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ハードウェア・コンフィギュレーション・ガイドライン

Cluster Suiteコンフィギュレーションは、ソフトウェアとハードウェアの各種組み合わせから高可用性とパフォーマンスを提供します。
Red Hat Cluster Suite製品にはソフトウェアコンポーネントがすべて含まれていますが、全システム設計の一部としてコンフィギュレーション用に適切なハードウェアの選択が必要です。クラスタハードウェアの大半はハードウェアサプライヤによって独自にRed Hat Cluster Suiteに対応しているため、個々の製品に関する詳細についてはハードウェアベンダーにお問い合わせください。

Red Hat認定ハードウェアコンポーネントのリストは、 http://hardware.redhat.com/ に掲載されています。

Cluster Manager

Cluster Managerの機能を引き出すには、以下のハードウェアコンポーネントが必要です。

ストレージサブシステム

ストレージサブシステムは、クラスタコンフィギュレーションの中核です。クラスタ内の全てのサーバは、共有ストレージサブシステム上のデータにアクセスするため、RAID等の技術でストレージサブシステムの高可用性を実現することが重要です。ストレージサブシステムの選択には以下の3ステップを踏んでください。

  1. ストレージ技術の選択

    Cluster Managerシステムのコンフィギュレーションには、SCSIもしくはFibre Channelハードウェアの使用が可能です。一般的に、2-4台のサーバ構成にはSCSIが、それ以上の場合にはFibre Channelが適切です。
  2. ホスト バス アダプタ(HBA)の選択

    Red Hat Cluster SuiteはホストI/Oアダプタに特別な要求を課さないため、Red Hat Enterprise Linuxでサポートされているアダプタであれば、どれでもクラスタコンフィギュレーションに使用することができます(注:RAID機能を提供するHBAについては、現在のところマルチホスト コンフィギュレーションをサポートする製品が販売されていないため、Cluster Managerで使用できません)。
    以下のサプライヤーをはじめ、全ての主要サプライヤーのSCSI/Fibre Channelホスト アダプタがサポートされています。
  3. 外部共有ストレージアレイ/コントローラの選択

    ストレージコントローラは、マルチホストからディスクへの同時アクセスをサポートしている必要があります。また、SCSIストレージコントローラは、接続ホスト/サーバの各々に電気的に分別されたSCSIポートを提供しなければなりません(マルチホストSCSIバスコンフィギュレーションはサポートされません)。以下に挙げる製品など、上記の要件を満たす高品質ストレージコントローラであれば、Red Hat Cluster Suiteとの連携が可能です。

    アプリケーションデータの継続的な可用性を保持するためには、RAID、冗長コントローラ、ミラーデータキャッシュ、バッテリーバックアップといった高可用性機能を提供するストレージコントローラを推奨します。

パワーコントロールサブシステム

このサブシステムは任意ですが、高レベルのデータ整合性と無人アプリケーションのフェールオーバを必要とするコンフィギュレーションには強く推奨されます。パワーコントロールサブシステムは、稼働クラスタノードによる障害ノードのパワーコントロールを可能にし、別々にストレージへアクセスするのを防止します。パワーコントロールシステムはネットワークベースであり、以下のベンダーから入手できます。

ロードバランシング

IPロードバランシングは、Red Hat Cluster Suiteの一部として提供され、標準のネットワーク接続以外には、特別なハードウェア要件はありません。Red Hat Enterprise LinuxはNetwork Channel Bondingをサポートするため、各クラスタノードで複数のネットワークアダプタを構成することでパフォーマンスが向上します。