JBoss Enterprise Portal Platform
JBoss Enterprise Portal Platformは、さまざまなアプリケーションやコンテンツを集約・統合する企業ポータルソフトウェアです。コンテンツの公開と管理、および機能のカスタマイズを行うためのオープンソース環境を標準規格ベースで提供します。JBoss Enterprise Portal Platformは 実績の高いJ2EE認定アプリケーションプラットフォームである JBoss Enterprise Application Platform 上で稼働するため、動的な情報へのアクセスが容易になり、高いパフォーマンスとスケーラビリティで部門ポータルから全社ポータル、あるいは外部の顧客またはパートナー向けのポータルなどさまざまなポータルを実現することができます。
JBoss Enterprise Portal Platformは従業員やパートナー、顧客を結びつけるポータルをコストパフォーマンス高く構築することが可能です。
JBoss Enterprise Portal Platform 4.3 の新機能
■ ポートレット2.0 の標準仕様 JSR-286に完全準拠
JBoss Enterprise Portal Platform 4.3は、ポートレット仕様の新標準であるポートレット2.0(JSR-286)に完全に準拠しています。ポートレット2.0の仕様では、動的なポートレット間通信が提供され複合アプリケーションの構築が簡単になります。さらに、ポートレットの互換性が向上されているため、市場に流通している標準ポートレットを素早く導入することが可能になりました。また、キャッシュ機能の改善やAjax 機能のサポートされるため、Web2.0に対応したポータルサイトを簡単に構築することが可能になります。
■ 生産性の高いフレームワークによる開発が可能
JBoss Enterprise Portal Platform 4.3では、JBoss Portlet Bridge の実装が提供されました。JBoss Portlet Bridgeでは、ポートレットの開発においてJavaServer Faces(JSF) やJBoss Seam, RichFacesのようなアプリケーションフレームワークを簡単に利用できるようになります。これにより、ポートレットの開発者は、JSFを活用したWebアプリケーションを素早く、簡単に開発できます。また、JBoss Portlet Bridge の実装は、Portlet Bridge の標準仕様であるJSR-301 に完全に準拠しています。
■ JBoss Developer Studio 2.0の開発環境との統合
JBoss Enterprise Portal Platform 4.3では、近日中にリリースが予定されているJBoss Developer Studio 2.0 で提供されるポートレット・ウィザードで開発されたポートレットが動作可能です。ポートレット開発者は、JBoss Developer Studio 2.0を利用することで、ポートレット2.0に準拠したポートレット、あるいは、Portlet Bridge に準拠したポートレットを簡単に開発することが可能になります。
■ ユーザインターフェースの日本語化
JBoss Enterprise Portal Platform 4.3では、完全な日本語リソースが追加されました。ポータル管理やユーザ管理画面などのユーザインターフェースが日本語化されたため、JBoss Enterprise Portal Platform 4.3をインストールし、ポータルの環境設定とユーザ登録などの操作をするだけで、基本的なポータル機能はすぐに利用可能になります。
■ その他の特徴
JBoss Enterprise Portal Platform 4.3は、JBoss Enterprise Application Platform 上に実装されたオープソースポータル製品です。JBoss Enterprise Portal Platform 4.3では、新版に提供された機能以外に、拡張性の高いポータル基盤とポータル管理機能を提供し、さらに、コンテンツ管理機能、ドキュメントワークフロー、Google ガジェットとの連携、シングルサインオン製品との連携など企業ポータルに必要な機能を豊富に揃えています。さらに、レッドハットでは、JBoss Enterprise Portal Platform 4.3の導入を促進させるために、JBoss Enterprise Portal Quick スタートガイドを用意し、グローバルプロフェッショナルサービスにより提供可能にしました。
JBoss Enterprise Application Platform アップデートとサポートポリシー
http://www.jboss.com/products/updates
JBoss Enterprise Portal Platform コンポーネントの詳細
JBoss Enterprise Portal Platform は、JBoss Enterprise Application Platform に追加セットアップする必要があります。
JBoss Enterprise Application Platform の構成コンポーネントの詳細は、
こちら(http://www.jboss.com/products/platforms/application/components)
検証済環境とサポート構成情報
http://www.jboss.com/products/platforms/application/testedconfigurations
特徴と主な利点
ユーザの生産性の改善
JBoss Enterprise Portal Platformは、ポータルフレームワークにより企業の複数のアプリケーションや情報へのアクセスを集約化しコラボレーションをセキュアに提供できます。また、ビジネスプロセスを合理化でき、コストを削減します。
相互運用性とオープンスタンダード
JBoss Enterprise Portal Platform は、オープンスタンダードに準拠したポータル基盤です。
そのため、標準仕様の再利用可能なポートレットをポータルの中のコンポーネントとして取り込み従業員のポータル、お客様のポータル、B2Bのポータルなど、さまざまなポータルで利用することができます。
信頼性とスケーラビリティ
JBoss Enterprise Portal Platformは、業界をリードするアプリケーションサーバ、JBoss Enterprise Application Platform をベースにしています。そのため、ダイナミックな情報へのアクセスをシンプルに実現し、かつ、パフォーマンスやスケーラビリティも実証済みです。
ROIの改善
複数のアプリケーションのユーザインターフェースをポータルで1つに統合することによって、JBoss Enterprise Portal Platformは、既存の企業に存在するWebアプリケーションの効率性と利用制を高めることができます。そのため、新しいアプリケーションやシステム統合における開発工数を減らし、IT投資のROIを改善します。
JSR-168 認定ポートレットコンテナ
- 容易なインストールと動的な導入の機能
- 1つのポータルコンテナ内で複数のポータルインスタンスを実行することが可能
- ポータルインスタンスをクラスタ環境で導入することが可能
- ポートレットに専用の国際化リソースファイルを組み込むことが可能
- JSF(Java Server Faces)、MyFaces、およびSpring MVCを使用してポートレットを実装することが可能
- クラスタ環境でのポートレットセッションの複製により、高い可用性と信頼性を実現可能
- 高度なポートレット間通信により、ポートレットでページ、ポータル、ウィンドウといった他のオブジェクト
- へのリンクを作成することが可能
- WSRPベースのプロファイルの顧客およびメーカーサポート
- プラグイン可能なテーマとして、管理者用のレイアウトウィザード、より安定したレイアウトレンダリング機能など
- 高度な個人別設定により、管理者やユーザが運用中にポートレットを作成/廃棄することが可能
- JBoss Cache、およびJGroupsにより提供されるスケーラビリティと信頼性
- Hibernateにより提供されるデータアクセスとパーシステンス
- ポータルとポートレット全体でのシングルサインオンのサポート
- プラグインおよびカスタマイズ可能な認証サービス
ポータルの管理
- ユーザ登録およびログイン機能
- ユーザプロファイルの作成、編集、および削除
- ユーザグループの作成、編集、および削除
- ユーザへのロールの割り当て
- グループへのユーザの割り当て
- 電子メールによる新規ユーザ登録の確認
- ポータルレイアウトの変更
コンテンツ管理
- Java Content Repository(JSR-170)仕様に準拠
- バイナリコンテンツをシステム上の任意のディレクトリへアップロード(最大ファイルサイズを設定可能)
- ディレクトリ管理:ディレクトリツリー全体を作成、移動、削除、およびコピー
- ファイル管理:ファイルを作成、移動、コピー、および削除。
- ディレクトリブラウザ:手軽にディレクトリツリー内を移動し、操作対象のコレクションを検索。
- バージョン管理:新しいファイルはデフォルトでバージョニングサ ポート付きで作成、管理者は容易に旧バージョンに戻すことが可能。
- カスタムエラーページ:Webサイトのニーズに応じてエラーページを編集することが可能。
- HTMLエディタを統合:HTMLエディタはWYSIWYGモード、プレビュー機能、およびHTMLソース編集モードをサポート
- コンテンツはキャッシングおよびクラスタリングされ、キャッシュ無効化エンジンがコンテンツの変更をクラスタ内の全ノードに伝達
- コンテンツはファイルシステムまたはDBに格納することが可能。
- アーカイブ(zip)をアップロードし、すべてのファイル/フォルダをCMS内で作成することが可能
- 多言語の文書をサポート
サポートされている標準規格
- Portlet Specification and API 1.0(JSR-168)
- Web Services for Remote Portlets 1.0(WSRP)
- Content Repository for Java Technology API(JSR-170)
- Java Server Faces 1.2(JSR-252)
- Java Management Extension(JMX)1.2
- JBoss ASと連携する場合、J2EE 1.4に完全準拠
JBoss Enterprise Portal Platformは、さまざまなアプリケーションやコンテンツを集約・統合するオープンソース・ポータル管理ミドルウェアです。