されたアカウントIDを利用してJBossカスタマーサポートポータルにログインし、レッドハット社がサポートする製品、パッチなどをダウンロードすることができます。併せて有用なナレッジ検索などもでき製品利用におけるソリューションを見つけることが可能です。32CPU以上の単位でサブスクリプションをご購入して頂いた場合、レッドハット社よりご提供されるサポートアカウントIDを多くご提供させて頂きます。
該当するプロジェクトが複数存在する場合、ご購入CPUを越えない範囲でJBoss製品をご利用して頂くことを前提とし、複数のサポートポータルのアカウントIDを発行することが可能です。なお、アカウントIDは、サブスクリプションの期間と連動しているため、サブスクリプションの期間が過ぎるとアカウントIDは無効になります。継続して利用するためにはサブスクリプションの更新手続きが必要になります。
プロジェクトやシステムでのJBoss製品が配備されている環境のCPU数が当初申請された個数を上回る場合、JBoss製品のサブスクリプション を追加購入して頂く必要があります。
JBoss製品サブスクリプションは、JBoss製品毎のサポートサービスに割り当てられたサブスクリプションサービスになります。1つの企業内で複数のシステムで利用される場合、その全てのCPUを纏めてご申請することも可能です。
開発者向けサブスクリプションは、システム開発フェーズからプロジェクトをサポートすることのできるサブスクリプションサービスになります。開発者向けサブスクリプションは、問い合わせ担当者毎にサポートアカウントをご用意させていただきます。問い合わせ担当者が従事しているプロジェクトに関する開発時サポートが可能です。
問い合わせ担当者が従事していない他のプロジェクトに関する開発時サポートは対象外になりますのでご注意ください。
JBoss製品のサブスクリプションの期間は、1年もしくは3年となります。期間終了後、サブスクリプションの更新をしていただくことでサポートを継続して頂くことが可能です。
JBoss製品に関するサブスクリプションは、Red Hat Advanced Business Partner、 JBossパートナー、Red Hat Ready Partner各社から購入することが可能です。
JBoss製品の取扱いパートナーに関しては以下URLをご覧ください。
http://www.jp.redhat.com/partners/jboss/
なお、レッドハット社から直接サブスクリプションをご提供することも可能です。
JBoss製品の取扱いパートナーに関しては以下URLをご覧ください。
http://www.jp.redhat.com/partners/jboss/
パートナー各社からはJBoss製品だけでなくパートナー各社特有の技術や製品、サービスを併せてご提供しております。詳細に関しては、パートナー各社 にお問い合わせください。
2008年 4月現在、以下のトレーニングコースを開催しています。
http://www.jp.redhat.com/training/
RH336c JBoss Administration:
JBoss Enterprise Application Platform を扱うシステム管理者のためのコース
http://www.jp.redhat.com/training/jb//courses/jb336c_jboss_administration_without_jboss_on/
RH170 JBoss: SEAM Essentials:
フレームワーク製品であるJBoss SEAMを学ぶ開発者向けコース
http://www.jp.redhat.com/training/jb/courses/jb170_jboss_seam_essentials/
今後も管理運用のためのアドバンスコース、開発者向けのコースなどぞくぞくとJBoss関連コースを追加していく計画です。
JBoss 認定技術者プログラムを提供させて頂いております。認定プログラムをご検討の方は、弊社営業まで個別にお問い合わせください。(※2007年7月現在認 定試験は英語のみの提供となっております。)
レッドハット社では、JBoss 製品やサブスクリプションに関するビジネスパートナーを募集しております。詳細は、以下のURLを参考にしてください。
http://www.jp.redhat.com/partners/ready/